今回は、HGBF 1/144 はいぱーギャン子 のレビューをご紹介します!
HGBF 1/144 はいぱーギャン子は、「ガンダムビルドファイターズ」に登場するキャラクター「ギャン子」の武装スタイル1/144スケールモデルキットです。その名のとおり、ところどころにギャンのディテールが再現され、フレキシブルアームを使用したシールドを装備。フィギュアとしてもガンプラとしても楽しめる一機になっています。価格は2,592円(税込み)。
ギャンおなじみの水色パーツをまとい、すーぱーふみなやチナッガイと同じキャラクターが主体となっているガンプラです。ポリキャップは使用せず、全てPSランナーによって構成されています。
背中にはギャンが保有したミサイルシールドを装備。フレキシブルなアームによって柔軟に可動します。
脚部足裏がかなり狭いのと、脚が細身なので自立はかなり難しいキットです。なのでポージング用にランナーレスの台座が付属しています。バックパックを背負った状態ですがなんとか自立させることができました。
頭部。他のキャラとくらべて釣り眉&つり目なので、なかなか強気な性格を感じさせるフェイスになっています。ですが独特のツインテールがなかなか似合っています。眉は別パーツによって色分けされ、ツインテールは前後挟み込みなので合わせ目ができるようになっています。ツインテールは右がモナカで左は3個パーツを組み合わせるようになっています。
頭部のヘアは髪のかき分け部分が合わせ目になっているので、ディテールとしてそのままにしておいても問題ないかもです。ヘアバンドはギャンのミサイルシールドや角を模したものになっています。
他のキャラキットと同じく目は別パーツとクリアーパーツで立体感のあるディテールが再現可能です。
目のシールもいろんな種類が複数付属しています。ミサイルシールド型ヘアバンドにシールを貼り忘れてますね^_^;
バストアップ。首周りはジオンの袖型デザインがシールで再現されています。シールを貼らない状態でもモールドが彫られています。
ギャン子自体肉付きがいいので、バストになかなかボリューム感があります。
腰部、腹部。黒いスーツに白いフリル付きの腰部アーマーを装備。黒い部分にはジオンのパイロットスーツのようなモールドが入っていて親しみが持てます。フリルはチナッガイなどはゴム製でしたが、こちらは完全プラ素材になっているので塗装もラクです。
腕部。細身ですがメカっぽい印象です。袖襟は白いパーツでフリルのような演出がされています。前腕は前後挟み込みタイプなので合わせ目ができます。
脚部。こちらも細身。他のキットと同じく白いロングソックスに黒いスパッツです。膝から下の部分は前後挟み込みなので側面に合わせ目が出来ます。
足首から下の部分。ギャンのようなディテールで足裏は別パーツ化されています。細かいモールドが入っていて、肉抜き穴もなくしっかりとした出来になっています。アンクルガードは左右挟み込みで中央に合わせ目ができます。
バックパックはギャンのバックパックをそのまま持ってきた感じ。側面にはフレキシブルに可動するアームとギャンのミサイルシールドを装備しています。
アームは細かいパーツで構成され、可動はかなり柔軟。『HG 1/144 アームアームズ』と印字されたランナーになっていて、他キットにも流用できるものになっています。
バックパックには細かいモールドが入っていて、スラスター部分もしっかりとディテール化されています。
ミサイルシールド。適度に色分けされ、モールドも細かく入っています。裏面も適度にモールドがあります。ミサイルは特に発射ギミックなどはなし。
HG陸戦型ジム、HGガンダムバルバトスルプスレクスと比較してみました。かなり長身なのでHGと比較すると威圧感を感じます^_^;
HGBFチナッガイ、MG1/100ジム・スナイパーⅡとも比較しました。サイズ的には1/100キットと比較したほうがしっくりきますね。
首は長いですが、頭部の可動はあまり広くないです。見上げる状態にならないので、あまり派手はポージングは期待できないかも。
左右ヘはしっかりと可動します。
ツインテールは柔軟に回転可動します。少し緩めですが、画像のように髪を振ってもなんとか保持してくれます。
腕部は水平にもいかず。これは残念。個体差があるかもですが、肩のボールジョイントはかなり外れやすく、ポージングさせるとすぐに抜けてしまいました。
肩部は内部パーツが手前に引き出せるのでまずまず手前にスイング可能です。後ろ側にはボールジョイントの可動範囲程度。
肘はしっかりと可動します。
腰周りはボールジョイント接続ですが、前かがみや胸張りポーズはイマイチです。
腰部アーマー類を装備した状態では、腰の回転はそれほど広く可動せず。
ですが腰部アーマー類を外すと360度柔軟に回転させることができます。ただし、リアアーマーをマウントしているボールジョイントが回転の邪魔になるので、少し腹部が浮いたような状態で回転させることになります。
腰部はボールジョイントによる接続で、フリルはご覧のような組み合わせになっています。
リアアーマーは2箇所のボールジョイントによって適度に可動。
ランナーレスの台座が付属し、バックパック下部の穴に接続します。
しっかりと差し込め、かなり安定します。ただし差し込みが少し固めなので、あまりはげしく動かして台座のダボをポキっと折ってしまわないよう抜き差しに注意が必要です。
脚部の前後可動はかなり低可動域。
膝の可動も小さめです。
足首もそれなり。脚部全体的にあまり広い可動域ではないですね。
アンクルガードもそれなりに可動します。
開脚も45度程度。あまり広げると股関節のボールジョイントが外れます。
どこが変化しているのかわからないですが、足首は左右に微動しています。
ロングソックスの付け根が回転するので、内股、がに股はしっかりと可動します。
立膝には不向きですね^_^; まぁこのガンプラはあまりポージングを楽しむ感じではないのかもしれません。あくまでフィギュアって感じかな?
ビーム・サーベル☓2、シールド用マウントパーツ(左右)、平手(左右)が付属します。
その他、余剰パーツも多数付属。平手はひとつのアイテムとしてギャン子に使用してもいいですね。また、アームの余剰パーツもいろんなキットのカスタマイズに使えそうです。※画像ではアーム用パーツを長く連結させています。
ビーム・サーベル。黄色単色で構成され、ギャンのビーム・サーベルっぽいディテールになっています。
柄の裏にモールドはなし。柄は脱着可能です。
柄を外してハンドパーツに差し込み、上部を差し込んで保持させます。まずまず保持してくれますが、手甲パーツが外れやすいのでポージング時はビーム・サーベルが外れないよう注意が必要です。
それと、ハンドパーツのボールジョイントがかなり固めなので、ハンドパーツを交換するときには手首のフリル型パーツを外して取り替えたほうがラクです。
では適当に何枚かどうぞ。
ミサイルシールドはアームから外し、付属のマウントパーツを使って保持が可能です。マウントパーツは前腕に固定できるので、シールドがクルッと回転したりすることはありません。ですがこちらも手甲パーツが外れやすく、外れるとシールドを外して手甲パーツを取り付けないと難しいので少し手間かもです。
以上です。手甲パーツや肩パーツなど、多少ポロリ箇所があるのと、ポリキャップを使用してないため緩かったり硬かったりする箇所もところどころに見られます。なのでポージングには若干ストレスを感じるかもです。可動域もそれほど広いとは言えないので、なんかもったいないな~というのが印象。
ですがHGBFチナッガイやすーぱーふみななどと比べてもより男っぽさがあるのでポージングはワイルドにさせられる分魅力的ですね。その中で、ギャン脚部のようなハイヒールやシールドはギャンファンは食いつかずにはいられないかもです。
そしてアクションポーズ時に、動きによってツインテールが片側ポニーテールに見えたりして時折女の子らしいキュートさも感じるギャップもいい味を出しています。ジオンの制服やパイロットスーツっぽいモールドなど、1stファンにも親しみやすいデザインで、何故か愛嬌を感じるガンプラとして楽しめるのがいいですね。
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