HG フルドドII 拡張セット レビュー

今回は、HG 1/144 フルドドII 拡張セットのレビューをご紹介します!

HG フルドドII 拡張セットは、『ADVANCE OF Z ~ティターンズの旗のもとに~』より、別売りアイテムと組み合わせることで、支援メカ[フルドドⅡ ]やガンダムTR-6[ウーンドウォート・ラー]が再現可能な1/144スケールモデル拡張セットです。それぞれの機体形状を再現するための各種ジョイントパーツの他、部隊マークなどを収録したマーキングシールも付属。価格は1,650円(税込み)。プレミアムバンダイ限定の商品です。※ウーンドウォート・ラーを再現するためには、このアイテム×2とHGウーンドウォート×2が必要です。

フルドド用拡張パーツ、ウーンドウォート・ラー再現用パーツ、ハイゼンスレイ用拡張パーツのセットになります。流用パーツはなく、完全新規造形で再現されています。

その他、一部パーツとT3部隊、『GA PLAN』と記載されたマーキングシールが付属します。『GA PLAN』は強化プラン用のエンブレムかと。

フルドドⅡ用拡張パーツ。強化型ウィンチ・キャノンやクロー・ユニット(スラスター・ユニット)、マルチ・アーム・ユニットなどの複合武装(ドラムフレームユニット)×2、コクピットブロック(プリムローズⅡ?)、フルドドⅡ用のジョイントパーツ×3、アームパーツ×2で構成されています。

ドラムフレームユニットを色んな角度から。

ドラムフレームユニットはウィンチキャノン、マルチ・アーム・ユニット、クロー・ユニット(スラスター・ユニット)に分解が可能です。

スラスター・ユニット。複数パーツの組み合わせで合わせ目はありません。下部のドラムフレームは合わせ目が段落ちモールド化されています。色分けも十分で組み合わせ強度も高め。

ドラムフレームはレールによって前後にスライドします。

左用のクロー・ユニットは造形的にスラスター・ユニットとほぼ同じで、先端のハッチを開くことでビーム発信機やハードポイント(ロング・ブレード・ライフル接続部)が露出します。

クロー・ユニットとマルチ・アーム・ユニットの接続口は根元が十字ダボ固定になっています。無理に回すと破損する場合があるので、一旦外して組み換え、角度調整するのが良いですね。回転させたい場合は少し引き抜いて回すと可動します。

固定させる場合は上下左右に向けて押し込むと、ダボによって固定できます。重量のある武装でも保持できそうな仕組みになっているのがいいですね。

クロー・ユニット、スラスター・ユニットをフライルーのもの(画像上)と比較して。ドラムフレームなどの作りが全く違っています。バラけることもないので安心。フライルーのものはドラムフレームの位置変更がスライドではなく組み換え式です。

ドラムフレーム内側の接続穴サイズが違うので、フライルーへの取り付けは考慮されていないみたいですね。付属のジョイントパーツを組み合わせればうまく装備できるのかも・・・。

フライルーのロング・ブレード・ライフルは取り付け可能でした。

マルチ・アーム・ユニット。一部が肉抜き穴っぽい造形になっていますが、グレーのアーム部分は合わせ目が段落ちモールド化されています。節目ごとに可動し、アームとしての柔軟な動きを表現することができます。

フライルーのマルチ・アーム・ユニット(画像右、画像上))と並べて。造形的にはよく似ていますが、フライルーのものは合わせ目があります。それと、一部パーツ(グレーの合わせ目があるパーツ)の向きが逆になっているみたいですね。素材もKPSとABS(フライルー)で違っています。

マルチ・アーム・ユニットはフライルーに取り付けが可能でした。ただ、強度が高めなので、無理やり動かすと破損などが怖いかも。

強化型ウィンチキャノン。肉太の砲身や裏面のモールド造形など、作りはしっかりとしています。(おそらく強化型ウィンチキャノンかと。)

ちょっとわかりにくいですが、ダークブルーの山型になっている部分は、ダクトを黄色く塗り分ける必要があります。

後部のウイングは可動式。

HGプリムローズのウィンチキャノンと並べて。サイズ感や造形が違います。別物っぽいですね。

表面の装甲は組み換えることで発射体勢が再現可能です。

コクピットブロック。合わせ目が出来ないような組み合わせになっています。後部のスラスター部分も別パーツでの色分けを再現。

ではフルドドⅡを再現していきます。フルドドⅡを再現するためには、以下のキットが必要です。

・HG 1/144 フルドド拡張セット(このキット)
・HG 1/144 TR-6[ヘイズルⅡ](別売り)

まずはヘイズルⅡの各部を分解しておきます。フルドドⅡの再現には、ヘイズルⅡのコンポジット・シールド・ブースターと腰部、ジャバラアーム(画像には写っていません。)のみ使用します。コンポジット・シールド・ブースターが経年劣化でバラけやすく、取り扱いにくかったです;

ヘイズルⅡの胴体部とコックピットブロックを組み合わせ、ジョイントパーツ2種を下部に取り付けます。ジョイントパーツを取り付けることで、弱かったヘイズルⅡの腰部がしっかりと固定されて強度があがります。フロントアーマー下部はアームを引き出しておきます。

コンポジット・シールド・ブースターはジョイントパーツとジャバラアームを組み合わせておきます。

ヘイズルⅡのフロントアーマーにコンポジット・シールド・ブースターを取り付け、強化型ウィンチキャノンと組合わせたクロー・ユニット、スラスター・ユニットを、ジョイントパーツで左右に接続するとフルドドⅡの完成です。

フルドドⅡを色んな角度から。本体部分は割とがっちりしていますが、下部のヘイズルⅡフロントアーマーやコンポジット・シールド・ブースターが弱々しく、全体的に細身なので、ガシガシ動かすというよりは、おとなしくディスプレイしておくのが良さそうです。

部分的にアップで。

コンポジット・シールド・ブースターが垂れ下がるような場合は、フロントアーマーの付け根がうまく引き出し、角度調整出来ていないからではないかと。まぁそれでも弱々しく、ヘイズルⅡのパーツポロリなどはあるかもしれません;

アクションベースへのディスプレイは、ジョイントパーツに3.0mm軸で固定するのみ。ですが軽量なので、それほど負荷はかからなそうです。

位置を変えたりずらしたり、角度変更したり、飛行シーンを演出するには少し怖さがあります。かっこよくはあるんですけど;

続いてウーンドウォート・ラーを再現していきます。ウーンドウォート・ラーを再現するためには、以下のキットが必要です。

・HG 1/144 フルドド拡張セット(このキット)×2
・HG 1/144 TR-6[ウーンドウォート](別売り)×2

ウーンドウォート・ラー再現用パーツ。簡単なジョイントパーツのみです。

まずはクロー・ユニット、スラスター・ユニット各部を分解しておきます。アームは3.0mmパーツも分解します。

ウーンドウォート大腿部にジョイントパーツを挟み込みます。

マルチ・アーム・ユニットは先端のグリップパーツを外し、アームを曲げて形状を変えておきます。

クロー・ユニットに形状を変えたマルチ・アーム・ユニットを取り付けます。クローユニットはドラムフレームをスライドさせて開いておきます。そしてジョイントパーツとフルドド拡張セット2体目のるマルチ・アーム・ユニットネイビーパーツを取り付けます。(スラスター・ユニットも対称の形状に組み換えます。)

肩部に組み合わせたクロー・ユニットとスラスター・ユニット、膝部に2体目のクロー・ユニットとスラスター・ユニット(ドラムユニットをスライドさせて縮めておく)を取り付けたら、ウーンドウォート・ラーへの組み換え完了です。

ウーンドウォート・ラーを色んな角度から。重量があるので、補強なしで自立させてのディスプレイはほぼ不可能でした。アクションベースにディスプレイさせると割と安定。

ただ、取り付けたユニットによって、肩の左右への可動がほぼできなくなります。腕を動かしたい場合は二の腕部分をロールさせたり肘を曲げたりするようになりそうです。それと、膝のユニットによって脚部重量が増すので、補強なしだと股間部がヘタって脚が閉じてしまうかも。

コンポジット・シールド・ブースターを保持して。かっこいいですが、コンポジット・シールド・ブースターと膝部ユニットが干渉しやすく、ポージングが難しいかも。ウーンドウォートの各部が弱いのと、手甲パーツがバラけやすいので、補強なしだとストレスを感じてしまいそうです。

ですがフルドドⅡ拡張パーツ各部は強度も高く、可動も柔軟で表現力が高いです。経年劣化によるヘタレがないことを祈りたいですね。

クローモードも使ってイラスト風に。HGウーンドウォートもう一体が手元にないので、ヘイズルⅡのコンポジット・シールド・ブースターをクローモードにして装備させています。(クローモードのセンサーが閉じたままでした;)

ちょっとわかりにくいかもですが、肩ユニット(クロー・ユニット、スラスター・ユニット)装備用ジョイントパーツに、ジャバラアームを取り付られるようになっています。

リード線が短いので、あえてクローモードを離した状態で。

後ろから見ると、小柄なキットな割に何故か迫力を感じます。装備に派手さがあるので、動かさずディスプレイしておくだけで十分な感じ。

肩のユニットに強化型ウィンチキャノンを取り付けることもできますが、肩にかなりの負担がかかります。一応ポージングはそれなりにできましたが、あまりグリグリ動かすのは難しそうですね。

続いてハイゼンスレイⅡと組み合わせていきます。ハイゼンスレイⅡとの組み合わせを再現するには以下のキットが必要です。

・HG 1/144 フルドド拡張セット(このキット)
・HG 1/144 TR-6[ハイゼンスレイⅡ](別売り)
・HG 1/144 TR-6[ヘイズルⅡ](別売り)

ハイゼンスレイ用拡張パーツ。

まずはハイゼンスレイⅡの肩メガ粒子砲を外しておきます。

ヘイズルⅡのブースターポッドにジョイントパーツを組み合わせ、フロントアーマーに被せます。

クロー・ユニットやスラスター・ユニットは、マルチ・アーム・ユニットの角度を横向きにしておきます。そして強化型ウィンチキャノン先端のウイングを開いてダボ穴を露出させ、マルチ・アーム・ユニットに対して垂直になるように取り付けます。ドラムフレームは最後尾までスライドさせておきます。

ハイゼンスレイⅡの肩裏にジョイントパーツを取り付け、クロー・ユニットやスラスター・ユニットを取り付けます。そして最後にメガ粒子砲を取り付けたら、ハイゼンスレイⅡとの組み合わせが完了です。

一応自立はできますが、重量が増しているため、少し脚が開くとすぐに股が広がって倒れてしまいます。付属の台座を使ってディスプレイしたほうが安心です。

形態的にはハイゼンスレイⅡ・ラーっぽいですが、白いものに比べると各部形状が違っています。あくまでオプションということかも。

フルドドⅡのユニット類は強度も高いので、ハイゼンスレイⅡに取り付けても外れることなくしっかりと装備できています。大きいキットなのでポージングは難しいですが、ウィンチキャノンを動かしたりするのはラクだと思います。

コンポジット・シールド・ブースターを2本保持してハイゼンスレイⅡ定番のポーズを再現。これは非常にかっこいい・・・♪

ハイゼンスレイⅡが強度も高く、取り扱いやすいキットなので、フルドドⅡを装備していてもポージングはしやすいです。

肩に装備したことで可動はどうしても制限されてしまいますが、割と動く方ではないかと。

ウーンドウォート・ラーと違い、ウィンチキャノンを後方に向けるなども、他の箇所に負担をかけることもなく容易に可能でした。

ハイゼンスレイⅡMA形態時は、肩のメガ粒子砲と中央下部のコンポジットシールドブースターを外しておきます。ハイゼンスレイⅡの変形については、HGハイゼンスレイⅡのレビューをご参考くださいm(_ _)m

クロー・ユニット(スラスター・ユニット)はマルチ・アーム・ユニットを伸ばしてウィンチキャノンを取り付けます。メガ粒子砲は付け根をジョイントパーツに組み替えておきます。

ドラムフレームにフルドドⅡで使用したアームの一部パーツを取り付け、メガ粒子砲付け根のジョイントパーツをハイゼンスレイⅡ肩部の鍵穴に差し込んで固定します。

コンポジット・シールド・ブースターはジャバラアームを外してジョイントパーツを取り付けます。そして後部に取り付けたら、MA形態との組み合わせ完了です。

フルドドⅡを装備したことで、大迫力のMA形態に変化しています。ハイゼンスレイⅡは強度が高いので、ディスプレイも安心。フルドドⅡは肩には鍵穴ダボ固定でしっかりとしていますが、マルチ・アーム・ユニットがウィンチキャノンの重量で反ってやや下がってしまうようです。ですがそれでもこの複雑な形状をよく維持してくれています。

MA形態を色んな角度から。下部のコンポジット・シールド・ブースターがどうしても垂れ下がってしまうので、アームの強度アップなどをしたほうがいいかも。

メガトン級のモビルアーマーになります。扱いやすいだけに、垂れ下がるコンポジット・シールド・ブースターがもったいないなという印象です。

組み合わせたハイゼンスレイⅡに、更にサイドアーマーにクロー・ユニット、スラスター・ユニットを取り付けると、ハイゼンスレイⅡ・ラー第Ⅱ形態のように再現することも可能です。

ヘイズル・アウスラにフルドド用パーツなどを噛ませてヘイズル・ラーⅡに。クロー・ユニット、スラスターユニットの角穴をフルドドの基部に差し込み、プリムローズのウィンチキャノンを取り付けます。

ヘイズル・ラーⅡを再現するには以下のキットが必要です。

・HGフルドドⅡ(このキット)×2
HGヘイズル改(別売り)
HGアドバンスド・ヘイズル(別売り)
HGプリムローズ(別売り)×2
HGフルドド(別売り)

(コメントでアドバイスいただいた方、ありがとうございました。もしかするといただいた内容とは少し違っているかもしれませんが、参考になりましたm(_ _)m )

さらに頭部を通常のヘイズル改に変更し、サイコガンダム(サイコジム)の腕を付けてヘイズル・アウスラ ギガンティック・アーム・ユニット装備に。流石にサイコガンダムの腕が重く、支えなしでの保持は難しかったです。サイコガンダムの腕も、ドラムフレームに無理やり差し込むような形でガチガチになるので、再現する場合は注意です。

ヘイズル・アウスラ ギガンティック・アーム・ユニット装備を再現するには以下のキットが必要です。

・HGフルドドⅡ(このキット)×2
HGヘイズル改(別売り)
HGアドバンスド・ヘイズル(別売り)
HGプリムローズ(別売り)×2
HGフルドド(別売り)
HGサイコガンダムサイコジム)(別売り)

最後に再びコンポジット・シールド・ブースターを2本保持したハイゼンスレイⅡをどうぞ。

以上です。組み換えやヘタれ強度のアップでかなり時間がかかってしまい、レビュー撮影が結構大変でした;部分的にパーツを組み忘れたり、パーツが付いたままになっていたりですが、ご了承いただければと思いますm(_ _)m(文章が間違っていたら、後日修正しておきます;)

フルドドⅡにしてもウーンドウォート・ラーにしても、やや弱いところがあり、取り扱いが難しいところがあります。ですがどちらも存在感がありますし、造形美としてはとてもいいものになっていると思います。ウーンドウォートがよりかっこよく、重厚感ある仕上がりになるのは嬉しいですね。

クロー・ユニットやスラスター・ユニット、マルチ・アーム・ユニットなどはHGUCフライルーのものに比べてかなり質の高いものになっていて、組み合わせ強度も高く、取り扱いもしやすいです。

残念ながらフライルーなどには無改造だと取り付けられないみたいですが、ハイゼンスレイⅡに組み合わせられ、ハイザックⅡなどその他のA.O.Zシリーズを作るにも使えそうなので、色々と試してみるのも楽しみの一つですね。

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8 件のコメントがあります。

  1. 匿名

    on 2019年10月22日 at 19:40 - 返信

    レビューお疲れ様です

    フルドドⅡのヘイズルへの取り付けですが、無印フルドドの基部のジョイントに、フルドドⅡのドラムフレーム部にある四角のジョイントを使えば無加工で取り付けれますよ

    • nori

      on 2019年10月23日 at 03:34 - 返信

      コメントありがとうございます!
      アドバイス感謝ですm(_ _)m
      早速記事を更新しておきました(^^)

  2. 匿名

    on 2019年10月24日 at 01:38 - 返信

    ハイゼンスレイの腰のフルドド2はバンダイでは指示されて無いはず、少なくともフルドド2の説明書ではジョイントは書いて無かったはずですがどのジョイントを使いましたっ!?w

    • nori

      on 2019年10月24日 at 03:06 - 返信

      コメントありがとうございます!
      そうなんですよね。説明書などでは腰に取り付けるような記載がなかったので、フルドドⅡのドラムフレームユニット(クローユニット、スラスタユニット)を取り付けるアームを分解して3.0mm軸のあるパーツを使いました。(記事一番上のパーツ一覧画像で、コアブロック横にあるアームの3.0mm軸パーツ)
      正規の方法ではないかもしれませんが、ちょうどよいサイズで加工なく取り付けられたのは良かったです(^^)
      参考になれば幸いですm(_ _)m

      • 匿名

        on 2019年10月24日 at 10:49 - 返信

        参考になりました、ありがとうございました。

  3. 匿名

    on 2019年10月28日 at 16:46 - 返信

    ハイゼンスレイⅡラーの再現、腰のブーストボッドのサイズが、9月後半に近日予約開始と言われてから1か月経ったあのハイゼンスレイⅡラーより明らかに大きくなってしまうみたいですね…白いのも買えと言うことなのでしょうか…

    • nori

      on 2019年10月28日 at 17:36 - 返信

      コメントありがとうございます!
      そうなんですよね。特に小型のブースターポッドが追加されていないので、ヘイズルⅡからの大きいものになってしまうようです。
      実戦配備仕様のラーにしたい場合は、白いラーを買って小さいブースターポッドを塗り分けたりすることになりそう;
      悩ましいですな・・・;

  4. 匿名

    on 2019年11月16日 at 21:44 - 返信

    はじめまして。
    腰のフルドドⅡはXB13で接続でしょうか??

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