今回は、MG 1/100 ダブルゼータガンダムVer.Kaのパッケージ、ランナーのレビューをご紹介します!箱絵とランナー各種、説明書等のレビューも合わせてご紹介していきます。では箱絵からどうぞ。
箱絵はVer.Kaなのでカトキハジメ氏描き下ろしのキットデザインがプリントされています。背景は少し薄めにプリントされたコア・トップ、コア・ファイター、コア・ベースの飛行シーンが掲載され、前面には何度も思案・調整された凛々しいダブルゼータガンダムが掲載されています。
箱の大きさはMGジャスティスガンダムと同じで、MG定番のサイズ。またツミプラの厚みが増します。(嬉しいような悲しいような(T^T))
Ver.Kaキャンペーンとして、プレミアムデカール付属しています。キャンペーンの告知前に予約した商品ですが、それでもデカール付属のものが送られてきて良かったです♪
横絵はVer.Kaおなじみのアクションポーズもギミック紹介もないシンプルなデザインです。このようにシンプルなほうが、デザイン的に高級感を感じます。
では開封。箱いっぱいにランナーが入っています。ほぼ満タンでスペースなし。どのランナーも細かいパーツに分かれていて組ごたえがありそうです。
全部で9袋分のランナー。
最近のガンプラにはだいたい入れてあるガンダムビルドファイターズ、トワイライトアクシズのチラシが入っていました。
そしてこのMGダブルゼータガンダムVer.Kaをよりディテールアップしたキットにさせてくれる強化型拡張パーツのチラシも入っていました。写真を見る限り、布団とアーマーやショルダーアーマー、足首から下の部分のパーツなどがチラチラと違っている感じです。全体的にシャープな印象が強くなっていますね。
MGνガンダムVer.Kaが組み換えやサイコフレーム展開で全体のデザインバランスがいいものになっていたので、このダブルゼータでは別売りのパーツを換装させることでデザインバランスの強化も測っているような感じです。今回はそのデザインアップさえも別売りパーツで再現させようというなんとも売り方が巧妙な・・・・^_^;
では説明書を見ていきます。変形機構も記載されているので肉厚。ページ数は全31ページになっています。表紙はバストアップ画像が加工されたものです。
1ページ目は塗装済みキットを用いて各部の詳細が記載されています。全体的に幅広い内容なので、深く知りたい場合はウェブに公開されている開発ドキュメントをご覧になったほうがより深く楽しめるかもです。
では一通り説明書をどうぞ。
以上、説明書でした。全体的に組み立てパーツが多いですが、組み間違いも破損も、誤って切り取ってしまうようなところも極力ないように構成されていると思います。なので、しばらくガンプラから遠ざかっていたダブルゼータ世代の方でもすぐに取り組むことができると思いますし、完成度が高いので組んだ後の感動はしっかりと味わえるものになっていると思いますよ。
ではここから各ランナーを見ていきます。
↑Aランナー。クリアー、ホワイト、ブルー、イエローのイロプラランナーです。同じものが2枚あります。頭部や胸部、各部ダクトやコア・ファイター用パーツなど。一部にアンダーゲートが採用されています。
↑Bランナー。グレーのランナーです。胸部や腰部、2連装メガ・ビームライフル、マニピュレーターなどの複合ランナーです。
↑Cランナー。グレーのランナーです。同じものが2枚あります。バックパックや腕部、ウイングシールドなどの内部パーツ類です。
↑Dランナー。グレーのランナーです。同じものが2枚あります。脚部や肩部などの内部パーツ類です。
↑Eランナー。ホワイトのランナーです。同じものが2枚あります。脚部や腕部などの外装パーツ類で、こちらもアンダーゲートが採用されているランナーです。
↑F1ランナー。レッドのランナーです。ウイングシールドやバックパック用アーム、21連装ミサイル・ランチャーの弾頭パーツ、各部ダクトパーツなどがあります。アンダーゲートありです。
↑F2ランナー。レッドのランナーです。F1ランナーの一部と同じです。
↑G1ランナー。ホワイトのランナーです。頭部パーツ類やフロントアーマー、ジュドー・アーシタフィギュアなどがあります。
↑G2ランナー。エクストラフィニッシュ加工のシルバーランナーです。ホワイトのランナーにシルバーのスプレー塗料を吹きかけたような、言ってしまえば単純塗装のランナーになっています。黒成型色にシルバースプレーのほうが色が引き立つ気もしますが、コスト的なことも考えると・・・って感じです^_^; 各部のちょっとしたワンポイントパーツとして使用します。
↑Hランナー。ブルーのランナーです。2連装メガビームライフルや胸部などのパーツ類です。こちらもアンダーゲートありです。
↑Iランナー。ダークブルーのランナーです。同じものが2枚あります。バックパックのパーツ類です。バックパックは左右とも同じ形状で、パーツの組み位置変更で左右に配置させるようになっています。
↑ハイパービームサーベル刃とポリキャップ(PC-211)です。PC-211はMG百式Ver.2.0などにも使用されています。
↑付属の水転写デカール、ホイルシール、そしてキャンペーン中のプレミアムデカール(画像右)です。プレミアムデカールはMGフリーダムガンダムやMGプロヴィデンスガンダムなどにも付属しているメタリックカラーのデカールになっています。このシールを貼ってつや消しコートをしても、メタリック感が消えることなく表現できます。
以上です。変形機構があることでなかなか複雑でパーツ数も多くなっていますが、それでもMGザンライザーなどに比べるとまだ思いっきりハードというほどではないと思います。左右対称の箇所も多いので特に迷うこともなく組み立てられますね。
関節強度が高いですし、各部ストッパー機構が付いているので人型も飛行形態もかっちりとしていてディスプレイもし易いです。ただ、ブンドドや遊びを楽しむにはやや不安定さもあるので、やはりお気に入りのポージングをさせたらディスプレイして飾っておくのがふさわしいキットかな~と思います。スタイルやデザインバランスも見事ですし、歴代のダブルゼータキットの中では一番くらいのプロポーションになっているのではないでしょうか。
ダブルゼータといえば昔ハイコンプリートモデルを持っていましたが、変形機構に関しては規格ということもあって昔と変わってないんだなーという印象を受けました。脚やウイングシールドを回転させたりする可動も懐かしく、昔を思い出すくらいで愛着も感じますね。自分と同じくらいの世代の方だとその感覚を懐かしむ方もいらっしゃるでしょうし、大人になってなおガンダムに関われるのは改めて嬉しさも感じさせるキットでした。
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