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HG ミスター・ブシドー専用アヘッド レビュー

今回は、2008年12月に発売されたHG 1/144 GNX-704T/AC ミスター・ブシドー専用アヘッドのレビューをご紹介します!

HG ミスター・ブシドー専用アヘッドは、『機動戦士ガンダム00 』に登場するMS『GNX-704T/AC ミスター・ブシドー専用アヘッド』の1/144スケールモデルキットです。 仮面の男を彷彿とさせる独特な機体形状を新規パーツを用いて忠実に再現。特徴的な背部スラスターに加え、それに付随するGNショートビームキャノン、GNビームサーベル、GNショートビームサーベルといった特徴的な武装が再現されたキットになっています。価格は1,320円(税込み)です。

アロウズがアヘッドを近接戦闘用に改修したテスト機で、ミスター・ブシドーの搭乗を前提として開発された機体『ミスター・ブシドー専用アヘッド』がHGでキット化。2008年11月に発売されたHGアヘッドをベースに、頭部の大型グラビカルアンテナや胸部の増加装甲、肩部や大腿部装甲、背部スラスター、GNビームサーベル、GNショートビームサーベルが新規造形で再現されています。ミスター・ブシドー専用アヘッドの別名は『アヘッド近接戦闘型』、通称は『アヘッド・サキガケ』。

成型色はくすみのあるレッドをベースに、肩部やソール部、背部スラスターなどダークグレーを配色したアヘッドカラー。ベースのHGアヘッドとも同じ成型色での再現です。その他、胸部装甲内部やサーベル刃はクリアー、背部GNドライヴ[T(タウ)]はホワイト成型色での再現。

シールは頭部や胸部周り、背部スラスターの一部を補うくらいで少なめ。サーベル刃や背部GNドライヴの一部などを塗り分ける必要がありますが、素組みでも十分な色分けが再現されています。

ABSやKPSは不使用。ほとんどのパーツはPS素材で構成されています。

ポリキャップはPC-123プラスとPC-7のほとんどを使用し、関節など全身各部に組み込みます。関節強度はまずまず高め。背部に特徴的なスラスターを装備していますが、特に負荷はかからず自立は安定しています。

GNシールド、GNビームサーベル刃、GNショートビームサーベル刃が付属します。

形状が異なる部分のみ、ベースのHGアヘッドと比較しながら各部を見ていきます。

頭部を通常のアヘッドと並べて。ブシドーアヘッドは背部に兜の鍬形(くわがた)を模したようなブレードアンテナ、顎にヒゲのようなV字アンテナを装備するなど、厳つい武士を思わせる独特のデザインで造形されています。こめかみのGNバルカンはグレーに塗り分けが必要。

メット部は前後の簡単な組み合わせで頭頂部から側頭部にかけて合わせ目ができます。後ハメなどは必要ないのでシンプルに合わせ目を消すだけで済みそうです。

後頭部にはアヘッドと同様のGNケーブルが造形。ただ、このミスター・ブシドー専用アヘッドにはケーブルを接続させる武器は付属していないようです。ケーブルが接続できるHGスサノオの強化サーベル『シラヌイ、ウンリュウ』などを持たせても面白そうですね。ケーブルの固定強度が弱めで干渉すると外れる場合があります。面倒と思ったらサクッと補強しておくのもありかと。

4眼は表面にシールを貼って色分けします。細かなモールドが入っているので塗装する場合も塗り分けやすくなっているのはいいですね。首はポリキャップ接続ですが、他キットとは逆向きに取り付けるようになっています。

胸部はブシドーアヘッド用に黒い増加装甲が新造。中央のマークのようなモールドも通常のアヘッドとは異なる形状で再現されています。首元と左右肩のGNビームサーベル格納口はオレンジのシールでの色分け。

胸部増加装甲内部にあるGNドライヴ[T]の内部モールドは表面の増加装甲に合わせた模様に変化。モールドの上からクリアパーツを被せる構造なのは変わらずです。

肩の装甲は前後からの組み合わせで、側面の合わせ目は段落ちモールド化。上部に合わせ目ができます。このあたりも通常のアヘッドと同じですが、左脇にはブシドーアヘッド特有のGNショートサーベルホルダーが造形されています。脇差しのような形。

腰部は通常のアヘッドと同じ。中央は前後とも軽装ですが、左右には角型のサイドアーマーを装備した個性的且つ重機的なデザインです。

サイドアーマーはポリキャップ接続でフレキシブルに可動。股間部はボールジョイント接続です。

腕部は通常のアヘッドと殆ど同じですが、肩が棘のある肩装甲に変更されたことで、少しだけ厳つさや武士的な雰囲気が出ています。

二の腕は筒型で合わせ目はなし。前腕は左右の組み合わせで前後に合わせ目ができます。肘から分離するので合わせ目を消すのは楽そう。前腕は適度にモールドがあるので、合わせ目を消す場合は潰さないようにしたいですね。

前腕は通常のアヘッドと同様にロール可能。

ショルダーアーマーは2個パーツ構成で合わせ目はなし。ポリキャップのボールジョイント接続でフレキシブルに可動します。基部は上下に可動。

脚部を通常のアヘッドと並べて。大腿部に武士味のある装甲を装備している以外はアヘッドと同じ。

大腿部は左右の組み合わせで前後に合わせ目ができます。膝から下は前後の組み合わせですが、側面の合わせ目は段落ちモールド化。膝から下は引き抜けますが、大腿部と膝関節は分離しないので合わせ目消しは少し難しめ。段落ちモールド化するほうがラクです。

足の付根部分は上下に可動。こちらも左右の組み合わせで合わせ目ができますが処理はラク。ブシドーアヘッドで追加された大腿部装甲は1個パーツ構成です。

左大腿部側面にはGNビームサーベル柄用のホルダーが造形。武士が腰に刀を携えているようなイメージでの再現となっています。柄は細かなモールドが入っていてリアル。脇のGNショートビームサーベル柄とともに柄が抜けやすいので注意が必要です。

アキレス付近のフックは上下に可動します。

ソールもアヘッドから変わらず。先端は2爪のように造形され、モールド入り裏打ちパーツで肉抜き穴はできない構造です。

背部スラスターユニットをアヘッドと並べて比較。ブシドーアヘッドは左右のスラスターが縦型で、戦(いくさ)の際に足軽(あしがる)などが掲げるのぼり旗のようなスタイルになっています。

スラスターを接続するアームは簡単な2個パーツ構成ですが、合わせ目は内側でモールド化。

スラスターは簡単な2枚パーツ構成で、一部フィンをオレンジのシールで色分けします。一部には三角型のGNショートビーム・キャノンを装備。GNビームライフルよりも小型で、攻撃力が弱まっているぶん連射機能が高められているとのこと。

中央のGNドライヴ[T]は通常のアヘッドと同じ形状。シンプルな2個パーツ構成で、白いGNドライヴの三角モールドをグレーに塗り分ける必要があります。

スラスターのアームはポリキャップボールジョイントでの接続でフレキシブルに可動。上下やロールなどの可動がメインです。

リアアーマーには特徴的なハの字型のスラスターを装備。こちらも一部のフィンはオレンジのシールで色分けします。

2枚パーツ構成で合わせ目は内側の見えにくい位置にあります。スラスター内部にモールドなどはなし。

HG陸戦型ジム、HGルプスレクスと並べてサイズを比較。HGとしてはなかなかの大型サイズ。ルプスレクスよりも頭一つぶんほどの大きめです。ミスター・ブシドー専用アヘッドの頭頂高は21.1m。

ベースのHGアヘッドと並べて。どちらも独特の容姿ですが、ブシドーアヘッドのほうは各部に武士らしさが表現されたデザインになっています。

劇中で戦闘を繰り広げたHGダブルオーガンダムとも並べて。劇中ではあまり大きさは気になりませんでしたが、キットだと頭一つぶん以上のサイズ差があります。

頭部の可動を通常のアヘッドと並べて比較。ブシドーアヘッド用に新造された頭部は通常のアヘッドに比べると上下可動が少し制限されます。

左右へは干渉なくスムーズにスイング可能。

全体的な構造は通常のアヘッドと同じなので可動域もほぼ同じ。腕は水平よりも少し上まで上げることができます。肘は1重関節で90度程度まで。

肩は前方に幅広くスイング可能。

腰の回転や膝の曲げる角度などもほぼ同じ。腰は360度回転でき、膝は2重関節である程度深くまで曲げることができます。立膝もきれいな姿勢で再現することができました。

左右への開脚も幅広く展開させることが可能。大腿部にGNビームサーベルを装備しているとサイドアーマーと少しだけ干渉して可動が制限されます。総括的には、見た目によらず各部が動くので、劇中のダブルオーガンダムを追い詰めるようなシーン演出も再現できそうですね。

可動域の詳細は以下のリンクから通常版アヘッドのレビューをご参考くださいm(_ _)m

⇒HGアヘッド レビュー

GNシールドをアヘッドのものと並べて比較。性能自体にそれほど大きな違いはないですが、ブシドーアヘッドのものは形状が異なり、中央部にはディフェンスロッドが造形されています。上部にはビームサーベル急速チャージ用のGNコンデンサーも内蔵されているとのこと。ディフェンスロッドの展開ギミックはありません。表裏の一部は黒いシールでの色分け。

ディフェンスロッドと裏面のジョイントパーツを含む3個パーツ構成で簡易的ながら、裏面には細かなモールドが造形されています。

裏面には大腿部のGNビームサーベル柄がマウント可能。

GNビームサーベルとGNショートビームサーベルにビーム刃を組み付けて。ビーム刃はクリア成型色なのでオレンジに塗り分ける必要があります。

GNシールドを装備して。

GNビームサーベル、GNショートビームサーベルともにハンドパーツに差し込むだけで保持が可能。専用の武装なだけあってミスター・ブシドー専用アヘッドとの相性はよく、斬りかかるポーズなどもかなり様になります。アヘッドの特徴とも相まって剛腕な雰囲気がすごいですね。

若干ハンドパーツとの間に隙間があるのでたまにスルッと移動することがあります。気がつくと移動したり抜けたりしていることもあるので、少しだけ補強しておくと気にならずに済みそうです。

GNビームサーベルの両手持ちはギリギリ保持できるくらいですが可能です。関節強度が高いので、ある程度ヘタれて緩くなってくるともう少しラクに構えられるようになるかも。

背景がグレーだからか、クリア成型色のビームサーベル刃が透けてシルバーになっているのは実際の日本刀っぽく見えていいですね。

浮かせてディスプレイさせる場合は股間部のカバーパーツを外し、3.0mm軸を差し込んでディスプレイさせます。固定強度が高く、キットがクルッと回転することもなく安定し他ディスプレイが可能です。

GNシールドは前腕にジョイントの角型ダボ接続します。固定強度はまずまず。ミスター・ブシドーが左利きなのでシールドは右前腕に組付けます。干渉などはないので特に外れたりすることはなさそうです。シールド自体は左右どちらにでも装備可能。

適当に何枚かどうぞ。

以上です。アヘッドのミスター・ブシドー仕様ということで、アヘッドの剛腕さとブシドーの武士感がうまく融合した個性的なデザインになっているのが面白いですね。GNビームサーベル、GNショートビームサーベルを持たせると和の雰囲気増してよりかっこよく見えるようになりますし、アヘッドの容姿などからも力強さを表現することができます。

気になる点はあまりないですが、全体的に合わせ目が多く目立ちやすいところがあります。できればもう少し見えない仕様、もしくは段落ちなどでモールド化されていると良かったですね。

GNビームサーベル刃がクリア成型色なので違和感がありそうでしたが、実際に構えてみると背景と相まって日本刀らしさが強調されます。ミスター・ブシドーがサウスポーなので他のキットととは違った構え方ができるのも魅力的ですし、和の感じがあるのも親しみやすくていいですね。

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キットの組み立てには『ヌルっと切れる片刃ニッパー』を使用しています。薄刃ですが強度が高く、長持ちするのでおすすめです。⇒ヌルっと切れる片刃ニッパーのレビューはこちら

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