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HGUC リゼル(隊長機) レビュー

今回は、2010年3月に発売されたHGUC 1/144 RGZ-95C リゼル(隊長機)のレビューをご紹介します!

HGUC リゼル(隊長機)は、『機動戦士ガンダムUC』に登場するMS『RGZ-95C リゼル(隊長機)』の1/144スケールモデルキットです。隊長機仕様のカラーリングを成型色で再現。メガ・ビーム・ランチャーや背部ウイングユニットといった特徴的な機体形状が再現されています。パーツの差し替えによるWR形態への変形も可能。価格は税込み2,420円です。

リゼルの一部を熟練パイロットやエースパイロット用に改修された機体で、劇中ではノーム・バシリコック他が搭乗。クシャトリヤやシナンジュと戦闘を繰り広げた特別仕様機『RGZ-95C リゼル(隊長機)』がHGUCでキット化。

2010年1月に発売されたHGUC リゼルをベースに、隊長機仕様のカラーリングが成型色で、背部にウイングユニットを持つバックパックやメガ・ビーム・ランチャーが新規パーツを用いて再現されています。別名『C型』。

成型色はインディブルーをベースに、胸部やソール、メガ・ビーム・ランチャーなどにダークグレーを配色。その他、全身各部にホワイト、腹部にライトブルーなどを配色した締まりのあるカラーリングになっています。関節や内部パーツはグレー成型色での再現。

シールは頭部や胸部、肩部などのセンサー類、腰部V字を補うくらいで少なめ。通常のリゼルはセンサー類が赤色でしたが、隊長機ではグリーンに変更されています。

通常のリゼル同様、腕部内部や足首、股間部、WR形態用のジョイントパーツといった強度が必要な箇所のパーツにはABSが使用されています。KPSは不使用。

ポリキャップはPC-001を各部に使用します。肘はABSパーツ構造ですが、肩や膝、足首などその他の関節はポリキャップ仕様で関節強度はまずまず高め。背部にウイングユニットやメガ・ビーム・ランチャーを持つバックパックを装備していますが、後方への負荷は少なく、自立は安定しています。

シールド、ビームサーベル(ビーム刃、柄)✕2、武器持ち手(右)、ウェイブライダー形態への組み換え用パーツ3種が付属。

HGUCリゼル用の余剰パーツがいくつか付属します。背部バックパックなどのパーツがないので、通常のリゼルとして組むことはできません。リゼルのサーベル刃はクリアピンクでしたが、余剰なのにクリアグリーンにしてあるのは気が利いていてありがたいですね。

専用のマーキングシールが付属。連邦やナンバー、形式番号、ロンド・ベルのエンブレムなどが収録されています。

メガ・ビーム・ランチャーはアームがフレキシブルに可動するため、背部に収納することも可能です。背部に収納した状態で。

メガ・ビーム・ランチャーや背部バックパックを外した状態で。全身自体の形状は通常のリゼルと同じ。なので形状の異なる背部のみ、通常のリゼルと比較しながら各部を見ていきます。

頭部。V字アンテナのない、量産機らしいコンパクトでまとまりのあるデザイン。通常のリゼルは赤だったとさか前後センサーは赤からグリーンの変更されています。左右のダクトやバルカンはグレーに塗り分けが必要。

表面のゴーグルはグリーンのシールを貼り、その上からクリアグリーンパーツを被せての再現です。ゴーグルも通常のリゼルはクリアピンクでしたが、こちらはクリアグリーンに変わっています。

胸部・腹部。エッジの効いたメカニカルな装甲が造形。腹部装甲もパーツで細かく色分けされています。肩左右のセンサーは通常のリゼルは赤でしたが、この隊長機はグリーンに変更されています。

首はポリキャップ仕様で適度に可動。肩はボールジョイント接続で特に可動ギミックはありません。

腰部。シャープな装甲やフロント中央の突き出た装甲など、参考にしたとされるメタスを想起させるデザインになっています。中央のV字はモールドにシールを貼っての色分け。

リアアーマーの下部ダクトはパーツでの色分けが再現されています。

腰アーマー裏、大腿部側面の装甲裏各部ともモールドはなし。大腿部側面の装甲はボールジョイント型ポリキャップでフレキシブルに可動します。

腕部。こちらもエッジの効いた前腕やメタスを思わせるショルダーアーマーが印象的に造形されています。上腕以下は合わせ目が出来ないパーツ構成。前腕のグレネードランチャーはハッチのみで、開閉ギミックや弾頭などはありません。

腕部は全体にフレームが造形されています。腕部フレームはABSパーツ構成。

ショルダーアーマーは前後の組み合わせで上部に合わせ目ができます。前後センサー類は通常のリゼルは赤でしたが、隊長機ではグリーンに変更。側面の白いダクトは内側をグレーに塗り分ける必要があります。

脚部。段差のある装甲や裏面動力パイプ、各部の白い装甲やダクトなどがメカニカルに造形。各部ともパーツでコ細かく色分けされています。白いダクト内部は黒く塗り分けが必要。

大腿部は左右の組み合わせですが、前後の合わせ目は段落ちモールド化。膝から下も細かなパーツ構成で合わせ目はありません。後部動力パイプは塗り分けると更にメカメカしくなりそうですね。

ソールはハイヒール型。ダークグレーの装甲がいい味出しています。こちらも合わせ目は段落ちなどでモールド化。

足裏は適度にモールドが造形。肉抜き穴などはありません。WR形態用につま先を伸ばすことができます。

背部を通常のリゼル(一般機)と並べて比較。通常のリゼルは左右がスラスター付きの厚みのある装甲なのに対し、隊長機は機動性の高さを感じさせるウイングユニットを装備しています。

背部バックパックとは2ダボと角型ダボでの接続でしっかりと固定されます。ダボ形状が同じなので、通常のリゼルのバックパックも装備可能。

機首部分は通常のリゼルと形状は殆ど同じですが、メガ・ビーム・ランチャー用のジョイント付きの装甲が新造されています。下部の3基スラスターも別パーツでの色分けを再現。側面のメガ・ビーム・ランチャージョイントは少し可動します。

側面のセンサーは片側のみ。通常のリゼルは赤でしたが、隊長機はグリーンに変更されています。装甲は前後の組み合わせで側面に合わせ目ができます。

ウイングユニット。ゼータガンダムのフライングアーマーを思わせるデザインで造形されています。表面の白い装甲はパーツでの色分け。

装甲は上下の組み合わせで側面に合わせ目ができます。

ウイングは少し展開可能。表面のグリップも展開させることができます。

メガ・ビーム・ランチャーは背部バックパックの機首側面からアームを介して展開。肩や背部ウイングユニットなどとの干渉なく、前方に展開させることができます。

アームは合わせ目が出来ないパーツ構成。可動箇所が多く、前後へは柔軟に可動するようになっています。左右やロールの可動ギミックはありません。

メガ・ビーム・ランチャー。リゼルの専用オプションとして設定された長距離支援用の高出力ビーム兵装になります。後にHGUCリゼル(ディフェンサーbユニット)やHGUCリゼルC型(ディフェンサーbユニット/ゼネラル・レビル配備機)などにも付属。

本体部分は簡単な左右の組み合わせで上下に合わせ目ができます。適度に起伏がありますが、平らな面が多いので合わせ目消しはラクそう。

側面のセンサーは別パーツ化されています。本体部のセンサー共々表面はグリーンのシールでの色分け。動力パイプ類は白く塗り分けが必要です。

下部のグリップはWR形態用に収納可能。

HGUCリゼルと並べて。胸部やソール部のダークブルーがダークグレーに変更されているのと、各部センサーの色味が異なります。形状に関してはメガ・ビーム・ランチャーを装備しているのと、バックパックの左右装甲がウイングユニットに変わっています。

劇中で交戦したシナンジュと並べて。リゼルもそこそこ大きいですが、シナンジュは更に大型。これに立ち向かったノーム隊長は勇敢でした。

各部可動域は通常のリゼルと全く同じ。なので簡単にご紹介していきます。

頭部は適度に見上げる動きが可能。腕は水平程度まで上げることができます。肘は1重関節で90度程度曲がります。組み換えによる変形を兼ねているため、上半身の前後可動ギミックはありません。

腰は装甲が干渉するため、少しひねる程度。膝は2重関節で深くまで曲げることができます。立膝もきれいな姿勢で再現可能。

左右への開脚はハの字程度まで広く展開させることができます。足首は少し角度変更が可能。

可動域の総括としては、全体的に特別広くもなく、狭くもなくといったところ。ですが左右へは幅広く開脚しますし、首や腕も不満のないくらいに可動するので、ある程度様になるポーズは再現できそうです。通常のリゼルとは背部形状が異なりますが、特に干渉するようなところもありません。

可動域の詳細は以下のリンクから、HGUCリゼルのレビューをご参考くださいm(_ _)m

⇒HGUC リゼル レビュー

シールド。専用の多目的防御装備になります。先端にはビーム・キャノンを装備し、WR形態時のメインウェポンとして機能するとのこと。特別複雑なパーツ構成ではないですが、合わせ目はありません。裏面の肉抜き穴が少し気になるくらい。

一通り武装して。

メガ・ビーム・ランチャーは付属の武器持ち手で保持します。手のひらにダボ固定できるので、しっかりと保持させることができます。

ただし手のひら側だけが新造されているため、手前の握る側のパーツとは成型色が異なる(ダークグレーとグレー)ので少し気になるかも。

アームの長さにあまり余裕がないので、肘を深く曲げた状態での射撃ポーズになります。ですがそれでも十分に格好良い射撃ポーズは再現することができます。

メガ・ビーム・ランチャーや背部ウイングユニットを装備しているため、通常のリゼルとは異なる火力の高さや機動性の高さを感じさせますね。ちなみに劇中ではノーム隊長機はメガ・ビーム・ランチャーを装備しておらず、リディ機が装備していました。

背部のデザインも秀逸。アクションベースやスタンドへは、通常通り股間部に3.0mm軸を差し込んでのディスプレイです。しっかりと固定できるので、キットがクルッと反転したりということはありません。安定したディスプレイが可能です。

シールドは通常のリゼルと同様、前腕にダボ固定します。適度に固定強度があるので、特に外れたりということはありません。

ただ、背部ウイングと干渉し易いため、取り回しは少し難しいところがあります。うまく避けながら格好良いディフェンスポーズを取らせたいですね。

ビームサーベル刃は、通常のリゼルはクリアグリーンのビーム刃が1本付属でしたが、隊長機ではクリアピンク成型色のものが2本付属しています。ブラックライトで照らしても発光はせず。

メガ・ビーム・ランチャーを背部に収納すれば、右手にビームサーベルを保持させることもできます。ビーム刃はMG用のものなのでちょっと長い気はしますね。

WR形態への変形も通常のリゼルと殆ど同じ。上半身は背部ユニットや胸部パーツを細かく分解しておきます。

下半身も股間部等を細かく分解。

下半身も股間部等を細かく分解。

WR形態用のジョイントパーツ基部に胸部や腰部、シールドなどを組み付けます。

脚部は膝を曲げてジョイントパーツを組付け、ウイングユニットや腰アーマーを組付け。

WR基部に組み上げた脚部やメガ・ビーム・ランチャーをの配置を変えた機首部分を組み付けるとWR形態への変形完了となります。

ウェイブライダー(WR)形態。

ウェイブライダー形態をいろんな角度から。組み換えによる変形なのと、部分的にジョイントパーツで固定されているため、形状が崩れることは殆どありません。各部ともかっちりとしているのでディスプレイさせやすいです。

通常のHGUCリゼルのWR形態と画像を並べて比較。ウイングユニットやメガ・ビーム・ランチャーを装備しているため、形状がだいぶ違っています。どちらも基礎部分はメタス風ではありますが、隊長機は武装類によって機動性、攻撃性の高さを感じさせるデザインになっています。

浮かせてディスプレイさせる場合、ジョイント穴が少し奥にあるので、アクションベースなどに付属しているジョイントパーツを組み付けて長さを確保してやる必要があります。

ウイングユニット、メガ・ビーム・ランチャー共にリゼルの外観を崩すことはないですし、造形もバランス良くデザインされています。通常のリゼル(WR形態)とはまた違った格好良さがありますね。

ウイングを広げれば少し表情を変えることもできます。

ウイングユニットのグリップを展開すれば、ジェガンなどを搭乗させることも可能です。ただししっかりと固定できるわけではないので、バランス良く乗せるか、スタンドでサポートしてやる必要があります。D型が手元にないので通常のジェガンで・・・;

適当に何枚かどうぞ。

以上です。大部分は通常のリゼル(一般機)と同じですが、背部ウイングユニットやメガ・ビーム・ランチャーの存在感は大きく、C型の特徴的な機体形状がうまく再現されています。センサー類もグリーンに変更されて差別化されていますし、隊長機らしいワンランク上のリゼルが表現されていて格好良いですね。

気になる点はそんなにないですが、メガ・ビーム・ランチャーの持ち手が手のひら側と握る側でパーツの色が違うので、ここはできれば色が統一されていると良かったかなと。それとメガ・ビーム・ランチャーのアームの可動にロールがあると、もう少しポージングの幅が広がったでしょうね。

ただ、それを差し引いてもメガ・ビーム・ランチャーの射撃ポーズは重厚感があって様になりますし、構えるだけでも十分な迫力があります。WR形態も一般機に比べて機動性の高さを感じさせますし、量産機とは思えない魅力の詰まったキットになっているのが良いですね。

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菊地 俊介様 素晴らしい仕上がりに敬服しております。

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2 件のコメントがあります。

  1. 匿名

    on 2023年10月16日 at 19:05 - 返信

    > HGUCリゼルC型(ディフェンサーa+bユニット/ゼネラル・レビル配備機)
    こんなものないよ、あれはMGだ。

    • nori

      on 2023年10月16日 at 19:18 - 返信

      コメントありがとうございます!
      失礼しました;
      HGUCリゼルC型(ディフェンサーbユニット/ゼネラル・レビル配備機)
      ですね、修正しておきますm(_ _)m

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