今回は、RG 1/144 MS-06S シャア専用ザクのパッケージ、ランナーのレビューをご紹介します!箱絵とランナー各種、説明書、カラーガイド等のレビューも合わせてご紹介していきます。では箱絵からどうぞ。
パケ絵はザクマシンガンを持った素立ちシャアザクとフェイスアップ画像が掲載されたRGフォーマット。HGとは違った高級感あるデザインで描かれています。赤いザクなだけあって色味も鮮やか。フェイスアップは細部やモールドの継ぎ目、角(かど)にチッピングが施されるなど、リアルなイラストが描かれています。
パッケージサイズは一般的なHGよりも横幅と高さが1cm程度大きめ。
横絵はアドバンスド・MS・ジョイントを含めた内部フレームや動力パイプの分割構造、各部ディテールの詳細などが細かく掲載。反対側も立て膝をつく姿やザクバズーカによるポージング、細部造形などが多数掲載されています。
開封。
全部で6袋分のランナーです。
説明書。表紙はパッケージと同じシャア専用ザクのフェイスアップ画像。RG初期に発売されたキットなので、RG RX-78-2ガンダムと同様、組立方法の他にキット各部の詳細や、開発シーンのイラストを使ったMS-06Sシャア専用ザク実機の構造などが掲載されています。読み物としても楽しめる一冊になってますね。
一通り説明書をどうぞ。
以上、説明書でした。RG初のザク系キットなので、発売当初はかなり注目度が高かったと思います。今でこそ高機動型ザクなどのバリエ機が多数キット化されたり、アドバンスド・MS・ジョイントが使われないRGも出てきていますが、それでも腕部や脚部のパーツ分割や色分けの実現度、可動幅の広さなどを見ても秀逸なキットですね。
説明書は表面と裏面で一つの絵柄になっています。
カラーガイド。赤の色種が多く、分量なども違っているので、調色はなかなか大変な作業となりそうです。パーツも小さいものが多いので紛失しないように注意が必要。その代わりマスキング塗装はほとんど必要なく、パーツごとに塗装すればいいだけなのでその点はラク。楽しみながらじっくりと塗装、制作していきたいですね。
では各ランナーを簡単に見ていきます。
↑Aランナー。濃いピンク、濃いレッド、明るいレッド、クリアーのイロプラランナーで、頭部や胴体部外装パーツ、シャア・アズナブルフィギュアなど。
↑Bランナー。ダークグレー成型色で、アドバンスド・MS・ジョイントパーツや動力パイプの中軸パーツ。
↑Cランナー。淡いピンク成型色で、腕部や脚部外装パーツ類です。
↑Dランナー。ダークグレー成型色で、各部内部パーツや肩シールド、スパイクアーマー用のアームパーツなど、比較的強度が必要な箇所のパーツ類です。ABS樹脂素材。
↑Eランナー。グレー成型色で、各部の関節や内部パーツ、ザクマシンガン、ザクバズーカパーツなど。
↑F1ランナー。ピンク成型色で、頭部や腕部、肩シールド、スパイクアーマー動力パイプパーツなど。
↑G1、G2ランナー。ピンク成型色で、腕部や脚部外装パーツ。
↑Hランナー。ダークグレー成型色で、前腕、肘、ソール部パーツやザクバズーカ、ザクマシンガン、ヒートホークといった武装パーツ。
↑リアリスティックデカール、脚部動力パイプ用のスプリングです。
以上です。このシャアザクはアドバンスド・MS・ジョイントフレームを用いつつ、全体的にも完成度が高いキットに仕上がっているようですね。ただ、高機動型ザクなどはどうしても腕が武器重量に耐えられなかったり、RGシナンジュは無理くり延長されていたりと、流用されたキットはやや落ち度が目立ちます。
なので、アドバンスド・MS・ジョイントは精密すぎるが故に、流用するには不向きなフレームなのかも。今後は細部にのみ使われることになりそうですが、精密かつ高可動を実現したフレームとしては、たしかに功績を残した称賛できる構造と言えそうですね。
⇒楽天でRG MS-06S シャア専用ザクを探す
⇒駿河屋でRG MS-06S シャア専用ザクを探す
⇒ヤフーショッピングでRG MS-06S シャア専用ザクを探す