今回は、アクションベース2の修正方法をご紹介します!
1/144サイズガンプラのディスプレイには必需品のアクションベース2ですが、マウント部分のダボが折れやすいという欠点があります。自分もポージングしたりしていると、キットの股関節に差し込んでいるマウントパーツのダボがポッキリと折れてしまうことがよくあります。
まぁアクションベース2はアマゾンで購入しても330円程度と安いので、サクッと購入し直せば済むのですが、壊れたアクションベース2をジャンク品として処分してしまうのももったいないですよね。
そこで今回は、ダボが破損したときの手軽な修復方法を簡単にご紹介していきたいと思います。
このダボ付きパーツをガンプラの股関節などに差し込んでディスプレイするわけですが、アクションベースのネジを固く閉めていたり、複雑なポージングをしたりしていると、このダボに負荷がかかって画像の用にポキっと折れてしまうことがあります。
真鍮を内部に差し込んでから接着して修復する方法もありますが、これでもしばらく使っていると接着剤が取れて画像のように抜けてしまいます。
アクションベース2のダボパーツの大きさはだいたい3mm幅なので、ガンプラの各マウント部(規格)のダボと同じ大きさです。なので、予備パーツなどのマウント部をカットしてアクションベース用ダボとして接着してしまうのもありですが、わざわざパーツを壊してまで合うダボを使うのもどうかと思うので、今回は市販のプラ棒を使って修復することにしましたが・・・・。
用意したのはエヴァーグリーンの2.5mmプラ棒とタミヤの3mmプラ棒です。
アクションベースのダボと比較してみましたが、どちらのプラ棒も微妙に合わないんですね^_^; 2.5mmは細すぎて、3.0mmは太すぎました。3.0mm規格なのになぜ?と思いますが、ガンプラの俗に言う3.0mmマウント部というのは実は3.0mmではなく、2.8mmくらいになっているようです。それなら2.8mmのプラ棒をと思いますが、2.8mmのプラ棒は販売されていませんでした。(金属パイプはあるようです。)
なので結局、どちらのプラ棒も使用せず、余っているランナーの中から最適なサイズを選び、カットして使うことにしました。
ランナーの太さはキットによってまちまちで、いろんなサイズが存在します。なので、ある程度捨てずにとっておくことで、改修などにもプラ棒として利用できるんですね。しかもゴミが減らせるというエコなはからい。画像のようにアクションベースのダボと太さがかなり近いものでした。(ちなみにカットしたのはHGガンダムキマリストルーパーのランナーです。)
若干ランナーパーツの方が太いので、紙やすりで表面をサッとヤスリがけしておきます。皮一枚くらい少し削るだけでOKだと思います。
そしてアクションベース用パーツのダボを切り落とし、ピンバイス2.5mmで開口し、ビットなどで穴を少し広げておきます。画像のようなビットだと裏表から広げておきます。穴が狭いとランナーパーツを差し込んだときに穴が広がって、パキッとヒビが入ったりするので、少し余裕を持たせるくらいに広げておくといいかも。
そして穴に切り出したランナーパーツを差し込んで瞬間接着剤で接着します。
接着したランナーパーツの先を差し込みやすいようにヤスリで丸めたら修復完了です。壊れる前のダボパーツは表面からダボが出ているので折れやすいですが、修復後は内部までしっかりと差し込んで固定されているのでポージング時もかなり折れにくくなっています。
これでHGグレイズをマウントしても全くふらつかず、スカスカすることもなくしっかりと差し込めました。きついようならランナーパーツ表面を少しヤスリで削って細くするといいかと思います。
今回は違いがわかりやすいように白いランナーパーツを使用しましたが、黒だとアクションベース2と同じなので違和感は全くなくなると思います。
以上、簡単にご紹介しましたが、もしスクラップ化したアクションベース2があったり、破損して新しいものが届くまでのその場しのぎなどに、簡単に修復して再利用してみてはいかがでしょうか。
ちなみにバンダイに問い合わせてみましたが、アクションベース2のダボ付きパーツのみの部品注文は行っていないとのことでした。アクションベース2に付属しているのは部品注文用紙ではなく、欠陥品だった場合の部品交換用紙なのでご注意を。
1件のコメントがあります。
不敵!素敵!強敵!さすがはガンダム!
on 2017年12月1日 at 19:41 -
ガンダム、おお!ガンダムガンダム!