HGUC ハイゴッグ レビュー

今回は、2003年6月に発売されたHGUC 1/144 MSM-03C ハイゴッグのレビューをご紹介します!

HGUC ハイゴッグは、『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』に登場する水陸両用MS『ハイゴッグ』の1/144スケールモデルキットです。腕のジャバラとツメ関節にボールジョイントを採用し、広範囲な可動を実現。腕部に差替えカバーパーツを付けることで、巡航形態も再現なキットになっています。着脱式の背部ジェットパックや腕部ミサイルも付属。価格は1,320円(税込み)です。

サイクロプス隊のアンディ・ストロース他が搭乗し、ガンダム奪取・破壊任務遂行のため、連邦軍北極基地を襲撃した機体『ハイゴッグ』がHGUCでキット化。個性的な低頭身タイプで、水陸両用機らしい蛇腹腕や丸みのある機体形状が再現されています。

成型色は全身がライトブルー、関節がグレーと比較的地味なカラーリング。背部ジェットパックや付属のミサイルカバーはオレンジ成型色での再現です。頭部のサイクロプス隊エンブレムや一部のダクト内部をシールで補いますが、その他のダクト内部や動力パイプなど、部分的に塗装が必要です。

パーツの組み合わせがかなり固めなので、仮組みの場合はダボ穴を広げるなどして分解しやすいようにしておいたほうが良いかもです。

ポリキャップは定番のPC-123プラスを使用。関節各部に使用しますが、機体形状が特殊なこともあり、一般的なキットとは少し違った配置になっています。関節強度はまずまず。脚底が十字での接地で自立は安定しています。

ハンド・ミサイル・ユニット用のミサイル、ミサイルカバーが付属。

頭部。胴体と一体の扁平型に造形されています。モノアイはクリアーピンクパーツによる色分け。可動ギミックはありません。モノアイ周りは黒いシールでの色分けです。モノアイ直下にある2基のダクトは、内部を赤く塗り分ける必要があります。

左右に2基(両側合計4基)造形された魚雷はグレーに塗り分けが必要です。サイクロプス隊のエンブレムはシールでの再現。上下の組み合わせ箇所に合わせ目ができますが、角にくるようになるのでモールドとしておいても良いかも。胸のエアインテーク内部は赤く塗り分けが必要です。

腹部から腰部。腹部にはマシンキャノンが造形。グレー成型色で色分けされています。腰部は前後装甲のないシンプルなふんどし型で、中央のダクト内部は赤いシールでの色分けです。

腕部。長く伸びるショルダーアーマーが特徴的。二の腕以下は水陸両用機特有のジャバラ型になっています。

ジャバラ型の二の腕は3節造形。グレーの内部パーツはモナカ割で合わせ目ができます。左右には動力パイプ。3節はそれぞれボールジョイント接続でフレキシブルに可動します。前腕とはポリキャップ接続になっていて分離が可能。

前腕部は左右挟み込みタイプで上下に合わせ目ができます。上部の角型センサーは内部が赤いシールでの色分け。側面の動力パイプはグレーに塗り分けが必要です。

マニピュレーターは4爪のバイス・クローになっています。手のひらにはビーム・キャノンが造形。

爪の付け根がボールジョイントで展開することができます。

腕に伸縮ギミックはありませんが、ジャバラ部分を組み換えて節目を減らすことで腕を縮めることができます。

ショルダーアーマーは挟み込みタイプで上部中央に合わせ目ができます。簡単な組み合わせなので合わせ目を消すのはラクそう。上部の角型ダクトは内部が赤いシールでの色分けです。裏面は特にモールドは造形されておらず、グレーに塗り分けが必要です。

脚部。ズゴックなどに似た形状。モールドも少なめです。

大腿部はモナカ割で合わせ目ができます。ポリキャップとボールジョイントでの接続で脱着ができるので、合わせ目を消すのはラク。膝から下は左右挟み込みタイプで前後に合わせ目ができますが、こちらも膝がポリキャップ接続で引き抜けるので、合わせ目を消すのはラクです。

ソール部は4爪による十字型。内側の爪のみ形状が違っています。基部は左右の組み合わせで中央に合わせ目ができます。

足裏はかなり特殊な形状。肉抜き穴をうまく処理したような形になっています。裏面はグレーに塗り分けが必要。

4爪は巡航形態用に内側に折りたたむことができます。

背部には水中ジェットパックを装備。

水中ジェットパックは本体部分がモナカ割の簡単な作りで、側面に合わせ目ができます。下部のスラスター内部は赤く塗り分けが必要。

水中ジェットパックを外した状態で背部を確認。2基のスラスターは別パーツでの色分けで、内部を赤く塗り分ける必要があります。

HGUC陸戦型ジム、HGガンダムバルバトスルプスレクスと並べて。横幅があるので大きく見えますが、全高はかなり低め。ハイゴッグの頭頂高は15.4mです。

HGUCズゴックEと並べて。この2体を組み合わせると0080冒頭のシーンを思い出しますね。ズゴックEは組んでからそれほど経っていないですが、各部関節がヘロヘロになってしまっています;背部水中ジェットパックは同じ形状ですが、基部形状が違うので交換することはできませんでした。

同じ水陸両用機のアッガイと並べて。

作品内で対峙してはいないですが、同シリーズのHGUCガンダムNT-1(アレックス)と並べて。

頭部と胴体部は一体型なので、特に可動箇所はありません。上半身の前後スイングなどもなし。腕は水平よりも少し上まで上げることができます。

ジャバラ部分は後方へはあまり曲がりませんが、前方へは節目節目で深くまで反らすことができます。

前腕部はロール可動し、90度近くまで曲げることができます。

腰は360度回転が可能。股間部に3.0mm穴などは開いておらずコの字パーツを組み付けることもできないので、アクションベースやスタンドにディスプレイさせる場合はアームなどを使ってのディスプレイとなりそうです。股間部の角型ダクトは内部をグレーに塗り分けが必要。

腰アーマー類がないため、前後開脚はかなり幅広く展開させることができます。

膝は90度弱程度まで曲がります。

足首は前後左右ともそれなりです。

左右への開脚はハの字程度まで展開が可能。思ったよりも広く展開させることができました。

内股、ガニ股はどちらも水平程度にまで展開が可能です。

立膝はできなくはないですが、あまりきれいな姿勢ではないですね。

可動域の総括としては、水陸両用機ならではの個性的な可動を見せ、全体的な可動域もまずまず。ポージングもヌルッとしたような動きを表現できるのが魅力です。ただグリグリ動かしていると徐々に関節がゆるくなってきてポーズが取りにくくなってくるので注意が必要です。

ミサイルはモナカ割で左右に合わせ目ができます。

ビーム・キャノンに取り付けることで、ハンド・ミサイル・ユニットとしての攻撃態勢が再現可能。

ミサイルカバーの組み付けは、まず手甲パーツと爪(ビーム・キャノン)の部分を取り外します。爪(ビーム・キャノン)もポリキャップ接続で簡単に脱着が可能。

そして前腕部をミサイルカバーの内部に組み込んで挟んだら組み付け完了。内部にミサイルは格納しません。

ミサイルカバーは2個パーツの簡単な組み合わせですが、合わせ目は段落ちモールド化されています。ナンバーやラインは白いシールでの色分け。

ナンバーシールは1~3が2枚ずつ、ドットが6個付属。お好みで使い分けることができます。

爪を展開してビーム・キャノンの発射態勢にするだけでもこの迫力。

肘が逆向きに曲げられるなど、生き物のような表情がつけられるのがいいですね。

ミサイルカバーを取り付けるだけでも違った印象になります。脚関節が緩いので、ミサイルカバーを取り付けた状態で両腕を前方に向けるとかなり倒れやすいです。気になる場合は予め補強しておいたほうが良いかもですね。

巡航形態は、ジャバラ部分を外して前腕部を直接肩部に取り付けます。

そして肩部を下げ、脚の爪を伸ばして姿勢を整えたら巡航形態への変形完了です。

巡航形態を色んな角度から。

スタンド(THE シンプルスタンド×3【フィギュア&模型用】)のアームで腹部を支えると巡航形態でのディスプレイは可能でした。ただ、固定されているわけではないため、不安定で落下しやすいので注意が必要です。

適当に何枚かどうぞ。

独特のフォルムで水陸両用機ならではのかっこよさがあります。

以上です。頭部と胴体部が一体になった個性的で独特なフォルムですが、ポージングは水陸両用機ならではのかっこよさがあります。だいぶ前に発売されたキットですが構造もいいですね。可動範囲も思ったよりも広く、ポージングが柔軟になっています。

気になる点は、はじめは関節強度がまずまずありますが、少し動かすとすぐにヘタってきます。自立させるのに不自由さはないものの、両腕を前方に向けると重量で自立ができなかったりするので補強など対策をしたほうがいいかも。それとジャバラが伸縮しないので、せめて組み換えパーツなどが用意されていると良かったですね。

ミサイルやミサイルカバーも攻撃の表情をつけることができますし、また違った迫力が出てきます。巡航形態もディスプレイは難しいですが水中を巡航するスタイルが楽しめるなど、味があるキットとして楽しめるのがいいですね。

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1件のコメントがあります。

  1. 金色のMS

    on 2020年11月14日 at 19:51 - 返信

    「0080」のMSは渋いですね。
    いつリニュアルかしら!

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