MG F90IIIY クラスターガンダム用 ミッションパック Xタイプ レビュー

今回は、MG 1/100 F90IIIY クラスターガンダム用 ミッションパック Xタイプのレビューをご紹介します!

MG F90IIIY クラスターガンダム用 ミッションパック Xタイプは、プレミアムバンダイ企画『F90 A to Z PROJECT』より、MS「F90ⅢY クラスターガンダム」に対応するミッションパック「Xタイプ」の1/100スケールモデルキットです。幻のミッションパック「Xタイプ」を新規造形で再現。MG F90IIIY クラスターガンダム(別売り)と組み合わせることで、「F90Xタイプ」が再現可能となっています。Xフォートレス形態への変形も可能。価格は3,850円(税込み)。プレミアムバンダイ限定の商品です。

■付属品

ミッションパック・X、ビームシールドエフェクトパーツ✕2、ランディングギアパーツ3種が付属。

余剰パーツが少し付属します。

ホイルシールと専用の水転写デカールが付属。ホイルシールはダブルビームキャノンのセンサー、ミッションパック用ハンガーのネームプレートを補います。一方の水転写デカールは形式番号や各部のコーションマークなどを補うようになっています。

■ミッションパック・X

ミッションパック・X。単騎による要塞攻略をコンセプトとして開発されたF90III専用のミッションパックです。ゼノビア(複合兵装ユニット)やミサイル・ユニット、プロペラント・タンクといった武装類を持つ無人支援戦闘機で、1stに登場するGアーマーに似た特徴的なミッションパックになっています。特に他キットからのパーツ流用はなし。新規造形での再現です。

成形色はブルーやレッドを基調に、各部にイエロー、ダークグレーを配色。各部がパーツで細かく色分けされているため、塗装も殆ど必要がありません。

ダークグレー成形色パーツはKPS素材での再現となっています。その他の成形色パーツもKPSっぽいマットな質感の素材が使用されています。ABSは使用されていないので、塗装時のクラックを気にする必要はなさそうです。

多数ユニットの組み合わせで構成されていますが、各部にロック機構があるため、しっかりと形状を維持することができます。

■各部形状

ミッションパック・Xの各部を見ていきます。

■機首

まずは機首部分から。機首中央部はクラスターガンダムのコア・ファイターを接続するための連結ユニットになっています。

連結ユニットの下部にあるグレーのサーベルホルダーはボールジョイント接続で柔軟に可動。その外側にはイエローのスリットダクトが多数造形。ダクトは2個パーツ構成で造りが細かいです。

■ゼノビア(複合兵装ユニット)

機首の左右側面にはゼノビアを装備。ダブル・ビーム・キャノンやビームシールドとしての機能を持つ複合兵装ユニットになっています。ダブル・ビーム・キャノンはダークグレー成形色で渋みがありますが、表面の十字マークはイエローパーツでの色分けでミリタリー感とヒロイックさを併せ持つデザインになっています。

ゼノビアはミッションパック・X本体から取り外しが可能。裏面には肉抜き穴がありますが、モールドっぽくデザインされているのでそのままでも良いかも。

ダブル・ビーム・キャノンは左右で個別に展開可能。

砲身部も上下の組み合わせで合わせ目はモールド化されています。砲口部分は別パーツ化されているので、メタリック塗料などで塗り分けても良さそう。上部センサーはグリーンのシールでの色分けです。

イエローの十字パーツを組み替えることで、付属のビームシールドエフェクトパーツが組み付け可能。ビームシールドの展開状態を再現することができます。エフェクトパーツはブラックライトには反応しませんでした。

■複合ユニット

ミッションパック・Xの左右には、四発式偏向スラスターやプロペラント・タンク、ミサイル・ユニットを備えた複合ユニットを装備。

こちらもボールジョイントと簡単なダボ接続で取り外しが可能です。取付時は部分的なロック機構でしっかりと固定されているため、自然に外れたりバラけて形状が変わったりということはありません。

更に各部ユニットはプロペラント・タンク兼用のミサイル・ユニット、ウイングユニット、小型ミノフスキーフライトユニットなどに細かく分解できるようになっています。

プロペラント・タンク兼用のミサイル・ユニット。先端のイエローダクトは引き出しギミックとヒンジ接続部によってコンパクトに折りたたみが可能。赤い装甲も展開し、内部からミサイルの弾頭が露出します。特に色分けが必要な箇所はないですが、側面ダクトなどはグレーなどに塗り分けてみても良さそうです。

ユニットは左右の組み合わせですが、合わせ目は段落ちモールド化されています。

後部スラスターも内部がイエローパーツで細かく色分けされるなど完成度が高め。

複合ユニットの上部にマウントしている小型ミノフスキー・フライトユニット。派手な装備ではなく、ブルー成形色パーツでコンパクトにまとめられています。青い装甲は各部とも左右の組み合わせですが、合わせ目は段落ちモールド化されています。

側面装甲は展開可能。表情を変化させることができます。

ウイングユニット。青いプロペラント・タンクと幅広の赤いウイングを持つユニットになります。ミッションパックDタイプの増加スラスターユニットを発展させたプロペラント・タンク及び熱核スラスターを搭載とのこと。各部ダクトはパーツで細かく色分けされています。

内側にはメカニカルな裏打ちパーツが造形。

内側のジョイントパーツは取り外しが可能。反転させて組み付けることでジョイントの形状が変えられるようになっています。

ウイングは少し引き出すことでロックが解除され、上下に折りたたみが可能です。先端が突き出ているので、引っ掛けて折ってしまわないように注意。

■クラスターガンダム格納部

クラスターガンダム格納部。後部にはスラスターやアームが造形。スラスターは各部ともパーツで細かく色分けされていますし、内部もモールド入りの裏打ちパーツでしっかりと造り込まれています。

一部ロックを外すことで、青いカバーパーツは展開が可能。後部アームも柔軟に可動します。

内部の増設ジェネレーターも取り外しが可能。やや固定強度が高いので、パーツに傷をつけないよう丁寧に取り外します。あまり見えない部分なので、無理に組み付けておく必要はなさそうな気も・・・・。

■他キットとの比較

HGUC RX-78-2ガンダム(リバイブ版)、MGジム・コマンド(コロニー戦仕様)と並べて大きさを確認。特別大柄な感じではないですが、戦闘支援機としてはやや大きめかなという感じはしますね。他のミッションパックと比べても大きめ。

MG F90IIIYクラスターガンダムと並べて。組み合わせても特に違和感は無いようです。ブルーやイエロー、レッドの成形色も同色くらいにとても良く似た色味になっています。

⇒MG F90IIIY クラスターガンダム レビュー

■ディスプレイ

格納部の内側にディスプレイ用の太めのジョイント穴があるので、そちらを利用すれば、ミッションパック・Xを浮かせてディスプレイさせることができます。そこそこ重量がありますが、1/144用の細い支柱でも単体でディスプレイさせることは可能でした。

そこそこ大きさがあるので、浮かせてディスプレイさせるだけでも重厚な雰囲気が醸し出されて良いですね。

下部の青いカバーパーツが支柱と干渉して少し邪魔なので、開いて避けた状態にしておいても良さそうです。

小型ミノフスキー・フライトの可動やミサイルポッドのハッチ展開に加え、ダブル・ビーム・キャノンも少しですが可動するので、各部を展開してちょっとした表情の変化を楽しんでみても良さそうです。

MG F90IIIYクラスターガンダムと組み合わせてディスプレイ。

青いカバーパーツを外し、付属のランディングギアパーツを組み付けることで駐機状態も再現できます。

■F90Xタイプ

ミッションパック・Xを分解し、MGクラスターガンダム(別売り)と組み合わせてF90Xタイプを再現していきます。まずはミッションパック・Xからウイングユニット、ゼノビア(複合兵装ユニット)、小型ミノフスキー・フライトをバラします。

基部(複合ユニット含む)は底面の青いカバーをロックを外して展開。内側の増設ジェネレーターも取り外しておきます。

上部の青い装甲のロックを外して下げ、内側のサーベルホルダーは上向きに。イエローのダクトはロックを外して後方に折りたたんでおきます。

クラスターガンダムのコア・ファイターを組み付け、コアファイターごとクラスターガンダムの胴体内部に格納。ミッションパック・Xの基部を背部に背部に装着します。この時点で自立が難しくなるのでスタンドなどで支えたほうが良さそうです。

肩部には小型ミノフスキー・フライト、背部サーベルホルダーにはサーベル柄、腰部には増設ジェネレーターを取り付け。

脚部にはウイングユニット、前腕にはゼノビア(複合兵装ユニット)をマウント。各種ともクラスターガンダムの各部カバーパーツを外してジョイント穴に組み付けるようになります。これでF90Xタイプの再現完了。

F90Xタイプを全身から。各部にXタイプのユニットを纏ったことで、クラスターガンダムがより重厚な容姿に変化。重武装仕様のボリューム感ある機体形状になっています。

背部装備のボリューム感が凄まじいです。4本のプロペラント・タンク兼用ミサイルポッドが長く特殊で見応えがありますね。

クラスターガンダムが経年で外装パーツが外れやすかったり関節が緩かったりするので、無理にグリグリ動かしていると関節が抜けたり、外装パーツがポロリしやすいかも。組んでからしばらく経っているものであれば、あらかじめ補強しておくのも手かと。

肩部装甲や脚部ウイングユニット、ゼノビア、背部スラスターなど、各部ともどことなくXを象ったようなデザインになっているのが面白いですね。

脚部のウイングが大柄なため、たまに背部ユニットやスタンドの支柱などと干渉したりします。なので脚を動かす際は、ウイングを動かして干渉を避けるなどするとポーズが変えやすいです。

ミサイルポッドのハッチを展開して。

背部ユニット以外の装備はF90やF90Ⅱにも装備可能。クラスターガンダムとは背部形状が異なるため、Xタイプの背部ユニットを装備するのは難しいようでした。

■Xフォートレス形態

Xフォートレス形態への変形はF90Xタイプから行います。まずは股間部にディスプレイ用のジョイントパーツを組み付けたまま、背部ユニットをコア・ファイターごと取り外します。

クラスターガンダム本体はダブル・ビーム・キャノンを上方に展開。ウイングも左右に広げてロックし、ゼノビア(複合兵装ユニット)の裾と組み合わせます。(白◯)

背部ユニットはコアファイターの機首を展開。サーベルホルダーは前方に向け、基部装甲やプロペラント・タンク兼用のミサイル・ユニットを上下に展開しておきます。

クラスターガンダムのリアアーマーのフックを展開し、背部ユニットをクラスターガンダムの背部に組み付けて固定。

下部のプロペラント・タンク兼用のミサイル・ユニットを前方に閉じてクラスターガンダムを覆い隠し、ゼノビア(複合兵装ユニット)と各部ダボを組み合わせてロックします。(ロックに関しては説明書に記載はないかも。)

最後に肩の小型ミノフスキー・フライトとイエローのダクトを前方に展開したら、Xフォートレス形態への変形完了です。

Xフォートレス形態を全身から。簡単な寝そべり形態ですが、ボリューム感がありますし、その名の通りフォートレス感(基地感)が強く感じられる形態になっています。

浮かせてディスプレイさせる場合は股間部に組み付けたジョイントパーツに支柱をジョイントします。そこそこ重量がありますが、1/100用のスタンドを使えば問題なくディスプレイできます。

ロック機構によって各部がかっちりと固定されているため、形状が崩れるようなことは少ないです。ただし脚部にはロック機構が殆どないので、経年でヘタれているとスタンドの支柱が干渉するなどで形状が変わることがあるので注意。

シルエットからも1stのGアーマーに良く似ていますし、ダブルゼータのGフォートレスにも通ずるものがあります。なのでどうせなら、GファイターやGブルイージー、Gスカイイージーのような形態への分離変形ギミックがあっても面白かったかもですね。

側面にビームシールドエフェクトパーツを組み付けることで格好良さが増します。後部ウイングを跨ぐようにビームが放出されているのも面白い・・・。ダブルビームキャノンはあまり動かせないため、攻撃的な表情付けがあまり出来ないのが玉に瑕。

ミッションパック・Xと同様の青いカバーパーツ、脚部に付属のランディングギアパーツを組み付けることで、Xフォートレス形態でも駐機状態を再現することができます。

■ハンガーにディスプレイ

ミッションパックXタイプをミッションパックハンガーを使ってディスプレイさせて。ハンガーのフレームが人型なので、ディスプレイさせるとMSがXタイプを着飾っているような感じになるのが良いですね。

メンテナンス状態のハンガーに変えてクラスターガンダムと共にディスプレイ。説明書には「メンテナンス状態のハンガーには取り付けできません」とありますが、背部ユニットをリアアーマーのダボで固定すれば、組み付けられました。

適当に何枚かどうぞ。

以上です。ミッションパックもいよいよ残りわずかとなりましたが、終盤にふわさしいボリューミーなミッションパックになっているのが良いですね。クラスターガンダムと組み合わせることで重厚なF90Xタイプが再現できますし、Xフォートレス、ミッションパック・Xの飛行形態もシャープでクォリティの高い形態になっています。

気になる点は、Xタイプ自体の問題ではないですが、クラスターガンダムの関節がABSなため、F90などと同じく経年でヘタレやすいです。幸いまだバラけるほどではなかったですが、劣化が進むとXパックを組み付けた状態での取り扱いが難しくなってきそうです。それとF90に背部ユニットが接続できないので、別途組み付け用のジョイントパーツがあっても良かったかもですね。

ミサイルユニットやゼノビア(複合兵装ユニット)などの武装類も造りが良く、様々な動きが表現できますし、変形ギミックの構造も秀逸。Xフォートレスの重厚感もスゴいですし、合体、変形、組み換えなど、ロボットのロマンが詰まったキットになっていて遊びがいがあります。Gアーマーらしいデザインも相まって、どことなく懐かしさを感じさせてくれるキットなのも良いですね。

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執筆者:nori
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