HGAW ガンダムダブルエックス レビュー

今回は、2013年10月に発売されたHGAW 1/144 ガンダムダブルエックスのレビューをご紹介します!

HGAW ガンダムダブルエックスは、『機動新世紀ガンダムX』に登場するMS『ガンダムダブルエックス』の1/144スケールモデルキットです。HGオールガンダムプロジェクトという企画のもとにキット化。ガンダムXの強化発展機として、背部のリフレクター、ツインサテライトキャノンの展開ギミックなど、劇中射撃ポーズの演出が再現可能なキットになっています。価格は1,836円(税込み)です。

ガンダムXの強化発展機であり、主人公ガロード・ランが奪取、搭乗するMS『ガンダムダブルエックス』がキット化。他キットからの流用はなく、完全新規造形で再現されています。背部の折りたたんだリフレクターと2基のサテライトキャノンの砲身で『X』のシルエットを形成。

成型色はダークブルー、ホワイト、イエロー、レッドなど、ガンダムタイプによく見られるカラーリング構成。パーツで適度に色分けされていますが、リフレクターの表面や一部モールド、センサーなどがシールでの色分けとなっており、ダクトなどの細部は塗装による塗り分けが必要です。

ポリキャップはPC-002をすべて使い切ります。肘以外の関節にポリキャップを使用したセオリー通りの構造。関節強度は高めで自立も安定。背部にリフレクターやツインサテライトキャノンを背負っていますが、自立に影響はありません。

頭部。頬に突起を持ち、アンテナとの兼ね合いで『X』の文字を形成しているという特徴的なスタイルです。左右挟み込みタイプで頭頂部に合わせ目ができます。アンテナや頬の装甲は先端が安全加工になっています。

後部の合わせ目は段落ちモールド化。とさか前後のセンサーやアンテナ中央の赤はシールでの色分けで、頬のダクトは塗り分けが必要です。

胸部。エアインテークやマイクロウェーブ受信部、インテーク下のブレストランチャーなどはパーツで色分けされています。エアインテーク内部など細部は塗り分けが必要。

胸部マイクロウェーブ受信部内部にはシルバーのシールを貼って発色が良くなるようにしてあります。表面のクリアーグリーンパーツはブラックライトで照らすと発光します。

腰部。派手な造形ではないですが、中央部のダクトなどは別パーツで色分けされています。

サイドアーマーには脱着可能なハイパービームソードのグリップを装備。リアアーマー中央の三角モールドはシールでの色分けです。

腰アーマー裏にモールドは造形されていないようです。

腕部。前腕にエネルギーラジエータープレートを内蔵した装甲を装備。ショルダーアーマーも広がりのある造形になっています。

二の腕、前腕ともに筒型で合わせ目はありません。

装甲や内部のエネルギーラジエータープレート2枚は展開が可能です。

ショルダーアーマー。内部にはツインサテライトキャノン用のセンサーが造形されています。外装は挟み込みタイプで、部分的に合わせ目ができます。

センサー部は展開が可能で、前面のセンサーはシールでの色分け。後部には肉抜き穴があります。

脚部。こちらも側面にエネルギーラジエータープレート内蔵の装甲を装備。マッシブ感ある造形になっています。膝の三角モールドや膝下左右のダクトはシールでの色分けです。

大腿部は筒型ですが、膝から下は左右挟み込みタイプ。ふくらはぎ後部は合わせ目が段落ちモールド化されていますが、後部の一部やスネに合わせ目ができます。膝から分離するので、合わせ目消しはしやすいかと。

側面の装甲が広く展開し、2枚のエネルギーラジエータープレートも展開します。

ソール部。シャープな造形になっています。足甲のダクトやアンクルアーマーのダクトなどは細かい塗り分けが必要です。足裏は1個パーツで、つま先側に肉抜き穴があります。

バックパックは定番の2ダボ接続。

なのでHG陸戦型ジムなどのバックパックも取り付け可能でした。ものによってはガッチリとはまり込むので、脱着には注意が必要かも。

バックパックのみをアップで。特徴的なボックスタイプ。派手さはないですね。前後挟み込みタイプで、側面の一部などに合わせ目ができます。

下部のバーニアは固定式。バーニア自体もシンプルな作りです。

リフレクター。3枚パーツの重ね合わせで構成されています。

リフレクター各部が展開すると3枚羽のようなスタイルに。

リフレクター表面のゴールドはシールでの色分けで、パーツには凹凸モールドが造形されています。

サテライトキャノン。ロングサイズの重武装兵器です。本体部分はモナカ割で、上下に合わせ目ができます。

センサーはグリーンのシールでの色分け。側面の輪長型のモールドは内部をグレーに塗り分ける必要があります。最後部のダクトは内部や縁をグレーなどで塗り分ける必要があります。

砲口内部も塗り分けが必要。付け根はボールジョイントでフレキシブルに可動します。

サテライトキャノンは伸縮が可能です。

左右のリフレクターは、付け根がポリキャップで回転、左右にスイング可動します。

サテライトキャノンも付け根の可動によって上向きや砲口を前面に向けるなどの動きが可能です。

HG陸戦型ジム、HGルプスレクスと並べて。キット自体は小柄。背部のリフレクターとツインサテライトキャノンによってサイズ感が出ているようです。ガンダムダブルエックスの頭頂高は17.0m。

頭部の可動は、頬の装甲が干渉するため、顎引きはほとんどできません。見上げる動きもわずか。左右へはせせこましくも干渉なく左右に可動します。

腕は水平よりも少し上まで上げることができます。肘もショルダーアーマーを交わすようにすれば、深くまで曲げることができます。

肩はポリキャップが引き出せるので、前方に広めにスイングします。

腹部にボールジョイント接続部が2箇所あるので、上半身は適度に前後スイングが可能です。

腰も干渉なく、360度回転が可能。アクションベースへは、股間部に3.0mm軸を直接差し込むだけでディスプレイが可能です。

前後開脚は、フロントアーマーが広く可動するので、前方へはかなり高くまで上げることができます。後方はリアアーマーが可動しないのでわずか。

膝も深めに折り曲げることができます。膝関節パーツに合わせ目はなく、膝裏もパーツで蓋がされています。

脚首は、前後へは適度に動きますが、左右へはあまり柔軟ではない印象。

左右への開脚は、水平にまで広げることができます。サイドアーマーは干渉するため、後方に向けておきます。

内股は大腿部が干渉するため、45度程度まで可動。内股は干渉なく、水平以上に可動します。

立膝もきれいな姿勢でこなすことができました。

可動域の総括としては、比較的近年のキットということもあって、可動範囲はそこそこ広めという印象。肩上げや首の上げ下げなど不満点がないわけではないですが、比較的肉厚な割に動くキットになっていると思います。ポージングもしやすそうですね。

シールド、DX専用バスターライフル、武器持ち手(右)、ハイパービームソード刃☓2が付属。

シールド。3個パーツ構成で、比較的簡易的な造形。裏面にも凝ったモールドは入っていません。

専用バスターライフル。3個パーツの簡単な作りで、本体部分はモナカ割で上下に合わせ目ができます。

装甲の色が違う箇所やセンサーはシールでの色分け。

専用バスターライフルとシールドを装備して。

専用バスターライフルはトリガーに指がかかるようになっています。

専用バスターライフルは持ち手でしっかり挟めるので、遊びもなくもたせやすいです。ポージングを繰り返していると、腹部ボールジョイントが弱くなって上半身が少し反るようになるかも。

ハイパービームソードもグリップとハンドパーツの幅が同じなので、遊びがなくしっかりと保持できます。

可動範囲が広いので、ポージングに自在性があります。取り扱いやすいキットですね。

ハイパービームソード刃もブラックライトで照らすと発光します。

各部のエネルギーラジエータープレートや背部のリフレクターを展開し、ツインサテライトキャノンを前方に。迫力のある砲撃シーンが演出可能です。

適当に何枚かどうぞ。

以上です。ガンダムダブルエックスの造形は細部までこだわりがあり、プロポーションもバランスが良く、全体的に質が高く作られていると思います。前腕や脚部側面のエネルギーラジエータープレートも展開可能ですし、各部の色分けも良いですね。

ただ、合わせ目が目立つのと、武装類が簡易的なのはもったいないところです。小型のキットなので難しい部分はありましょうが、妥協なくできていると決定版レベルになっていたかもしれませんね。

ツインサテライトキャノンやリフレクター展開など、劇中の迫力あるシーン演出も楽しめます。放送当時を懐かしみつつ、塗装や合わせ目消しに手を付けてみるなど、より良く仕上げてガンプラの魅力を引き出すのにもいいキットなのではないでしょうか。

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