MG ドワッジ レビュー

今回は、MG 1/100 ドワッジのレビューをご紹介します!

MG ドワッジは、『機動戦士ガンダムZZ』に登場する量産型MS『ドワッジ』の1/100スケールモデルキットです。MG MS-09 ドムをベースに、頭部、背部、リアアーマー、脚部、各種武装等を新規造形で再現。関節機構もアップデートされた他、ホイップアンテナやプロペラントタンク、ドロップタンクといった特徴的な造形が再現されたキットになっています。価格は5,400円(税込み)。プレミアムバンダイ限定の商品です。

ドムの系譜を継ぐ量産型MSがキット化。ドムと同じく重厚感あるフォルムを持つジオン公国軍量産型陸戦用重モビルスーツです。

成型色はサンドブラウンやダークグリーンなど。サンドブラウンパーツやグレーパーツはつや消しっぽくなっていて、おもちゃっぽさを感じないような、リアルで陸戦用機らしいカラーリングになっています。

ポリキャップはドムと同じくPC-121とMランナーの2枚を使い、各部の関節強度は高め。ズッシリとしたプロポーションで足底も広いので、自立は極めて安定しています。関節がアップデートされていますが、関節強度などもドムとほぼ変わらず高めです。

頭部。赤いフェイスパーツやメット部が新規パーツによる造形で、バルカンや後頭部センサーなどが造形されています。後頭部センサーはクリアーピンクパーツによる色分け。

MG ドムの頭部と並べて。フェイスパーツが新規パーツになり、少しシャープな印象に。

頭部モノアイはポリキャップとボールジョイントパーツによって左右上下フレキシブルに可動します。頭部内部構造はドムと同じですが、モノアイがクリアーピンクパーツに変更されています。

胴体上部から背面にかけての装甲は、動力パイプやダクトなどが造形された新規パーツ構成で、頭部が埋め込まれたようなスタイルになっています。2本の特徴的なホイップアンテナが造形されていますが、細身なので折ってしまわないよう注意です。

胸部から腰部。ダークグリーンやオレンジなどの成型色で構成されています。外見はドムとほとんど変わらず。左胸の拡散ビーム砲は赤い成型色になっています。ビーム砲の内部はクリアーパーツなので、イエローに塗装する必要があります。

肩関節が新規パーツで構成され、可動域が確保されています。組み合わせ強度が高いので、組み込む前にある程度動かして調整しておいたほうがいいかもです。(画像右はドムの肩関節)

腹部はコックピットハッチが開閉。

腹部内部はドムと同じくパイロットフィギュアを格納したコックピットやメカニカルな造形が再現されています。

リアアーマーはダクトが造形され、ダクト穴が開口しています。内側にはドムと同じスラスターが造形。付け根がポリキャップで適度に可動します。

腰アーマー裏は細かいモールドこそないですが、適度な造形になっています。股間部は新規パーツによってスライド展開。大腿部の付け根も新規パーツで可動範囲が向上しています。

腕部。外見的にはドムとあまり変わらず。

ですが新規外装パーツや新規内部フレームによって再構築されています。

二の腕は筒型、前腕は複数パーツの組み合わせで合わせ目はできません。ハンドパーツは可動式のエモーションマニピュレーターが採用されています。

ショルダーアーマーはドムと同じ。なので上部に合わせ目ができます。肩内部パーツもドムと同じなので合わせ目ができます。

脚部。ドム系機体特有の肉厚な造形が再現されています。大部分はドムと同じですが、部分的に新規パーツで構成されています。

脚部はドムと同じ構造の内部フレームが造形されています。大腿部は可動域が追加されているため、新規パーツによる構成です。

ドムの内部フレームと並べて。大腿部の形状が違っています。

大腿部は前後の組み合わせで、側面の合わせ目は段落ちモールド化されています。膝下のスカート外装は、内側はドム用のパーツ、外側は新規パーツで楕円形のモールドが造形されています。

後部のドロップタンクは、筒型パーツなので合わせ目はありません。脚部スカートパーツにスライド固定させて組み付けるため、脚部からスカート外装パーツを外さないとタンクの脱着ができないようになっています。

ソール部はドムと全体的に大きな違いはないですが、足首の付け根パーツが新造され、一回り小型になっています。合わせ目も段落ちモールド化されています。可動域はドムとあまり変わらない感じですが、若干可動がスムーズになっているっぽいですね。

足裏もドムと変わらず。画像左がドワッジの足裏です。

背面バックパックは、熱核ジェットエンジンの吸気口やプロペラント・タンクが新造され、メカニカルでリアルな造形が再現されています。中央部にはクリアーピンクパーツによるセンサーが造形されています。

スラスター内部はメッシュ状のモールドが造形されていて、縁も赤い別パーツで色分けされています。プロペラント・タンクは中央部がモナカ割ですが、合わせ目は段落ちモールド化されています。ヒート・サーベルマウント部はバックパック側面に造形されています。マウントパーツはドムと同じ。

バックパックをドムと比べて。より重装甲感や機動性がアップしているような印象。

MGドムと並べて。体型はほぼ同じですが、部分的な形状やカラーリングが違うこともあって印象も違っているかと。後ろは特に違っていて、ドワッジの重厚感が際立ちます。

頭部は少し見上げることができます。左右へも少し振ることができます。上下左右とも、ドムに比べてほんの少しですが可動が狭まっている印象。

腕は水平より少し上に、肘はV字程度に折り曲げることができます。肩や腕が新造され、ドムに比べてごく僅かですが可動域が広くなっているようです。

ドムの肩は全くスイングできませんでしたが、ドワッジは新造パーツによって前方にスイングできるようになっています。これ以上に広げる事もできますが、新規パーツが肩から抜け出てしまうのである程度に控えておいたほうがいいかもです。

上半身は左右に傾けることができます。

前後にも反らせることができます。ただ、背中のプロペラント・タンクが干渉するのでドムほど反らせることはできないようでした。

前後開脚はドムとほとんど変わらないですが、リアアーマーが大きくなって干渉するので、後方へは少し範囲が狭まっている印象。

股間部が新造されたので、左右への開脚は少し広くなっています。足首の可動はあまり変わっていないので、開脚状態での接地は少し不安定な部分も。画像は用意していないですが、大腿部の付け根が改良されているので内股、がに股は広く可動します。

可動域の総括としては、ドムに比べ、全体的にそこまで広く可動するようになっているわけではないですが、肩部や股間部が新造されているのはいいですね。より表現の幅が広がっているので、ポージングでは助かる部分もあるかと思います。

アクションベースへのディスプレイは、マウントパーツなどが特に付属していないので、コの字パーツを使ってのディスプレイとなりそうです。説明書に記載がないので最適な方法はわかりませんが、そのままだと新規パーツの股間部軸が太く、コの字パーツがはまららないので、少し隙間を開けてからコの字パーツを差し込むような形かと。

ジャイアント・バズ、ヒート・サーベル、ヒート・トマホーク、ジオン兵フィギュアが付属。

専用の水転写デカールが付属。

MGドムやMGザクVer.2.0の余剰パーツが多数付属。バーニア付け根パーツやバックパック内部パーツ、リアアーマーなどが付属しないので、ドムとして組んでも8割くらいの形になると思います(関節がアップデートされたドムとして)。ラケーテン・バズは完全な形で付属しています。

ジャイアント・バズ。MGザクVer.2.0に付属のジャイアント・バズをベースに、サーマルジャケットやスモークディスチャージャーなどが新造され、ドワッジ独自のジャイアント・バズになっています。筒型パーツの組み合わせなので合わせ目はできないようになっています。フォアグリップは上下に可動します。

サーマルジャケットは1個パーツのプラ素材ですが、布のような造形が再現されています。砲口側面に装備したスモークディスチャージャーは、固定強度が甘くスカスカだったので、少し太らせてはめ込みました。このあたりは個体差があるのかも。

新規造形のグリップは可動しませんが、引き起こしリブが2箇所に追加されているので、角度をつけての保持が可能です。後部には通常のジャイアント・バズと同じく弾頭型パーツが内蔵されています。

ヒート・トマホーク。両刃の特徴的な武装になります。一部塗り分けが必要です。

複数パーツの組み合わせで、合わせ目などはありません。こちらもグリップに引き起こしリブがあり、保持しやすくなっています。

ヒート・サーベルはドムのものと同じ形状ですが、グリップに引き起こしリブが追加された新規パーツになっています。

ジャイアント・バズとヒート・サーベルを装備して。ジャイアント・バズは手のひらのリブ同士で組み合わせられるので、保持しやすいです。ヒート・サーベルも問題なく装備。武装することでさらに重装甲感が高まっています。

バズーカ系を肩に担ぐと、ヒート・サーベルマウント部が干渉しやすいので、避けるようにポージングしてやる必要がありそうです。ホイップアンテナは、バズーカの配置によっては干渉しますが、普通にしているとそんなに気になることもないようです。

新規パーツで肩がスイングできるようになっているので、バズの両手持ちが少ししやすくなっています。

グリップの握る位置を変えることで、脇に抱えるように保持することも可能です。

ヒート・トマホークもリブでしっかりと保持できます。両手持ちも問題なく可能。

ヒート・サーベルも同様にしっかりと保持が可能。

では適当に何枚かどうぞ。

余剰のラケーテン・バズもエモ手で保持が可能です。リブ固定ではないのでスルッと外れることもあるかもですが、グリップが可動するので特別持たせにくさはないですね。

以上です。新規可動部の恩恵がそこまでないのかなと思いましたが、この重量感あるフォルムだとちょっと動かしただけで躍動感が出てくるので、ドムに比べわずかな可動でも迫力が違っている感じでした。ドワッジらしいメカニカルな造形もいいですね。

欠点としては、股間部が新造されたので、できればアクションベースにディスプレイできるようになっていると良かったですが、元々陸戦用機なので別に問題ないかなとも思います。それと、指がエモーションマニピュレーターなので、他の箇所と比べると耐久性が弱めなので、あまりガシガシ動かすと破損したり弱くなったりすることもあるので注意です。

ベースのMGドムが良キットなので、このドワッジも優秀。新規造形部分の力の入れようが感じられますし、カラーリングや各部造形、武装など、ワンランク上のドムとして楽しむことができるのではないでしょうか。

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4 件のコメントがあります。

  1. 名無しのガンダム好き

    on 2019年4月23日 at 21:51 - 返信

    一般販売だったら購入を考えたと思うんだけどなぁ。
    カッコイイなぁ、高いなぁ(涙)

    • nori

      on 2019年4月25日 at 16:16 - 返信

      コメントありがとうございます!
      プレバン商品なのでどうしても金額は・・・って感じですよね;

  2. 774

    on 2019年4月24日 at 03:55 - 返信

    ショルダーアーマーと肩の分割、足裏のディテール辺りが
    MGドムの古臭い所のままでちょっと残念ですかねぇ…
    あとは賛否ありそうなエモーションマニピュレーター。
    これら以外は文句ない出来だと思います

    • nori

      on 2019年4月25日 at 16:17 - 返信

      コメントありがとうございます!
      内外ともに新造箇所が多いですけど、肩アーマーはドムのままなんですよね・・。
      そのあたりが改善されていると完璧だったかも!?

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