今回は、MG 1/100 RGM-79 ジム Ver.2.0のパッケージ・ランナーのレビューをご紹介します!箱絵とランナー各種、説明書、カラーガイド等のレビューも合わせてご紹介していきます。では箱絵からどうぞ。
パケ絵はビームサーベルとシールドを装備して身構えるRGM-79ジムの姿が掲載。背景は草木が覆い茂るジャングルで、地面には撃破された量産型ズゴックやジムの後ろ姿、上空にはガウや降下するザクⅡなどが描かれています。おそらく劇中、ジャブロー攻防戦のワンシーンですね。ホワイトベースを追撃したジオン軍はジャブローに侵攻しますが、圧倒的な戦力の前に撃破されていきました。
パッケージサイズは一般的なHGよりも縦横が1cm程度大きく、高さは3cm程度大きめ。旧MGでよく見られる大きさですが、内部フレームが完全に再現され、武装類も程よく揃っているのでこれくらいのサイズになっているようです。
横絵は各部可動ギミックやコックピットハッチの開閉、付属武装などが事細かく掲載。その他、腰部フロントアーマーの2分割、3分割仕様や不死身の第4小隊、ジャック・ザ・ハロウィン、ホワイト・ディンゴなどのエンブレムが収録されたマーキングシールについても掲載されています。
開封。
全部で6袋分のランナーです。
説明書は大判B5サイズで、表紙は現在のものと同じ黒枠仕様。ちょうどMG RX-78-2 ガンダム Ver.2.0辺りからこの仕様になったようですね。基本的にパケ絵がそのまま反映されているため、デザインもそのパケ絵次第。もはや定番過ぎて今後も特に変える必要はないと思います。
一通り説明書をどうぞ。
以上、説明書でした。ジム用のランナーが新造されているため、少しパーツを求めてランナーを寄る必要がありますが、基本的にはMG RX-780ガンダムVer.2.0と同じ構造なので組み立てはラク。多くのキットがこの構造を元に作られているので、ガンダムやジム系のMGを組んでいれば勝手知ったるフォーマットと言えるかもですね。
カラーガイド。調色はそこそこ細かいですが、ほぼパーツごとに塗装すればいいので塗装はラクそうです。内部フレームはメタリック調に塗装すると金属感が出て良さそうですね。外装にモールドが殆どないので、スジボリなどしてオリジナルのジムを作り上げるのもありかと。
では各ランナーを簡単に見ていきます。
↑Aランナー。ライトブルー、グレー、イエロー、クリアグリーンのイロプラランナーで、頭部や胴体部、脚部、バックパックなどの内外パーツ。以下、しばらくMG RGM-79ジムVer.2.0用の新規ランナーです。
↑Bランナー。レッド成型色で、胴体部や肩部、ソール部パーツ、シールドパーツなど。
↑Cランナー。グレー成型色で、頭部やコックピットブロック、ビーム・スプレーガン、ハイパー・バズーカパーツなど。
↑Dランナー。ホワイト成型色で、サーベル柄やパイロットフィギュア、ハイパー・バズーカ、シールドパーツなど。MG RX-78-2ガンダムVer.2.0からの流用ですが、左上のコアファイターパーツや右下のガンダム用頭部パーツなどが省かれています。
↑Eランナー。ライトブルー成型色で、腕部や脚部外装パーツ。MG RX-78-2ガンダムVer.2.0からの流用ですが、右側のガンダム用腰部・脚部外装パーツなどが省かれています。
↑Fランナー。ライトブルー成型色で、こちらも腕部や脚部外装パーツです。MG RX-78-2ガンダムVer.2.0からの流用ですが、右側の肩部と脚部外装パーツが省かれています。
↑Gランナー。グレー成型色で、首や手甲、脚部内部パーツなど。MG RX-78-2ガンダムVer.2.0からの流用ですが、下の脚部内部パーツやバックパック、スーパーナパームパーツなどが省かれています。
↑Hランナー。グレー成型色で、胴体部内部パーツ。ABS素材です。MG RX-78-2ガンダムVer.2.0からの流用ですが、左上の頭部内部パーツや右下のコアファイター用パーツなどが省かれています。
↑Iランナー。グレー成型色で、腰部や腕部、内部パーツ、ハンドパーツ、バックパックパーツ、シールドパーツなど様々。ABS素材です。MG RX-78-2ガンダムVer.2.0からの流用ランナー。
↑Jランナー。グレー成型色で、脚部内部パーツ。ABS素材です。MG RX-78-2ガンダムVer.2.0からの流用ランナー。
↑SB1(クリアピンクのビームサーベル刃)、ポリキャップ(PC-202)、ホイルシール、マーキングシール、ガンダムデカールです。
以上です。このMG RX-78-2ガンダムVer.2.0フォーマットは以降のジム系などにも多数流用されていますが、ジム・スナイパーⅡやジム・コマンドなどはヘタれると肩が垂れ下がったりで関節が弱くなってくるのが欠点でもあります。フォーマットの影響でプロポーションデザインの自由度も制限されるので、そういった意味ではそろそろVer.3.0のキット化もありなのかなと思います。そしてバリエーション機をまた一から展開し直して・・・・;
⇒あみあみでMG ジム Ver.2.0を探す
⇒DMM.comでMG ジム Ver.2.0を探す
⇒駿河屋でMG ジム Ver.2.0を探す
⇒楽天でMG ジム Ver.2.0を探す
⇒ヤフーショッピングでMG ジム Ver.2.0を探す
キットの組み立てには『ヌルっと切れる片刃ニッパー』を使用しています。切れ味はもちろん優秀。薄刃ですが強度が高く、長持ちするのでおすすめです。⇒ヌルっと切れる片刃ニッパーのレビューはこちら