今回は、HGUC 1/144 ジェスタのパッケージ、ランナーのレビューをご紹介します!箱絵とランナー各種、説明書、カラーガイド等のレビューも合わせてご紹介していきます。では箱絵からどうぞ。
パケ絵は都市部で戦闘を繰り広げるジェスタが掲載されています。3機写っていることから、トライスター隊が掲載されているのかと。劇中で言うなら、都市部は機動戦士ガンダムUC(OVA版)第4話のダカールだと思います。ですが劇中ではトライスター隊は都市部で戦闘していないため、あくまでイメージということになりそうです。
パッケージサイズは一般的なHGよりも横幅が1cm程度長め。その他(縦幅、高さ)はほぼ同じですが、数ミリ程度高さがあります。
ナンバーは130。HGUCジェスタが発売された2011年9月はepisode 4の劇場公開前ということで、それに合わせてキット化されたということになります。UC関連キットが多く発売されていた時期で、テレビでは機動戦士ガンダムAGEが放送されていました。
横絵はジェスタの詳細やキットのギミック、武装、マーキングシールなどが掲載。アニメイラストはベースジャバーに搭乗した劇中のジェスタが掲載されています。
では開封。ランナー量はそれほど多くはなく、若干の余裕があります。
全部で4袋分のランナー。
では説明書を見ていきます。HGUCのキットなので、表紙は塗装済みキットが掲載されたものになります。腰のV字はマスキング&筆塗り(もしくはエアブラシ)で塗り分けるか、モールドの縁にスジボリを入れ、塗り分けたあとで墨入れをしてきれいにみせるなどの塗り分け方法がありますが、ジェスタの場合四角枠が深めになっているので、どちらの方法も難しめで細かい作業が要求されそうですね。
では一通り説明書をどうぞ。
以上、説明書でした。組立工程は裏面のモノクロ部分のみで、表カラー面はすべてが機体情報や劇中での活躍、トライスター隊などについての記載になります。HGの説明書にしては情報量が多めなのは嬉しいですね。付属の武装類が少なく、組み立て量があまり多くないということもありますが、左右同型の部分が『×2』のように簡略化されて記載されていたりするので組み立ての記載量が少なくなっているようです。
カラーガイドはネイビー系が多く使用されています。ジェスタはアメリカ軍のネイビー・シールズのような特殊部隊をイメージしてデザインされたとのことで、カラーリングも渋いミリタリーカラーが再現されています。このようなアーミー感のあるデザインとカラーリングは軍機感があっていいですね。
では各ランナーを簡単に見ていきます。
↑Aランナー。ネイビー、ブルーグレー、クリアーオレンジのイロプラランナーです。脚部や胴体、腕部など各部外装パーツ類。
↑B1ランナー。ネイビーの成型色で、脚部やシールド、腕部、胴体など各部のパーツ類。
↑B2ランナー。ネイビーの成型色で、B1の一部とおなじです。
↑C1ランナー。グレーの成型色で、関節や内部パーツ、ハンドパーツ、ビーム・ライフル、シールドなど様々なパーツ類。
↑MP-1E、SB6、ポリキャップ(PC-001A)、マーキングシール、ホイルシールです。MP-1EはHGUC ジムカスタムなどのHGジム系キットに多く同梱されている定番ハンドパーツです。SB6はクリアーピンクのサーベル刃。
以上です。ジェスタはユニコーンガンダムが敵ニュータイプや強化人間の殲滅に専念できるよう、周辺敵戦力を排除する役目が合ったようで、νガンダムの9割という、同時期のジェガンタイプを圧倒的に上回る性能を持っているとのことです。
つまりジェガンに比べると圧倒的に強化されているということですが、νガンダムの9割は恐ろしいくらいの高性能ですね;このような連邦軍の圧倒的性能や経済力を見ると、せめて「一矢報いる!」というジオン残党がかなり切なく感じてしまいます。
まぁ劇中の背景を抜きにしても、ガンプラとしては連邦軍の最新型スタイルやジオンのレトロ感あるスタイルの両方が楽しめるのはいいですし、いつまでもガンダムの魅力に浸れるので、今後もジェスタのような、昔の角ばった造形を残しつつ、最新鋭機らしいメカニカルな部分も追求されたキットが発売されることを期待したいですね。