MG ジェガンの製作⑪ 塗装その1 マスキングによる塗り分けなど

今回は、MG ジェガンの製作⑪をご紹介します！

前回、一通り表面処理をしてパーツ洗浄まで済ませたので、今回から塗装をしていきます。塗装はドット迷彩などを入れてみようかとも思いましたが、各部にモールドを多く追加したこともあって凸凹感が出やすそうだったのでやめて、外装はモールドに沿って2色程度に塗り分けていきたいと思います。

まずはエアインテークですが、内部をメタリックグレーに塗り分けます。外装をライトグリーンで塗装すると透けてしまうので、パーツにホワイトサフ後、外装部分をマスキングテープで覆って外装に影響が出ないようにしておきます。

そして内部をライトガンメタル（フィニッシャーズ）50％+ジャーマングレー（ガイアカラー）30％+ロシアングリーン（Mr.カラー）10％+青15号（ガイアカラー）10％で塗装。

内部パーツ類もライトグレーサフを吹いてキズチェックをしたあと、すべて上記カラーで塗装しておきました。

エアインテークのパーツは内部だけが色分けできたので、今度は内部をマスキングして外装の塗装に備えます。深さがあるのでテープを何重かに重ね、埋めるようにマスキングしています。

外装パーツ各種はホワイトサフでキズチェックをしたあと、エアインテークのパーツを含め、ファンデーションホワイト（フィニッシャーズ）75％+ロシアングリーン（Mr.カラー）15％+コバルトブルー（ガイアカラー）10％でライトグリーンを作って塗装。ややくすみ気味にしてミリタリー感を表現してみました。

バーニアはライトグレーサフを吹いてキズチェック後、下地に艶ありブラック（EX-02ブラック）を吹き、スターブライトシルバー（ガイアカラー）を吹いてその上からクリアーブルー（ガイアカラー）を吹いています。

メタリック塗料はいつものように、粒子ムラが出ないようにメタリックマスターで希釈しています。

続いて塗装した外装パーツを色分けするため、各部にマスキングをしておきます。これが一番地味で手間のかかる作業。地道にコツコツとマスキングをしていきます。境目はピンセットや爪楊枝などでなぞって隙間ができないようにきっちりとマスキング。

外装を色分けする場合、すぐにパーツごとにマスキングしていくと完成時のイメージが湧きにくいので、仮組み時に一旦キットの全身（前後）を撮影しておき、その画像を印刷して色鉛筆などで塗り分けると雰囲気がわかりやすいです。自分はフォトショップなどの画像処理ソフトを使って修正が効くようにして確認しました。

マスキングした外装パーツ類は前述したライトグリーンにダークグリーン（Mr.カラー）少々+ジャーマングレー（ガイアカラー）少々を混ぜて塗装。ダークグリーンとジャーマングレーは入れすぎると乾いた後にかなり差がでて違和感になる場合があるので、塗装時に色味が変わったかどうか分からないくらいが良いかと。

以上、今回はここまでです。汚しはしないながらも、使用感やミリタリー感が表現できたらと思いますが、塗装も塗ってみないとわからない部分が多いので完成してからのお楽しみって感じですね。次回は引き続き各部パーツの塗装をしていきます。