今回は、2014年3月に発売されたHGBC 1/144 ガンプラバトルアームアームズのレビューをご紹介します!
HGBC ガンプラバトルアームアームズは、『ガンダムビルドファイターズ』に登場するサポートメカ『ガンプラバトルアームアームズ』の1/144スケールモデルキットです。サポートメカの特徴的な機体形状を再現。分解することでブースターやミサイルランチャー、アックスなどとして使用可能な他、可動するジョイントアームパーツが多数付属し、HGシリーズキットと組み合わせることで様々な強化が可能なキットになっています。価格は880円(税込み)です。
このキットには多数の武装パーツやジョイントアームパーツ各種が付属し、それらを組み合わせることで戦闘機のようなサポートメカを再現することができます。こちらがそのサポートメカ形態。
サポートメカ形態を形成するアイテムの他に、コの字型、ディスプレイ用✕2、1軸型、アーム型✕2、クランク型、筒型✕2のジョイントパーツが付属します。
サポートメカ形態をいろんな角度から。成型色は少しグレー気味のホワイトとグレーのみ。グレー成型色パーツにはKPSが使用されています。
シールはアックス刃やソード刃、ミサイルランチャーの弾頭、機首センサーを補いますが多くはありません。塗装はほぼ必要がなく、素組みでも十分な色分けが再現されていますが、部分的に塗り分けるとより格好良くなりそうではありますね。
グレーの箇所はすべてジョイントアームパーツで構成されているため、あらゆる箇所が可動します。ですが適度な固定強度もあるので、サポートメカのとしての形状もしっかりと維持してくれます。
サポートメカとして組んだ状態で各部を簡単に見ていきます。
まずは機首。表面には適度なモールドが造形されているので、スミ入れするとグッと映えそうです。
機首部分はマルチマウント、ウエストアーマー、シールド、インテークパーツで構成されています。
マルチマウントは簡単なモナカ割ですが、モールドなどは細かく造形。
機首(シールド)部分のセンサーはシールの貼り替えによってモノアイとグリーンのセンサーがチョイス可能。モノアイの場合、ピンクのシール位置を貼り替えることで表情を変化させることができます。
右側面は複数のジョイントアームパーツとアックス、ブースターで構成されています。後部にはコの字型のグリップもあり、武器保持などにも使用することができます。
アックスは簡単なモナカ割で上下に合わせ目ができます。刃の部分はシルバーのシールでの色分け。
後部のブースターは前後の2個パーツ構成で、スリットダクトなども細かく造形されていす。
左側面も構造は右側面と同じ。ジョイントアームパーツを組み合わせた骨組みのような構造になっています。こちらはアックスの代わりにソードを装備。
ソードはグリップを左右で挟む構造で上下に合わせ目ができます。刃の部分はシルバーのシールでの色分け。
峰がライフル銃身のような形状になっていて、グリップを曲げることでライフル系の武器としても使用することができます。
サポートメカ後方に配置する部分もジョイントアームパーツと組み合わせたフレーム構造。羽のようなスタビライザーと側面のミサイルランチャーで構成されています。
ミサイルランチャーはブースターと同様、前後の2個パーツ構成。弾頭部分はモールドの上から赤いシールを貼って色分けします。後部もスリットダクトが細かく造形。
サポートメカ形態をHG陸戦型ジムと並べてサイズを比較。HGよりもやや大きめではありますが、フレーム構造で薄型なため、見た目ほど大きさを感じさせないところがありますね。
サポートメカ単体でディスプレイ。
浮かせてディスプレイさせる場合は付属のディスプレイ用ジョイントパーツを裏面中央のマルチマウントの角穴に差し込んで固定します。固定強度があるので形状が崩れることもないですし、軽量なのでラクにディスプレイさせることができます。
アームが自由に可動するので、コの字型のグリップを前方に展開するなど様々な変化を付けることができます。
アームの配置次第では人型っぽい容姿も再現可能。グリップに武装類を組み付ければ斬りかかるようなポーズも再現できます。
ジョイントパーツを介してHGのキットを組み付ければ、MSを牽引しているようなスタイルも再現することができます。
サポートメカを武装類と個別のジョイントアームパーツに分解。
武装類(画像上)はシールド、マルチマウント、アクセサリパーツ(エアインテーク:左右、ウエストアーマー)、アックス、ソード、スタビライザー✕2、ブースター✕2、ミサイルランチャー✕2。
ジョイントアームパーツ(画像下)はジョイントA✕2、ジョイントB✕12、ジョイントC✕4、ジョイントD(中)✕2、ジョイントE(長)✕2、ジョイント(短)✕2。中長短のジョイントパーツは中央の合わせ目は段落ちモールド化されています。
ジョイントBも片面に浅めの3.0mm穴があり、ジョイントパーツ各種を組み合わせることができます。あらゆる組み合わせでが可能で、自由にカスタマイズできるため創造性も高まります。
アックスやソードは通常通りハンドパーツで保持させ、単体武装として使用することができます。共にグリップに適度な太さがあるので、クルッと回転したり抜けたりすることなくしっかりと保持させることができます。
アックスはグリップ位置を変えることでライフル系の武装としても使用可能。
ジョイントアームパーツ各種とグリップパーツを組み合わせればフレキシブルに可動するサブアームとして使用できますし、ブースターやミサイルランチャーには3.0mm軸があるので、ゼータガンダムの前腕などに装備させて単体武装として使用しても良いですね。
アーム各種の組み合わせ強度も高く、アックスなどの付属武装を持たせるくらいであれば全く垂れることもなく形状を維持することができます。
ちなみにHGUCの背部にジョイントパーツを組み付けてみましたが、スカスカして外れやすかったです。できればこの2ダボに接続できるジョイントパーツも付属していると良かったかも。
アクセサリパーツであるエアインテークやウエストアーマーは旧版のHGUCゼータガンダム(041)に組み付けることができました。ダボ形状なども同じなのでゼータ専用のパーツみたいですね。REVIVEには組み付けることは出来ませんでした。
シールドとスタビライザーを組み合わせることで、大型のクローとしても使用可能。軽武装のキットに装備させることでポージングの幅が広がります。
組み合わせ次第ではウイングやヴェスバーっぽい装備なども再現することができます。エールストライカーっぽい装備も再現出来そうですね。
ジョイントアームパーツ各種とミサイルランチャー、マルチマウントなどを組み合わせて特殊なユニットに。
中央のマルチマウントにはスライド固定式のジョイントがあるので、ジョイントが特殊な形状をしているHGUCνガンダムにも装備させることができます。
特殊なバックパックのような装備で、前方にミサイルランチャーとして展開したり、サブアームとして武装類を保持したりと様々な演出が可能。組み合わせ次第でマルチなユニットとして使用できるのもこのキットの特徴です。
フィン・ファンネルとの併用も可能でした。アームが柔軟に可動するので干渉も避けることができます。
うまく組み合わせれば、武装モリモリの装備としても楽しめます。汎用性の高さには感動すら覚えますし、改造などに使用しても良いですね。
適当に何枚かどうぞ。
以上です。とにかくジョイントパーツが多く、多種多様なジョイントパーツが付属しているため、自由な組み合わせを楽しむことができます。武装類と組み合わせれば、マルチユニットやサブアーム、ウイング、キャノンなど様々な武装として楽しめるため、いろんなキットに併用ができるのが良いですね。
気になる点も殆どなく、組み合わせ強度が高く取り扱いもしやすいです。サポートメカも戦闘機スタイルで単体としても十分に楽しめますし、武装各種、アーム共に3.0mm軸や穴が多く、自分で考えた武装やユニットがそのまま体現できるのも魅力的。
改造などのアイテムとしても重宝しそうですし、複数組み合わせればもっとカスタマイズの幅が広がります。ここまで多数のジョイントパーツで構成されているキットは少ないですし、いろんな場面で気が利くので、ぜひ一体は持っておきたいアイテムの一つですね。
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