MG リ・ガズィ・カスタム レビュー

今回は、MG 1/100 リ・ガズィ・カスタムのレビューをご紹介します!

MG リ・ガズィ・カスタムは、『機動戦士ガンダム 逆襲のシャアMSV』より、リ・ガズィの発展機『リ・ガズィ・カスタム』の1/100スケールモデルキットです。一般発売のMGリ・ガズィをベースに、V字型のアンテナを携えたガンダムフェイスや胸部、肩部、腰部などを新造。ビーム・アサルト・ライフルが付属し、特徴的なウェイブライダー形態への変形が可能など、リ・ガズィが大幅にカスタマイズされたキットになっています。価格は5,940円(税込み)。プレミアムバンダイ限定の商品です。

2001年6月に発売されたMGリ・ガズィをベースに、各部が新規パーツによってキット化されたMGリ・ガズィ・カスタム。ですがベースのリ・ガズィパーツは2~3割程度で、8割くらいは新規パーツによって構成されています。ほぼ新造キットといってもいいくらいの仕上がりになっています。

成型色はリ・ガズィと同じライトブルーやブルー・グリーンがメイン。背面のバック・ウェポン・システムはパープルがメインです。部分的にシールを使いますが、ダクト類など細かい箇所もパーツによって色分けされています。

背部のバック・ウェポン・システムを背負っているため、少し後方に比重がかかります。ですが自立は問題なく可能です。脚部はビス止め仕様で関節強度もまずまず高め。バック・ウェポン・システムの重量によって腹部が少し反りやすいのでその点は注意です。組立時はあまり気にならないですが、もしヘタれたら、持っていかれる場合もありそうです。

頭部。リ・ガズィよりも小顔になり、V字アンテナが造形されたガンダムタイプのフェイスになっています。メット部は左右挟み込みタイプですが、後頭部にできる合わせ目は段落ちモールド化されています。

ツインアイととさかセンサーはクリアーパーツで、表面にシールを貼って色分けするようになっています。

リ・ガズィの頭部と比較。頭部全体が小型になって全身とのバランスが良くなりました。

胸部から腰部。後部はガンダムタイプのエアインテークが造形。腰部はダクトなどが別パーツ化され、各部ともパーツで細かく色分けされています。

胸部は内部フレームが新造され、リ・ガズィとは全く違った構造になっています。

コックピットハッチは開閉が可能。

エアインテーク内部はスリット入りですが、表面に黒いシールを貼って色分けするようになっています。コックピット内部は全天周囲モニター型に造形されています。

サイドアーマーにはビーム・ガンが造形。小型スラスターが色分けされています。

腰アーマー裏には各部ともモールド入りの裏打ちパーツが造形されています。

股間部はリ・ガズィと同じ構造で、後部のストッパーを解除することで左右に展開するようになっています。

フロントアーマー、リアアーマーともに展開が可能です。

腕部。メカニカルな造形が再現されています。

部分的にリ・ガズィのパーツは使用されていますが、ほぼ完全新規といってもいいくらいの仕上がりです。

細かいパーツ構成で合わせ目は段落ちモールド化されています。ハンドパーツは親指が可動し、残りの4指は組み換え式になっています。

前腕にはリ・ガズィと同じグレネード・ランチャーが内蔵されています。外装をスライドさせてハッチを展開することでランチャーが露出。

装甲の上部にはシールドマウント用のポリキャップ穴がありますが、スライドさせるとポリキャップも合わせてスライドするので、グレネード・ランチャーを展開しているときはシールドを装備できないようになっているようです。これはリ・ガズィと同じ構造。手首は適度にスイングします。

ショルダーアーマーは内部フレームが造形され、外装も各部が別パーツで構成されています。前後や側面のダクトも内外枠で別パーツ化された細かい作りになっています。

脚部は他に比べるとリ・ガズィからの変化は少ないですが、それでも大腿部や側面の装甲などが新造されています。

内部フレームをリ・ガズィと比較して。画像右がリ・ガズィです。内部フレーム本体はリ・ガズィと同じですが、大腿部が新造され、膝のビス止めがなくなっています。側面のダクト形状はリ・ガズィから変化。

後部のバーニアはリ・ガズィから変わらず。内部は黄色いパーツで色分けするようになっています。

ソール部はリ・ガズィと同じですが、アンクルガード接続部が細かいパーツで新造されています。

背部バック・ウェポン・システムは左右のユニットと中央のビーム・キャノン部分がそれぞれ独立した構造になっています。

背中は5箇所の接続部があり、中央にはビーム・キャノン(機首)部分を取り付けます。左右2箇所はバックウェポンシステムの左右ユニットをそれぞれの2ダボをはめ込み、下にスライドさせて固定するようになっています。

左右のユニット。複数パーツの組み合わせで作り込まれた構造になっています。

バーニアは上下に可動。縁は赤いシールでの色分けです。ウイングの側面モールドにはゴールドのシールを貼るようになっています。曲部に貼り付けるので、浮きやすいので注意です。

ハイパー・ビーム・サーベル兼ビーム・ランチャー基部は適度に可動します。側面の3連装ミサイル・ランチャーも赤いパーツで色分けされています。

ユニットも中央部と翼部で分離が可能。こちらもはめ込んでスライド固定させます。下部のバーニアも内部は黄色いパーツでの色分けです。

ウイングは展開が可能。ウイングはモールド入りで、先端は別パーツで色分けされています。

機首兼ビーム・キャノン部分。リ・ガズィと似ていますが、新規パーツによって構成されています。水色の部分はシールでの色分けです。

ビーム・キャノンの砲口は別パーツでの色分け。ハイパー・ビーム・サーベルの付け根は可動します。

機首部分は、上部に大きく展開させることができます。

MGジム・コマンド(コロニー戦仕様)、MG強化型ダブルゼータガンダムVer.Kaと並べて。ダブルゼータほどではないですが、比較的大型なキットです。リ・ガズィ・カスタムの頭頂高は20.5m~20.9m。

MGリ・ガズィと並べて。成型色は同じで全体的に似た箇所も多いですが、部分的な形状が細かく違っています。

頭部はかなり広く上下可動します。シャープな顎が少し干渉しますが、交わすようにすれば問題なく左右へも可動します。

腕部はY字程度まで上げることができます。肘も深くまで折り曲げることが可能。

肩構造もリ・ガズィとは全く別物になっています。

肩の前後スイングは、後方へはほぼ動かせませんが、前方へは適度にスイングが可能です。

腹部も適度に反らせることができます。

腰は干渉するので、わずかにひねられる程度。アクションベースへは、付属のマウントパーツを使ってのディスプレイとなります。マウントパーツはリ・ガズィ・カスタムの股間部に合わせて新造されていますが、キットを傾けると少し外れやすいかも。

前後開脚はまずまず広めに展開。

膝は深くまで折り曲げることができます。ひざ内部パーツはリ・ガズィと同じで合わせ目ができます。

足首は前後左右とも広く可動せず、それなりといった感じ。構造がリ・ガズィと同じなので可動域も同じです。

左右への開脚はハの字程度。アクションベースにディスプレイさせるともう少し狭くなります。

脚の付け根が回転するので、内股、ガニ股は共に水平以上に可動します。

立膝は割ときれいな姿勢で再現できます。

可動域の総括としては、股間部の可動域はリ・ガズィからあまり変わりませんが、全体的には各部とも新造されていて現代のキットレベルで広範囲に可動してくれます。

シールド、ハイパー・ビーム・サーベル刃☓2、アクションベースマウントパーツ2種、変形用パーツ3種、平手指パーツ(左右)武器持ち手指パーツ(右)、握り手指パーツ(左右)、ビーム・アサルト・ライフルが付属。

内外パーツが多数余剰で付属します。可動式のハンドパーツがそのまま付属。MGリ・ガズィのパーツだけでなく、新規ランナーにも余剰パーツがあったので、MGリ・ガズィVer.2.0などのバージョンアップ機が予定されているのかも。新規ランナーにも『MG 1/100 リ・ガズィ』と印字されています。

連邦、ロンド・ベル、アムロ、B.W.S、リ・ガズィ・カスタム(リ・ガズィ)の形式番号などが入った水転写デカールが付属します。

ビーム・アサルト・ライフル。本体部分は左右で挟み込むようになっていますが、合わせ目はモールド化や段落ちモールド化されているようです。ハンドガードの部分も茶色の別パーツで色分けされています。

センサーはシールでの色分けです。マガジンは脱着が可能。後部には可動式のダボがあり、変形時に腕部にマウントさせることができます。

シールド。ほぼMGリ・ガズィと同じですが、上部の3基ハンド・グレネードが新規パーツで造形されています。

シールドとビーム・アサルト・ライフルを装備して。

ビーム・アサルトライフル、シールドともにぽろりはしにくいので、ポージングはしやすかったです。左右への開脚や腰の回転が制限される分ポージングの幅は狭いですが、背部にバックウェポンシステムを背負っているので迫力はありますね。

ビーム・アサルトライフルのハンドガードを掴むような動きは、平手よりも武器持ち手指パーツを使ったほうが自然になります。

持ち手にダボがあるので、ハイパー・ビーム・サーベルもしっかりと固定できてポロリなどもなかったです。

ウェイブライダー形態への変形は、本体自体はリ・ガズィの変形とほぼ同じ。ショルダーアーマーを下げ、腕を回転させて向きを変えます。そして股間部を展開。

膝をS字にしてソール部を押し込み、つま先を伸ばします。(わかりやすいようバックウェポンシステムを外しています。)

機首部分を伸ばして両翼を展開。

シールドにジョイントパーツを取り付けます。

組み換えたシールドを肩と脚部に固定。

ビーム・アサルトライフルを前腕に取り付けたら変形の完了です。

アクションベースへのディスプレイは、股間部のストッパーを上げてからはめ込まないと、ジョイントパーツが外れてキットが落下するので注意です。

リ・ガズィ(PCでは画像右、スマホでは画像下)と並べて。リ・ガズィ・カスタムのほうが両翼が長め。それ以外の全体的なフォルムはあまり変わらない感じです。

キットに重量があるので、ジョイントパーツを使っていても、アクションベースからジョイントパーツが抜けてキットが落下したりしやすいです。不安定さがあるので、一定の姿勢に決めたらそのままにしておくか、各部の強度を上げる必要があるかもです。

適当に数枚どうぞ。

以上です。変形の都合上、股間部の可動域が狭めでポージングの幅が少し制限されてしまいますが、全体的に新造されててかなりよく動くキットに仕上がっていると思います。ポロリは通常の指パーツが外れやすいだけで、その他の武器類保持なども安定していました。

重量のあるキットなので、支柱の細いアクションベースを使うと不安定になるのでその点は注意です。股間部のマウントパーツも安定性という部分では少し弱いので、落下などには注意が必要かと。

スタイルこそリ・ガズィと似ていますが、似て非なるもののように別キットとして楽しめますし、変形もしっかりとしたものになっています。プロポーションもいいので、これを元にしてリメイク版のリ・ガズィも期待したいですね。

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1件のコメントがあります。

  1. 匿名

    on 2019年6月20日 at 10:52 - 返信

    組みました。MGリガズィのバリエーション展開キットはやっぱリガズィだな…が正直な感想です
    変形後もふらつくし、変形中にリアスカートがぽろぽろ取れやすい。BWSユニットは重い、ライダー状態でアクションベースもかなりギリギリ、XB24の固定力弱い。あとはもともとのデザイン上の問題だから仕方ないけどライダーは俯瞰したアングル以外見ちゃダメ、真横・真正面からは特に。これ一々変形する必要があったのだろうか?という位何というか…。邪魔くさいのでBWSの機首主砲ユニットとサーベル・ミサイルウイングユニット部を取り外して最低限のバックパック状態でMS体型で飾り始めました。接合部はプラバンで作ったカバーで自分なりの解釈にしています…。

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