今回は、RG 1/144 MS-06R-2 ギャビー・ハザード専用ザクIIのレビューをご紹介します!
RG MS-06R-2 ギャビー・ハザード専用ザクIIは、『機動戦士ガンダムMSV』より、ジオン公国軍突撃機動軍所属のエース・パイロット『ギャビー・ハザード』専用高機動型ザクⅡの1/144スケールモデルキットです。RGジョニー・ライデン専用ザクⅡをベースに、ギャビー・ハザード中佐のパーソナルカラーであるブラウンとブラックを成形色で再現。RGシリーズ特有の細密表現と”リアル”を追求したキットになっています。価格は3,240円(税込み)。プレミアムバンダイ限定の商品です。
2017年11月に発売されたRGジョニー・ライデン専用ザクⅡとは肩のスパイク形状が異なりますが、その他は同じ形状になっています。各部にアドバンスドMSジョイントを使用した構造で、外装も細かく分割化され、RG特有の情報量の多いキットに仕上がっています。
成型色はプレバンホームページに掲載のものに比べ、ブラウンがやや明るめの成型色になっています。MGのギャビー・ハザード専用ザクⅡとだいたい同じ色合いかと。色違いのランナーを複数用意することでギャビー・ハザード専用機カラーを実現しています。
自立は問題なく可能ですが、つま先が可動する影響で、脚底に少し不安定さがあるためふらつきます。安定させたいならつま先とかかとをしっかりとそろえるなど、こまめな対応が必要です。
ジャイアント・バズ、ザク・バズーカ、ザク・マシンガン、ヒート・ホーク、ヒート・ホーク用マウントパーツ、武器用マウントパーツ、武器持ち手(左右)、平手(左右)、可動式ハンドパーツ(左右)、パイロットフィギュアが付属。武器類は全てRGジョニー・ライデン専用ザクⅡに付属しているものと同じです。
その他、色違いの余剰パーツが多数付属します。お好みでカラバリを楽しんでみてもいいかも。
頭部。黒でまとめられたザクヘッドです。動力パイプが細かく分割されていてリアルさがあります。アンテナもジョニー・ライデン機と同じく角型タイプ。モノアイは付属のシールを貼っています。
連動したギア構造になっているので、首を左右に降るとモノアイも合わせて可動します。
リアリスティックデカールが付属。プレバン商品なだけに、水転写デカールが付属してほしかったところですが、専用ガンダムデカールの発売を待ちたいと思います。
胸部、腰部。パネルラインが別パーツで色分けされ、細かな造形が再現されています。胸部の配色がジョニー・ライデン機とは逆になっています。腹部の動力パイプも1個ずつ分割されていてリアル。MGに比べ、動力パイプの組み方も簡単なように配慮されています。
コックピットハッチは左側のみのスライド展開型。内部にパイロットフィギュアはありませんが、シートが造形されています。MGのような、組み換えによる右への配置はできないようになっています。
腰部アーマー裏はかなり細かいモールドで造形されています。
右腕部。L字シールドを装備。肩のアーマー以外は左右ともに同じ造形です。
細かいパーツによる構成で、情報量の多い造形になっています。
L字シールド。3枚のパーツを重ね合わせて構成されています。外装がブラックなので、内部パーツがあまり目立たないかも。
左肩アーマー。おなじみのスパイク付きになります。ジョニー・ライデン機に比べてやや短め。通常のザクⅡ用のスパイクになっています。複数パーツの組み合わせで細かい造形。中央のラインはパーティングラインになります。
脚部。大腿部がブラックの配色され、複数パーツ構成のメカニカルなディテールになっています。MS-06R-2特有のボリューム感ある造形。大腿部からアーマーに伸びる動力パイプは細かく分割されていて、内部にはスプリングを使用することで可動を妨げない構造になっています。
外装アーマーを外すと、MS-06R-1の造形も再現されています。
バーニアは内部に4口のパーツをはめ込むようになっていますが、抜けなくなりそうだったので取り付けていません。バーニアは付け根がボールジョイントなので適度に可動し、バーニア脇の翼も適度にスイング可動します。
足首から下の部分はザク特有のシンプルな造形。ですがつま先が可動するなど、複数パーツによって構成されています。不安定さがあるのが玉に瑕。足裏もモールドが入ったリアルな造形になっています。
バックパック。高機動型ザクならではのメカニカルな造形です。
バーニアや側面の翼は可動式。バーニア内部にはスリット型モールドが入っています。
RGジョニー・ライデン専用ザクⅡと並べて。造形的に肩スパイクの長さが違うだけですが、カラーリングの違いによってギャビー・ハザード機に独特の味が出ています。
手持ちのRGザク系を並べて。
各部可動域はRGジョニー・ライデン専用ザクⅡとほぼ同じなので、そちらをご参考ください。⇒RGジョニー・ライデン専用ザクⅡ レビュー
パイロットフィギュア。RGジョニー・ライデン専用ザクⅡやRGシン・マツナガ専用ザクⅡに付属のものと同型の一般兵タイプです。
ジャイアント・バズ。グリップ周りは左右挟み込みタイプなので上下に合わせ目ができますが、他は筒型パーツの組み合わせで合わせ目はありません。
センサーはハッチが開閉式で、内部にはクリアーパーツをはめ込むようになっています。グリップやサブグリップは可動式。
砲口は開口され、砲口下部のフックは可動します。マガジン内部には弾頭が造形されています。
ジャイアント・バズはグリップにダボがあるので、しっかりと保持させることができます。グリップが前後に可動するので、担いだりするポーズもも余裕で可能です。肩の可動域も広いので、両手持ちも難なく可能。
ザク・バズーカ。通常装備品です。こちらもグリップ周りが左右挟み込みで他は筒型です。
センサーに開閉ギミックはなく、内部には黒いパーツをはめ込むようになっています。センサーとサブグリップは可動しますが、グリップは可動しません。
説明書に記載はないですし、あまり推奨はできませんが、一応リアアーマーにマウント可能です。
問題なく保持でき、両手持ちも難なくですが、ザク・バズーカはグリップが可動しないので、担ぐポーズは少し難しいです。
ザク・マシンガン。ザクの一般装備品です。合わせ目が出ない組み合わせになっています。
センサーやサブグリップは可動式で、センサーにはクリアーパーツを埋め込むようになっています。ザク・バズーカもそうですが、グリップには別パーツ構成のダボがあり、ハンドパーツでしっかりと保持できるようになっています。
マガジンは脱着式で、サイドアーマーやリアアーマーにマウント可能です。マガジン内部には薬莢型のモールドが造形されています。
ヒート・ホーク。刃の付け根が別パーツ化されています。グリップにダボがついていて、保持しやすくなっています。
付属のマウントパーツを使用することで、サイドアーマーやリアアーマーにマウント可能です。
グリップにダボがあるので、しっかりと保持できます。ダボが右側にあるので、左手で保持すると固定できず、ふらつくようになります。
武器用マウントパーツをを使うことで、シールドにL字シールドに複数の武器類をマウント可能です。シールドの側面にはストッパーがついていて、マウントパーツをしっかりと固定できるようになっています。
マウントパーツを使って武器類を装備した状態。
ハンドパーツは平手、可動式、持ち手各種が付属しています。
では適当に何枚かどうぞ。
以上です。胸部パーツがポロリしたり、肩関節が弱く、武器を保持させると垂れたりするところはありますが、RGならではの細かな造形とリアルさで、安定したキットになっていると思います。情報量も多いですし、ちょっとしたポージングでもかっこよく表現できるのもいいですね。
配色も渋めのカラーリングで、ジョニー・ライデン機の赤とは違った魅力があります。他にないブラウンとブラックの配色は、戦場で目立ちやすいカラーリングなので、バリエーション機として量産機にはない存在感を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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