今回はガンダムキャラに魂を吹き込む声優さんをご紹介します。 今回のガンダムキャラの声優さんはこの人。
飛田展男(とびた のぶお) さんです!
飛田展男さんは1980年代から現在まで、そのバランスよく特徴的な清涼ボイスで活躍されている名声優さんです。声優キャリアも長く、数多くの一線級アニメで声を担当されているので、その声を聞くだけでどこかで聞いたことがある声とすぐに気付く、特徴ある声質の持ち主。特にちびまる子ちゃんの丸尾くんやキャプテン翼の若島津健といえば、その声を思い出す方もいらっしゃるのではないでしょうか。
もちろんアニメだけでなく、海外ドラマや洋画、特撮などでもご活躍されていて、洋画ではスパイダーマン、TAXi、シュレック(海外アニメ)、トランスフォーマー(海外アニメ)など数多くの作品で担当。特撮ではウルトラマンティガ、仮面ライダー電王、烈車戦隊トッキュウジャー、動物戦隊ジュウオウジャーといった近年の作品でも活躍。声にベテランの風格さえ感じさせる素晴らしい声優さんです。
では飛田展男さんのガンダム以外の担当されたキャラクターをご紹介します。
・アニメ
若島津健(キャプテン翼)
一本釣帝(ビックリマン)
丸尾末男(ちびまる子ちゃん)
葵(きんぎょ注意報!)
人体模型(地獄先生ぬ〜べ〜)
クロヴィス・ラ・ブリタニア(コードギアス 反逆のルルーシュ)
ダヨーン(おそ松さん)
他多数
・映画、その他
アイアンマン2
インビジブル2
ウルヴァリン: SAMURAI
スコーピオン・キング
スパイダーマンシリーズ
TAXiシリーズ
ダイ・ハード
CSI:マイアミ9
他多数
キャラのジャンルは多数、イケメンから不細工キャラまで、個性のある幅広いキャラクターを見事に演じきられているのがスゴイですね。特にぬ~べ~の人体模型は、その気持ち悪い容姿をとても良く覚えていますw
では飛田展男さんが担当されたガンダムキャラをご紹介しましょう。
カミーユ・ビダン(機動戦士Zガンダム)
飛田展男さんといえば、何と言ってもこのキャラクターが一番有名ですね。ガンダムの続編第1号となった機動戦士Zガンダムの主役です。冷静な面もあれば荒々しい部分も持った個性的キャラ。両親を目の前で失う悲劇に直面しながらも、多くの戦闘や恋愛を経験して成長していくレジェンドです。
カリウス(機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY)
アナベル・ガトーの部下であり同朋です。彼もまた亡きジオン兵士達のために戦った純粋な戦士です。真面目っぽいキャラという印象がありますが、冷静さも強さも持ち合わせ、ときにはガトーを支える言葉をかける、地味ながらもかっこよさを持ったキャラクター。
マチス・ワーカー(機動戦士Vガンダム)
ウッソを追い詰めながらも散っていった優秀な大尉です。コックピットに家族の写真を貼っている、家族思いで軍隊に忠実な兵隊さん。この人もまた戦争に振り回された軍人の一人です。ある意味こういった人がたくさんいれば、戦争も残忍で卑怯なことのないものになりそうですが・・・・。ですが富野作品ではこういったキャラが一番フラグが立ちやすいのです_| ̄|◯
ウルベ・イシカワ(機動武闘伝Gガンダム)
諸悪の根源・・・とでも申しましょうか。デビルガンダムを改修し、デビルガンダムにレインを取り込ませた張本人。どこまでもひねくれたやつで、手の施しようがないキャラです。(言い過ぎました^_^;)なんとなく帝都大戦の嶋田久作やストリートファイターⅡのベガと同じニオイを感じますがどうでしょう?今更ですが、搭乗機のグランドマスターガンダムはキット化されないんですかね~。
ドーザ・バロイ(機動新世紀ガンダムX)
戦闘武装組織オルクのリーダー。イルカを道具として使う残忍性をもったキャラクターです。チョイ役ですがこう見ると飛田さんはリーダー的なキャラの声を担当することが多いですね。それだけ説得力のある声質だということでしょうね。
ラスカー・アレジ(機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ)
誰・・・?という方もいらっしゃるかもしれませんが、鉄血のオルフェンズ第1期の終盤、議会場で登場する蒔苗(まかない)派の議員さんです。優しそうな方ですね~。
キャラ的には徐々に年齢を重ねていっている感じですね。これは時代とともにその時の声質にあったキャラクターを担当されるということかもしれません。言い換えると、それだけ重みと経験を持った声優さんだということ。まだまだガンダムにおいて飛田さんの声を聞きたいですし、艦長あたりもやっていただきたいですね。良い指揮官になること間違いなしで、部下思いで真っ直ぐな艦長さんが目に浮かびます。
自分にとっては小さい頃から聞いてきたお声なので親しみがありますし、今後のご活躍も期待したいですね。