HG ムラサメ(アンドリュー・バルトフェルド専用機)レビュー

今回は、2005年12月に発売されたHG 1/144 MVF-M11C ムラサメ(アンドリュー・バルトフェルド専用機)のレビューをご紹介します!

HG ムラサメ(アンドリュー・バルトフェルド専用機)は、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に登場するMS『ムラサメ』のアンドリュー・バルトフェルド専用機1/144スケールモデルキットです。バルトフェルドが搭乗した専用カラーを成型色で再現。一部のパーツ差し替えによってMA形態への変形が可能な他、付属のスタンドによってMS・MA両形態でのディスプレイが可能なキットになっています。価格は1,620円(税込み)です。

ザフト軍とオーブ軍との交戦を防ぐべく、戦場に介入したカガリの護衛として登場する機体『ムラサメ(アンドリュー・バルトフェルド専用機)』がHGでキット化。赤と黄色の特徴的なバルトフェルド専用機のカラーリングが施されたキットになっています。後にHG ムラサメ(量産機)もキット化されました。

成型色はオレンジがかったイエローをベースに、各部にレッドやブラック、グレーを配色。ウイングの黒いラインや腹部、前腕などの赤い装甲はシールでの色分けです。脚部ダクトやシールドのラインなどは塗り分けが必要ですが、シールを貼るだけで十分な色分けが再現されています。経年劣化の影響か、シールの粘着力が弱まっていて浮きやすかったです。

パーツの組み合わせ強度がかなり高いので、しっかりとはめ込まないと合わせ目部分に隙間ができやすいかと。塗装で分解する場合はダボを削るなどして分解しやすくしておいたほうがいいかもですね。

ポリキャップ(PC-123プラス)をほとんど使用し、関節の大部分がポリキャップ接続となっています。関節や内部パーツにはABSが使用され、強度はまずまず高め。背部に大きめのウイングを装備していますが、脚部にも適度に幅があり、安定した自立が可能になっています。

キットの組み立てには『ヌルっと切れる片刃ニッパー』を使用しています。(一度切りです。) ⇒ヌルっと切れる片刃ニッパー

シールド、72式改ビームライフル『イカヅチ』、70J式改 ビームサーベル刃、ランディングギア3種、変形用パーツ、シールドマウントパーツが付属。量産機にはMk438三連装ヴュルガー空対空ミサイルポッド×4、ナンバー入りのマーキングシールが付属していますが、このバルトフェルド機には付属していません。

組み換え式の台座が付属します。

形状は以前レビューしたHG ムラサメ(量産機)と全く同じなので、各部は簡単に見ていきます。

頭部。左右のダクトや額のV時アンテナなど、アストレイを思わせるデザインになっています。ツインアイと額のセンサーはグリーンのシールでの色分け。こめかみのバルカンはグレーに塗り分けが必要です。

メット部は前後挟み込みタイプで側面に合わせ目ができます。消す場合は後ハメ加工が必要。

胴体部。エアインテークや腹部コックピットハッチの色分けなど、ガンダムタイプを意識した作りになっています。大部分がパーツで色分けされていますが、腹部コックピットハッチは赤いシールでの色分けです。左のサイドアーマーには70J式改 ビームサーベル柄を装備。

胸部は変形用に展開が可能。リアアーマーはシンプルな形状です。中央のダクト内部はグレーに塗り分けが必要。

腰アーマー裏にモールドは造形されていません。股間部はボールジョイント接続。

腕部は角型のシンプルな作り。肘は1重関節です。前腕後部の赤い装甲はシールでの色分け。

二の腕は筒型で合わせ目はありません。前腕は左右挟み込みタイプで前後に合わせ目ができますが、肘から分離するので合わせ目を消すのはラクそう。

ショルダーアーマーは1個パーツ構成の単純な作り。肩内部パーツには合わせ目ができますが、ショルダーアーマーなどを外して分解できるので合わせ目を消すのはラクかと。

脚部。MA形態用のウイングが造形されるなど、可変機らしい印象的な形状が再現されています。

大腿部は左右挟み込みタイプで合わせ目ができます。膝から下も左右挟み込みタイプですが、後部にできる合わせ目は段落ちモールド化されているようです。大腿部は単体に分解できるので合わせ目を消すのはラクかと。ウイングの一部は黒いシールでの色分け。下部の逆三角型ダクトは赤く塗り分けが必要です。

膝のカバーパーツは脱着が可能。MA形態時にランディングギアを取り付けることができます。

スネの装甲は変形用に上下にスライドします。

ソール部は可変機らしいシャープな造形になっています。グレーの基部は左右挟み込みタイプですが、つま先、かかとともに分離するので合わせ目を消すのはラクかと。

足裏には簡単なモールドが造形されています。つま先は変形用に折りたたみが可能。

バックパックには可変用のウイングとスタビライザー(スラビレーター)が造形。

ウイングは左右に展開が可能。下翼も展開が可能です。ウイングの一部は黒いシールでの色分けです。

ウイングの基部は左右挟み込みタイプで合わせ目ができます。

ウイングの内側には2基のハードポイントが造形されていますが、このバルトフェルド機では特に使用しません。

バックパックは前後2個パーツ構成。背部は2ダボ接続で固定強度は高めです。

上部ダクトは赤く塗り分けが必要。

スタビライザーには72式高エネルギービーム砲が造形。スタビライザーは左右挟み込みタイプで上下に合わせ目ができます。一部を黒く塗り分ける必要があります。

HGムラサメ(量産機)と並べて。外装がホワイトとイエローで違っている他、関節が少し明るめのグレー、バックパックのスラスターが緑がかった成型色で違っています。また、額センサーの色味も異なり、スタビライザーも量産機の方は黒いシールで色分けするようになっています。

手持ちなところでHGストライクルージュ+I.W.S.P.と並べて。

各部可動域は量産機と同じなので、以下のリンクからHGムラサメ(量産機)のレビューをご参考くださいm(_ _)m

⇒HG ムラサメ(量産機) レビュー

シールド。対ビームコーティング仕様の防御装備です。大柄で簡易的な作り。黒い装甲はフチを黄色く塗り分ける必要があります。MA形態時は機首として使用。

左右の小翼は展開が可能。MA形態用は中央のカバーパーツを外すことで、付属のランディングギアを取り付けることができます。

72式改ビームライフル「イカヅチ」。M1アストレイに装備されたものをベースに開発された中距離射撃用のビームライフルです。

本体部分はモナカ割で上下に合わせ目ができます。

ビームライフルはサイドアーマーにマウント可能。

一通り武装して。

ビームライフルのグリップとハンドパーツはダボ固定ではなく、間に隙間があるため、遊びが多いです。ですが手甲パーツはしっかりと組み付いているので分解したりすることなくポーズを取ることができます。少し向きを調整するくらい。

シールドもジョイントパーツがポリキャップ接続なので固定強度は高め。簡単に抜け落ちることもなく保持させることができます。

シールドは組み替えることで配置変更が可能。股間部の3.0mm穴もポリキャップなので、ディスプレイもしっかりとしていてポージングがラクです。

ビームライフルは腰部にマウントできますが、腰をひねると干渉してあまり動かせないのと、背部ウイングも干渉しやすいので、派手なポーズを取りたい場合は外しておいたほうが良いかもです。

ビームサーベルもダボ固定ではなく隙間もあるので遊びが多いですが、抜け落ちることはないのでポーズに不自由さはありません。サーベル刃はブラックライトで照らしても発光はしませんでした。

MA形態への変形は、四肢を取り外し、胸部を展開して変形用のパーツを組み付けます。変形用のパーツは腕部を格納しているような形状でハンドパーツが造形されています。

変形用のパーツを股間部に組み付け、シールドを取り付けます。ウイングは左右に展開。

脚部は逆S字に曲げてつま先を伸ばします。

本体に脚部とビームライフルを取り付けたら、MA形態への変形完了です。MA形態時は頭部と腕部は組付けません。

MA形態をいろんな角度から。

バランスがよく、デザイン性の高い機体形状になっています。

MA形態でフライトシーンを演出。シャープな造形なのでスピード感がありますね。バルトフェルドカラーも砂漠の虎らしくて印象的。

付属の組み換え式スタンドを使ってディスプレイ。股間部に組み付ける変形用のパーツに3.0mm軸を差し込みますが、専用台座のほうがしっかりとはめ込めるようになっています。

アクションベースや画像のようなスタンドだと干渉してダボが浅めなので、キットが落下する場合があるので注意が必要です。

ウイングの角度を変更すれば、MA形態でも多少表情を付けることができます。

ランディングギアはカバーパーツも合わせて組み付けるリアルな作りになっています。車輪の一部が欠けているので接地性も高くなっています。

ランディングギアを取り付ければ駐機状態が再現可能。

適当に何枚かどうぞ。

以上です。バルトフェルド専用機特有の派手なカラーリングには、量産機とは違った個性が感じられますし、専用機ならではの魅力が感じられます。HG SEEDの古いフォーマットながらも、MS・MA形態どちらのデザインも割と安定したものになっていますし、変形機構がありながら強度もあるので遊びやすいかと。

気になる点としては、可動域が広くないのでどうしてもポーズを取る際にぎこちなさがありますね。それと経年の影響と思いますが、シールが常に浮く状態だったので、しっかりと貼りながらポーズを取っていて多少のストレスを感じました。再販商品であればこういったことは少ないかとは思います。

バルトフェルド専用機は劇中での活躍シーンが少なかったと思いますが、その分はキットで思う存分にシーン演出ができますし、脇役機ながらも人気の高いムラサメが、専用機ならではの個性と味わい深さで楽しめるのがいいですね。

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