今回は、Figure-rise Mechanics ハロ[ピンク]のレビューをご紹介します!
Figure-rise Mechanics ハロ[ピンク]は、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』他に登場するラクスのマスコットキャラクター『ピンクハロ』のFigure-rise Mechanicsキットです。手のひらに乗る直径80mmでの再現。目の可動ギミックにより、ノーマルやつり目、たれ目といった多彩な表情が演出可能なキットになっています。手足の引き出しギミックによって元気で可愛らしいハロも表現可能。価格は1,980円(税込み)です。
2018年12月に発売されたFigure-rise Mechanics ハロ(以下、緑ハロ)をベースに、機動戦士ガンダムSEED DESTINY他に登場したピンクハロのカラーリングが成形色で再現されています。内部フレームも一部が新規造形での再現となっています。
球状で設置した状態でのディスプレイが難しいため、付属の専用台座でディスプレイさせるようになっています。多数パーツの組み合わせによる内部メカが造形されているため、ずっしりとした重量感があります。
俯瞰。
外装は緑ハロと全く同じ形状。パーツの内側にはモールドが造形されています。
クリアーピンクの外装パーツが付属。こちらも内外にモールドが入っています。
目の部分に穴が空いていない外装パーツとLEDユニットのライト組み込み用パーツ✕2が付属。
内部フレームパーツが余剰で付属します。パーツが足りないので、緑ハロと同じ内部フレームで組むことはできません。
外装パーツを外した状態で。緑ハロは額に小型のハロが内蔵されていましたが、こちらは腹部に小型のハロが造形されています。内部フレームのモールドや造形も異なり、半分くらいが新規パーツ構成になっています。
内部フレームはメタリック調のパープルやグレー成型色での再現。
緑ハロと並べて。外装の形状などは同じ。台座は成型色がアイアン系の成型色になっています。
内部フレームを緑ハロと比較して。成型色も対称的なくらいに異なりますが、表裏の形状も違っているので全体的な印象も少し違います。表面は額のハロと目の周り、腹部のハロなど。裏面は中央の帯造形が違っています。
額(SIMユニットホルダー)には『HARO』と印字されています。目の側面には丸型のハイパーデュアルマイクシステムや網状のバイオミメティクスダイアフラム(高性能スピーカーユニット)が造形されています。
腹部のハロはメタリックパープル成型色。腹部ハロの目は緑ハロのように色分けされていません。このハロは高性能AIユニットです。
ハロの内部メカには、前面から右回りに「H」 「A」「R」「O」という文字が造形されています。何気ない部分ですが面白みがあって良いですね。
腹部は開閉可能で、内部にはボックスタイプのオールソリッドステイトバッテリー(以下バッテリーパーツ)が格納されています。こちらも口をあんぐりと開けた感じなのが面白いです(笑)
緑ハロのバッテリーパーツ(画像右)と並べて比較。バッテリーパーツも緑ハロのものとはデザインが異なり、「0086」や「H」などのロゴはなし。表面には通常の小さい「HARO」文字のみが印字されています。
目は下部のレバーを動かすことで表情を変化させることができます。再現できるのは「怒り」、「通常」、「悲しみ」の3タイプ。画像ではちょっとわかりにくいですが、赤丸の部分にレバーを合わせると「通常」の状態になります。
画像上からそれぞれ「怒り」、「通常」、「悲しみ」になります。劇中で何度となく見たハロの表情。
内部構造は緑ハロと同じ。腕や脚が収納可能です。つなぎ目は複数パーツの組み合わせでフレキシブルに可動します。
外装パーツを取り付け、耳を開いた状態で簡単に演出。アクションベースなどへのディスプレイは出来ないので、この専用台座に乗せた状態で楽しむようになります。
手足を伸ばした状態で。ピンクハロならではの可愛らしさがあります。
ライト組み込み用パーツは台座裏に収納可能。穴が空いていない外装パーツを取り付けた時用の目シールが付属します。
LEDユニットは別売りの発光ユニット2灯式を内蔵させます。こちらも電池(ボタン電池LR44×3)が別売りなので、それも用意する必要があります。
LEDユニットの内臓は、外装パーツを外し、腹部を展開させて目周りのパーツを外します。そしてLEDユニットのライトに接続パーツを組み込みます。分解は面倒ですが、パーツの組み合わせがそれほど硬くはないので、割とラクに内蔵できます。
ライトを目のパーツに埋め込み、LEDユニットと共に内部に押し込みます。コードはユニットを包むようにして、できるだけ干渉しないように収納していきます。
LEDユニットを発光させ、穴なしの外装パーツを被せた状態で。目の部分からライトが透けて赤く輝いています。画像と実物では少し感じが違っていますね。実物は目の周りがボヤッと滲んだように発光するのに対し、画像ではくっきりとした楕円になっています。
穴なしの外装パーツは目の部分が薄くなっているため、LED点灯時に透けて表面に映り出るようになっています。
目を動かして怒り目の表情に。怒っても可愛いですね。「てやんでぃ!!」(笑)
通常の穴空きパーツだと、目の部分がくっきりと発光した状態になります。
目の角度を変えた状態で穴あきパーツを取り付けるとこんな感じに。
「ミトメタクナーイ!」
外装をクリアーパーツに組み替えて。内部フレームが透けて見えています。外装内側のモールドもくっきりとラインとして浮き出るので、内部メカのデザインとメカニカルなフレームモールドを同時に楽しむことができます。
クリアの外装パーツを被せた状態でLEDを発光させて。かなり神秘的な感じになりますね。
適当に何枚かどうぞ。
以上です。外装がピンクということで、独特の可愛らしさがありますし、ラクス所有ということで女性のマスコット的なファンシーさが表現されているような気がします。クリアー外装も鮮やかですし、内部フレームが露出するメカニカルな演出も緑ハロとは一味違った良さがあります。
欠点的にもそんなになく、緑ハロとほぼ変わらず外装パーツの合わせ目箇所に隙間ができやすいくらいなのと、LEDユニットなどを組み込むときに手間がかかるというくらいで、これらもそれほど不自由さはないですね。
内部メカも緑ハロとは違ったやや未来的なSEED系の造形になっていて、内部メカの腹部周り(右から一周してHAROと文字が造形)や額など各部に『HARO』が印字されるなど、ユニークさも併せ持つなかなか魅力的なキットでした。
⇒アマゾンでFigure-rise Mechanics ハロ[ピンク]を探す
⇒あみあみでFigure-rise Mechanics ハロ[ピンク]を探す
⇒DMM.comでFigure-rise Mechanics ハロ[ピンク]を探す
⇒楽天でFigure-rise Mechanics ハロ[ピンク]を探す
⇒駿河屋でFigure-rise Mechanics ハロ[ピンク]を探す
⇒ヤフーショッピングでFigure-rise Mechanics ハロ[ピンク]を探す