今回は、2014年12月に発売されたHG 1/144 ガンダム G-セルフ用オプションユニット宇宙用パックのレビューをご紹介します!
HG ガンダムG-セルフ用オプションユニット宇宙用パックは、主人公機『G-セルフ』専用のバックパック『宇宙用パック』の1/144スケールモデルキットです。宇宙用パックの特徴的な造形を再現。左右のユニットが独立して可動する他、付属の展示用ベースによって劇中の迫力あるポーズが再現可能なキットになっています。新規ウェポンとコア・ファイターも付属。価格は1,320円(税込み)です。
フォトン・バッテリー強奪作戦にて、アイーダ・スルガン搭乗のG-セルフが装備していたバックパック『宇宙用パック』がHGでキット化。HGガンダムG-セルフ※と組み合わせることで『ガンダム G-セルフ(宇宙用パック装備型)』が再現可能なキットになっています。※2014年9月に発売されたHGガンダムG-セルフ(大気圏用パック装備型) に付属。
セット内容は宇宙用パック、専用台座、コア・ファイター、アメリア製のビーム・ライフル、トワサンガ製のシールド、ディスプレイ用ジョイントパーツ2種です。
シールは宇宙用パックのフォトン装甲の一部やビーム・ライフルのセンサー、シールドの一部などを補いますが、それほど多くはありません。
宇宙用パック。アメリア軍のカリブ海洋研究所が開発したG系機専用バックパックで、高い推進力を誇るユニットになります。
成型色はブルーがベースで、左右の装甲やスラスター口にグレーを配色。フォトン装甲の一部はクリアブルー成型色での再現となっています。グレー成型色にはKPSが使用されています。
ポリキャップはPC-202を使用しますが、PC④とPC⑤の2種しか使用しません。可動部の組み合わせ強度はまずまず高め。簡単に形状が崩れることはなさそうです。
左右に1基ずつ装備する可動式大型スラスターユニット。表面はクリアパーツやシールによってメカニカルな形状が再現されています。黄色いラインやグレー成型色パーツ中央の青いラインはシールでの色分けです。
可動式大型スラスターユニット本体はポリキャップを挟んで組み合わせる仕様で側面全体に合わせ目ができます。内部にはポリキャップしかないので、合わせ目を消すのはラクかと。起伏があるので、合わせ目を消す場合はその点だけ注意です。
可動式大型スラスターユニット本体はポリキャップを挟んで組み合わせる仕様で側面全体に合わせ目ができます。内部にはポリキャップしかないので、合わせ目を消すのはラクかと。起伏があるので、合わせ目を消す場合はその点だけ注意です。
クリアブルーパーツの内部は青いシールを貼っての色分け。
上部のクリアパーツも内部に青いシールを貼っての色分けです。クリアパーツが小さいので紛失に注意が必要。うまくはめ込まないとポロリしやすいので注意です。
宇宙用パックの基部は前後の組み合わせですが、側面の合わせ目は角に来るのであまり目立ちません。上部の合わせ目も段落ちモールド化されています。後部のスラスターは黒いシールでの色分け。
下部のスラスター口は黒く塗り分けが必要。
上部の羽根は1個パーツ構成。後部のダクトは黒く塗り分けが必要です。
下部の小型スラスターもポリキャップを挟んで組み合わせる仕様で各面に合わせ目ができます。
スラスター口や左右のダクトは黒く塗り分けが必要です。
可動式大型スラスターユニット、下部の小型スラスター共にボールジョイント接続で上下や少し左右に可動します。
アメリア製のビーム・ライフル。汎用型の量産品になります。構成するパーツの数が少ないので整備性が高いとのこと。
本体部分はモナカ割の簡易的な作りで各面に合わせ目ができます。
センサーは青いシールでの色分け。
トワサンガ製のシールド。3個パーツ構成でこちらも簡易的ですが、表面はモールドやパーツによる色分けでメカニカルに造形されています。裏面にもメカニカルなモールドが造形。黄色い十字や青いV字はシールでの色分けです。
コア・ファイター。G-セルフ専用のコア・ファイターになります。宇宙用パックと同じブルー成型色での色分けなので、各部を細かく塗り分ける必要があります。
本体部分は上下の組み合わせですが、合わせ目は段落ちモールドなどで殆どわからないようになっています。表面各部には細かいモールドが入っていて緻密。塗装もしやすそうです。
クリアブルーのキャノピー内部にはコックピットが造形。パイロットフィギュアも簡単ですが造形されています。
専用の台座。乳白色のクリアー成型色で、HGキットなどでたまに見かける組み換え式の台座になります。
角度の付いた支柱や延長パーツにより、組み替えることでディスプレイキットの角度を変えることも可能です。
支柱パーツの基部はスライドロック式。
ジョイントパーツを組み付けることでコア・ファイターと宇宙用パックを合わせてディスプレイさせることができます。
HG陸戦型ジムと並べてサイズを比較。台座を含めるとまずまずの大きさになります。
ジョイントパーツを使用することで、コア・ファイター単体としてもディスプレイが可能。適度にフライトシーンを演出することができます。
コア・ファイターと宇宙用ユニットを組み合わせることで、単機のフライトユニットとしても使用可能です。
宇宙用ユニット下部に3.0mm穴があるので、フライトユニットとしてディスプレイさせることもできます。コア・ファイターの接続強度があまり高くないですが、簡単にディスプレイさせる分には問題なかったです。
Gセルフ背部への接続は通常のバックパックと同じ角型ダボ接続。固定強度は高めで簡単に外れることはないようです。
G-セルフに装備して。背部の宇宙用パックに存在感があり、装備させることでG-セルフ全体としても重量感が出てきます。
一応自立は可能ですが、宇宙用パックに重量があるため、G-セルフの関節がヘタれていると姿勢が崩れたり後方に倒れやすかったりするので注意が必要です。
一通り武装して。
ポージング時のストレスはあまりなく、割とサクサクとポーズを変化させることができます。G-セルフが経年でヘタれていると、背部宇宙用パックの重量で腹部が反りやすくなるので注意です。
ビーム・ライフルはG-セルフに付属している武器持ち手で保持。トリガーに指を添えるタイプで自然な状態での保持ができます。
シールドはコの字ジョイントパーツを前腕に組み付けて固定。固定強度はそれほど高くはないですが、うまく引っかかっているのでそれほど外れることはないようでした。組み替えることで配置変更も可能です。(一部画像のジョイントパーツを組み付ける角度が違っていますがご了承くださいm(_ _)m)
ビーム・ライフルはフォアグリップが可動しないなりに両手持ちさせることはできました。
シールドも組み替えることでポージング時の表情を変化させることができます。
宇宙用パックの可動式大型スラスターユニットが大きいため、腕部と干渉しやすいです。なのでややポージングでぎこちない感じがありますね。
G-セルフに付属のトワサンガ製ビーム・ライフルを装備すれば、OP時のスタイルを再現することができます。
G-セルフに付属のアメリア製の青いシールドを装備することで、劇中最初のフォトン・バッテリー強奪作戦時の武装を再現することもできます。
適当に何枚かどうぞ。
以上です。宇宙用パックは多少合わせ目が目立つものの、表面はクリアパーツを用いて細かく近未来的な装甲が造形されていますし、G-セルフに装備させても重量感あるユニットとして幅のあるポージングを楽しむことができます。適度に可動することで表情も付けられますし、背部からのビューもダイナミックで見応えがありますね。
気になる点は、G-セルフと組み合わせてポーズを取る際、キットを握ったときに宇宙用パックの上部アンテナやアーチ状の装甲に手が触れやすく、たまに外れることがあるので注意が必要です。重量があるので、キットがヘタれていると腹部が反りやすいのも注意です。
付属のコア・ファイターも表面モールドが細かく、メカニカルに造形されていますし、宇宙用ユニットと組み合わせることで単機でのフライトユニットも再現可能。G-セルフに付属の武装と組み合わせればOPや劇中の馴染みあるポーズが再現できるなど、G-セルフの専用バックパックの一つとして十分に遊べるキットなのがいいですね。
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キットの組み立てには『ヌルっと切れる片刃ニッパー』を使用しています。(一度切りです。)切れ味はもちろん優秀。薄刃ですが強度が高く長持ちするのでおすすめです。⇒ヌルっと切れる片刃ニッパーのレビューはこちら