HG ストライクノワールガンダム レビュー

今回は、2006年6月に発売されたHG 1/144 ストライクノワールガンダムのレビューをご紹介します!

HG 1/144 ストライクノワールガンダムは、『機動戦士ガンダムSEED C.E.73-STARGAZER-』に登場するMS『ストライクノワールガンダム』の1/144スケールモデルキットです。フライトユニットに変形可能なバックパック(ノワールストライカー)を装備し、翼に装備したレールガンは展開可能。両翼にマウントしている大型ビームソードも脱着装備可能など、特徴的な武装を持つキットになっています。価格は1,620円(税込み)。

ストライクノワールガンダムはガンダムSEED外伝スターゲイザーに登場した地球連合軍ファントムペイン所属のストライクバリエーション機です。

部分的にストライクの造形を感じさせますが、発売当時に流用技術はなく、完全新規パーツで構成されたキットになります。組み立て構造はHGストライクガンダムとよく似ています。

成型色はブラックとグレーがメイン。ガンダムタイプの中では比較的ダークな印象を持つカラーリングが施されています。

基本PS素材ですが、内部パーツや外装の一部に艶のあるABS樹脂パーツが使用されています。使用ポリキャップはPC-123プラスで、各部にポリキャップが使用してあるため関節強度は高め。背中に大きめのノワールストライカーを装備していますが、自立に不安定さはありません。手首や肩部はポリキャップ未使用です。

頭部。全体的に黒い配色なため、4本アンテナのイエローが目立ちます。頭部は前後挟み込みタイプで側面に合わせ目ができ、合わせ目を消す場合はフェイスパーツの後ハメ加工が必要です。マスクには猫のひげのようなモールドが入っています。とさか前後のセンサーはシールなどによる色分けはありません。

胸部、腹部。エアインテークや胸部中央のグレーラインなど、各部がパーツによって色分けされていますが、腹部下のグレーはシールによる色分けです。

腰部。フロントアーマーなどはストライクガンダムと似た形状ですが、全体的にシャープな印象に。サイドアーマーは1個パーツ構成です。

肩関節は特殊なボールジョイント型パーツによる構造。腰部アーマー裏には特に細かなモールドは入っていません。股間部は可動ギミックのないボールジョイント型になります。

腕部。特別派手さはないですが、頑丈そうな角型の装甲になっています。胴体などに比べて腕部は少し長めの印象。

二の腕は筒型パーツですが、前腕は左右挟み込みタイプで後部に合わせ目ができます。前腕の黒い部分が別パーツで色分けされています。肘から下が分離可能なので、後ハメ加工などは必要ありません。

手首は上下スイングします。ハンドパーツはポリキャップレスのボールジョイント接続ですが、かなり強度が高いのでボールジョイントをねじ切ってしまわないよう少し注意が必要です。破損させる前にグリスなどを塗って対処をしておいたほうが良いかも。

ショルダーアーマー。複数パーツの組み合わせによってシャープで特徴的な造形が再現されています。前後挟み込みタイプで中央に合わせ目ができます。側面アーマーの三角モールドはイエローのシールによる色分けで、側面内部のダクトは赤く塗り分ける必要があります。

脚部。ABSの内部パーツに、前後左右グレーの外装パーツを被せる構造で、後部膝下に合わせ目ができる仕様になっています。大腿部は左右挟み込みタイプで合わせ目ができる仕様。膝から下が分離可能なので、合わせ目消しは比較的ラクかと。

足首から下の部分。角ばった造形ですが、複数パーツの組み合わせでしっかりとした構造になっています。足裏も別パーツ化されていて肉抜き穴はありません。モールドも多め。足裏にはつま先とかかとに付属のリード線をマウントできる穴が空いています。

バックパック。ノワールストライカーを装備した特徴的な造形になっています。ノワールストライカーはパーツの一部がHGBDガンダムラヴファントムに流用されています。

バックパック単体で。角型のシンプルな造形。バーニアの可動ギミックなどもありません。

バックパックはポリキャップによるダボ1穴接続。なのでエールストライカーは問題なく取り付け可能でした。(画像はHGBFトールストライクガンダムグリッターに付属のものです。)

ノワールストライカーのウイング。特徴的な造形が再現されています。赤い部分はシールによる色分けで、黄色いモールドはパーツによる色分けです。色分けされた部分は左右挟み込みタイプで合わせ目ができます。

上部のウイングは内側にのみ可動し、内部の黒はシールによる色分けです。先端には安全加工が施されています。ウイング付け根アームは複数パーツの組み合わせでフレキシブルに可動します。

ウイングはMAU-M3E4 2連装レールガン (リニアガン)とMR-Q10 フラガラッハ3ビームブレイドに分離可能です。

MR-Q10 フラガラッハ3ビームブレイドはシンプルな造形で、グリップ部分が適度に可動します。

ウイングは広く展開させることができます。

HG陸戦型ジム、HGルプスレクスと並べて。キットサイズは平均的な大きさ。

HGBDガンダムラヴファントムと並べて。ウイング形状こそ同じですが、キット本体の造形が全く違うこともあり、キットサイズなどもかなり違っています。

頭部の上下可動はそれなり。左右へも顎や襟袖などが干渉するため真横にも可動せず。首はボールジョイント型ポリキャップです。

腕部はよく動きそうな構造ですが、実際は水平に程度にまで上げることができるくらい。肘は外装の干渉などから90度程度までの可動です。肩の前後スイングもそれなりです。

肩が少し上下可動するので、腕部の表現の幅が多少広がります。

上半身の前後スイングは全くできず、腰は少し浮かせることで360度回転が可能です。股間部のパーツを外すことでアクションベースマウント穴が露出。通常通りにアクションベースへの設置が可能です。

フロントアーマーが広く展開するので、前後開脚は広めに可動します。膝もしっかりと折り曲げることができます。

足首の前後可動も広め。アンクルガードも可動します。左右への可動はそれなり。

左右への開脚は股間部がボールジョイント型でハの字程度に。

内股、ガニ股もそれなりです。

立膝はまずまずな形で再現可能です。全体的な可動域は良くもなく悪くもないといったところかと。部分的にもうひと息なところもありますね。

組み換え式の台座が付属。組み換えることで角度調整や複数機のディスプレイが可能です。

MBF-SB1ビームライフル・ショーティー×2、平手(左右)武器持ち手(左右)※手甲パーツなし、MR-Q10 フラガラッハ3 ビームブレイド用ビーム刃×2、リード線、EQS 1358アンカーランチャー用爪先パーツが付属。

MBF-SB1ビームライフル・ショーティー。モナカ割で上下に合わせ目ができるシンプル構造。ですがモールドも多めで造形的にはなかなかのものです。銃口は開口されています。

両サイドアーマーにマウント可能です。

グリップにダボはなく、武器持ち手で保持させてもふらつきます。持ち手から外れ落ちることもあるので注意が必要です。持ち手の手甲パーツは握り手用のものを外して取り付けます。

小回りの効く武器なので柔軟なポージングが可能です。

ウイングを展開させてフライトスタイルに。

レールガンを展開させて派手な演出も可能です。

平手やバックパックにリード線をマウントして、アンカーランチャーを射出。リード線の固定が甘く、外れやすいので注意が必要です。

つま先とかかとにもリード線がマウント可能。様々な箇所からアンカーランチャーの射出が表現できます。足裏もリード線の固定があまいので注意です。

MR-Q10 フラガラッハ3ビームブレイドは握り手で保持。ダボなどの固定はありませんが、たまに抜け落ちるくらいでポージングにそれほど不安はなかったです。ビーム刃が装着可能です。

MR-Q10 フラガラッハ3ビームブレイドの二刀流でダイナミックなポージングが演出可能です。

では適当に何枚かどうぞ。

以上です。黒いストライクはスタイリッシュでいいですね。可動域があまり広くない割に、武装類もバリエーションが豊かでポージングもいろいろと楽しめます。ライフルショーティーのような小回りが効く武器から、大柄なビームブレイド、ノワールストライカーまで楽しめ、充実感が味わえるキットだと思います。

欠点はやはり可動域が広くないことと、手首強度が高いので破損しないか不安なところです。それと、各部強度が高いので、ポージングしていると肘や膝に負荷がかかって外れやすいということでしょうか。ただ、これらは多少ポージング時にストレスを感じますが、多発するわけでもないのでそこまで不自由さはないと思います。

10年以上前のキットですが、可動域以外はしっかりとした構造になっていますし、他キットへの流用もされている遊びの多いキットなので、SEED系の一機として楽しめるのではないでしょうか。

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