今回は、HGFC 1/144 GF13-017NJ シャイニングガンダムのパッケージ、ランナーのレビューをご紹介します!箱絵とランナー各種、説明書、カラーガイド等のレビューも合わせてご紹介していきます。では箱絵からどうぞ。
パケ絵はスーパーモードを展開し、シャイニングフィンガーを放つシャイニングガンダムの姿が掲載。グリーンの光を放つ右手が印象的なポーズになっています。背景にはマスターガンダムとのバトルシーンが掲載されるなど、因縁の師弟対決をイメージしたデザインになっているのがいいですね。ちなみにHGFCマスターガンダム(&風雲再起)は同日(2011年8月27日)発売の商品です。
パッケージサイズは一般的なHGよりも1.5~2cm程度薄型。初期の主人公機はだいたい薄型パッケージなのがほぼ定説ですね。このキットはスーパーモードの頭部や巨大マニピュレーターなどが含まれていますが、それでもこのサイズに収まっています。
横絵はスーパーモード、シャイニングフィンガー用のマニピュレーター、巨大マニピュレーター、シャイニングフィンガーソードなど、このキットの武装やギミックが一通り掲載。
開封。
全部で3袋分のランナーです。
説明書。HGUC系フォーマットで、表紙は塗装済みキットが掲載されたものになります。
一通り説明書をどうぞ。
以上、説明書でした。腕部、脚部それぞれに合わせ目ができますが、組み換えながらもスーパーモードが再現できたりとキットの出来自体はなかなか優秀。プロポーションや造形も色分けも再現度は高いです。
ただ、スーパーモード展開時のレッグカバーがポロリしやすかったり、巨大マニピュレーターの固定強度がかなり弱いなど、少し不安定さを感じる部分もありますね。ある程度フォーマットが洗練されつつも、完成度としてはもう一つといったこの時代を象徴するかのようなキットかと。
カラーガイド。定番のガンダムカラーで、ヒロイックさを絵に書いたようなものになっています。ガンダムであること、ヒーローであること、格闘系であること、多くの人気を獲得する必要があることなど、ガンダムシリーズの視聴率の回復を図るという意図を考えると、必然的にこのカラーリングになりそうではありますね。なのであえてそこをぶち壊してティターンズカラーに仕上げたり・・・・。
では各ランナーを一通り見ていきます。
↑Aランナー。ブルー、レッド、イエロー、濁りのあるクリアーグリーン成型色で、頭部や胴体部、肩部、ソール部などの各部パーツ、シャイニングフィンガー用のマニピュレーター、巨大マニピュレーター、シャイニングフィンガーソードパーツなど。
↑B1ランナー、ホワイト成型色で、頭部や胴体部、腕部、脚部などの各部外装パーツ。
↑C1ランナー。グレー成型色で、ハンドパーツや各部内部パーツ、スーパーモード展開時の前腕やふくらはぎバーニアパーツなど。KPSは使用されていません。スーパーモード用のパーツにスイッチが入っていますが、この段階でHGBD ガンダムシャイニングブレイク(2018年12月発売)のキット化を考慮していたってことですかね?
↑B2、C2ランナー。B2はB1の一部と同じ、C2はC1の一部と同じです。
↑ポリキャップ(PC-001)、SB5(クリアーピンク成型色のビームサーベル刃)、ホイルシールです。
以上です。HGFCやHGAWは機体デザインやシリーズ人気度が関係するのか、他のHGAC(新機動戦記ガンダムW)やHGCE(機動戦士ガンダムSEED)などに比べると冷遇されがち。昨年(2019年)にデスアーミーがキット化されましたが、ビルドシリーズも終了したため、流用を交えたキット化はしばらくなさそうです。
ただ、このキットが発売されたのは機動戦士ガンダムUCの映画公開時期ですが、HGFCやHGAWのキットもちょいちょいキット化されていました。なのである程度その時期のブームや流れみたいなものもあるのかも。テレビ放送に合わせてというのもありますし、◯◯周年というのもあるので、またその流れでキット化されていくことを期待したいですね。
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