今回は、HG 1/144 MS-06S シャア専用ザクIIのパッケージ、ランナーのレビューをご紹介します!箱絵とランナー各種、説明書、カラーガイド等のレビューも合わせてご紹介していきます。では箱絵からどうぞ。
パケ絵はRX-78-2ガンダムを勢いよく蹴り飛ばすシーンが掲載。ファルメル隊が襲撃したホワイトベース大気圏突入前の名シーンで、背景にはムサイ級戦艦『ファルメル』も掲載されています。ちなみにファルメルは『ムサイを超えたムサイ』とのこと。旧キットが発売されたのが2002年7月なので、ちょうど18年後のリバイブとなります。
パッケージサイズは一般的なHGよりも1cm程度大きめ。武装がそこそこ付属し、キット自体もしっかりとした構造なのでこのサイズになっているようです。
横絵は装備品各種を使ったアクションポーズや豊富な各部可動ギミック、腰アーマーの硬化素材、軟式素材の組み換えによる可動域の変化などが記載されています。反対側はガンダムに向けてザクバズーカを放つシャア専用ザクⅡの劇中イメージが掲載されています。おそらく北米大陸でガルマを出し抜く際の一コマかと。
開封。パッケージサイズに対し、中身は割と余裕があります。
全部で4袋分のランナー。軟式素材の腰部パーツは小分けされていました。
説明書。黒背景にキットが掲載されたHGUCフォーマットですが、意図してか、今回のシャアザクはガワラ立ちで掲載されています。前腕はロール可動するのでガワラ立ちは容易。大河原氏曰く、ザクは「ガンダムよりももっとカッコイイものを作ってやる」といういう反骨精神から生まれたらしいです。
一通り説明書をどうぞ。
以上、説明書でした。部分的にHGUC高機動型ザクやオリジン版ザクのような構造を交えつつ、新規造形にて再現されています。見た目はそれほど動く印象はないですけど、内部はよく考えられた構造になっていますね。そして腰部を軟式素材に組み換えることでさらに柔軟に可動するようになりますし、何より腰部パーツのポロリを気にしないで良いのはかなりのユーザビリティ向上に繋がっていると思います。
カラーガイド。色種自体は少なめ。レッド系3色に内部・関節のダークグレーと、モノアイが色分けされる程度と配色はかなりシンプルです。マスキング塗装も必要ないので塗装もラクそう。外装のピンク成型色は旧キットと同じですが、カラーガイドは旧キットやオリジン版ザクとは違うものになっていました。
では各ランナーを簡単に見ていきます。
↑Aランナー。ダークレッド、ピンク、ダークグレー、レッドのイロプラランナーで、各部動力パイプや胴体部、ソール部パーツなど。
↑B1ランナー。ピンク成型色で、頭部や腕部、脚部パーツなど。右下の21番パーツが省かれていますが、量産タイプのザク頭部パーツですかね。
↑C1ランナー。ダークグレー成型色で、各部内部パーツや関節パーツ、ハンドパーツなど。こちらも右上がスイッチで何か省かれているっぽいです。
↑B2、C1ランナー。B2はB1の一部と同じ、C2はC1の一部と同じです。
↑D、Eランナー、ホイルシールです。Dはダークレッド成型色で、軟式素材の腰部パーツ。Eはダークグレー成型色で、ザクバズーカやザクマシンガンなどの武装パーツやハンドパーツ。HGUC黒い三連星専用ザクⅡからの流用です。
以上です。B1ランナーに一部パーツが省かれているあたり、今後このフォーマットで量産型ザクⅡがキット化予定なのかもしれません。その他にも、ランナー各種にスイッチがあるっぽいので、高機動型ザク系のキット化もあるかもしれませんね。このフォーマットでバリエ展開されるのは楽しみですし、MGでキット化されたエースパイロット各機もHGでキット化されると面白いですね。
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