今回はbonds(ボンズ) ヌルッと切れる片刃ニッパー(左手用)のレビューをご紹介します!
bonds(ボンズ)から発売のヌルッと切れる片刃ニッパーは、その名の通り、ゲート跡やランナーを『ヌルッ』とした感覚でカットすることができるニッパーです。左手用が発売されているとのことで入手してみました。
パッケージは右手用は青ベースでしたが、左手用はオレンジベースになっています。それ以外のデザインは同じ。初期モデルにはニッパーカバーが付属していませんでしたが、現在のものはニッパーカバーも付属しています。裏面の記載も右手用とは違っています。(右手用の現行モデルと同じ?)
右手用やゴッドハンドのニッパー(アルティメット、ブレードワン)との比較レビューは以下のリンクからどうぞ。
⇒bonds(ボンズ) ヌルッと切れる片刃ニッパー レビュー
左手用は柄の部分がオレンジになっているので、パッケージを無くしても違いがわかるようになっています。ニッパーカバーはゴッドハンドなどに付属しているものと殆ど同じです。デザインが特徴的。
裏紙も初期モデルは1枚ものでしたが、左手用では二つ折りタイプになって、内側にはより詳細な解説や注意点などが記載されています。
右手用と並べて比較。形状やサイズに大きな違いはありません。柄の部分がオレンジとブルーで違っています。
刃の部分を見てみると、切り刃とまな板刃が逆になっています。
刃が対称になっているだけで、その他の形状は殆ど同じです。ただ、上記画像のようにまな板刃の形状が少し違っています。右手用は根元が少し太くなっているのに対し、左手用は全体が薄いまな板刃になっています。(現行モデルは変わっているかも。)
ゴッドハンドのブレードワンニッパーと並べて比較。サイズは殆ど同じですが、ブレードワンのほうが少し小さく、口が広く開くようになっています。太いゲートをカットする場合は口が広いほうがいいですが、手にフィットするという部分では開きすぎると持ちにくいので、どちらにも良し悪しがありますね。
ニッパー各種のレビューは以下のリンクからどうぞ。
⇒ゴッドハンド ブレードワンニッパー レビュー
⇒ゴッドハンド アルティメットニッパー レビュー
刃の部分をブレードワンニッパーと並べて比較。切り刃のほうは殆ど同じですが、まな板刃のほうはヌルッとのほうが薄くなっています。薄刃だと耐久性が気になるところですが、現在使っている右手用が8ヶ月(レビュー用に毎日くらいガンプラを組んでいます。)以上経ちますが、切れ味は殆ど落ちておらず、刃が欠けることもなく使えています。気になるのは微妙に刃にずれを感じるくらい。
続いて切れ味を比較します。柔らかいランナーだとどちらの断面もきれいな感じに見えますが、切れ方が違っています。ヌルッと切れるニッパーはその名の通りヌルっと(ニュルッと)切れますが、ブレードワンニッパーはゴリッという感じに切れます。
続いて少し固めのランナー。ヌルっと切れるニッパーの断面は柔らかいランナーとそれほど変わりませんが、ブレードワンニッパーのほうは上下が少し欠けたような感じになります。切れ味もグリッと切れる感じ。
そしてクリアーパーツ。ヌルっと切れるニッパーの方はパキッと真っ二つになる感じですが、断面は割と平状。一方のブレードワンニッパーはバキッと割れて断面も少しガタついています。実際に試してみるとわかりますが、切れ味の感覚は全く違いますね。ヌルっと切れるニッパーはゴッドハンドのアルティメットニッパーによく似た感触になっています。
以上です。自分は元々左利きなので、左手用のものが販売されて良かったです。正直右手用と左手用で切れ味や使い勝手に違いは感じないものの、ブレードワンニッパーよりは確実にいい切れ味をしているので、迷っているなら間違いなくこちらがオススメです。
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2 件のコメントがあります。
プラモ大好き
on 2022年3月7日 at 17:30 -
私は 右利きですが、右手用ニッパーを持ち替えて刃パーツに刃を当てると「まな板側」で潰し切るようになるパーツもあるので左手用はとても重宝しています。
nori
on 2022年3月10日 at 00:32 -
コメントありがとうございます!
そういった使い方もあるのですね!
右利きであっても、二刀流として左手用ニッパーを使うのも、ガンプラ制作の質を高めるために必要なことかもですね。