HGアトラスガンダムのレビューです。

こんにちは!今回は、HG 1/144 アトラスガンダムのレビューをご紹介します!

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HGアトラスガンダムは、機動戦士ガンダム サンダーボルト第2部 地球編に登場する主役機『アトラスガンダム』の1/144スケールモデルキットです。パイロットはイオ・フレミング。『アトラスガンダム』は地上での運用に特化し、大型のサブレッグを装備。関節部には球体関節という従来のモビルスーツとは違う新しいフォルムを持つ機体です。発売日は2017年3月11日。価格は2,484円(税込み)です。

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ガンダムとしてはかなり特殊で奇抜なデザインのアトラスガンダム。白と黄色、グレーを基調としたカラーリングで目立ちやすい特徴のあるキットです。

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ポリキャップを一切使用せずに組み立てられるようになっています。関節強度はしっかりとしていてゆるい箇所は一切ありませんでした。

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足裏の形状が特殊ですが、直立はなかなか安定しています。全身のスタイルもバランスが良く、改修して調整する箇所も無いくらいに仕上がっています。

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頭部。νガンダムのような2本のブレードアンテナを持ち、スリムで小型のフォルムをしています。モールドも各部に細かく入っていて、側面のダクトも色分けパーツで構成されています。合わせ目も段落ちモールドで分かりにくくなっています。

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バストアップ。黄色のラインは全てシールによる色分けとなっています。胸部は従来のガンダムタイプのようなエアインテークではなく、白いパーツから小型のダクトが露出する形状になっています。中央黄色のV字マークはパーツによる色分けです。

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バスト中央のアーマーを外すと内部にコックピットブロックがモールド化されています。ちなみに設定ではコックピット内は全天周囲モニターになっています。

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腹部。複数のパーツで構成されていて、胸部と腹部で分割可動します。脇の黄色はシールによる色分けです。フロントアーマーはかなり小柄で、機動性を重視した機体であることがわかります。腰部のヘリウムコアはグレーパーツによる色分けです。

サイドアーマーは存在せず、サブレッグを接続するためのダボ(シャフト?)があります。

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腕部。肘部に球体関節が採用され、宇宙編で使用されたシーリングとはまた一味違ったディテールが楽しめる特徴的なキットです。球体関節の色分けはシールでの再現となっています。肘関節部はモナカ割なので中央に合わせ目が出ますが、段落ちモールドでカモフラージュされています。

二の腕部分はシールで色分けですが前腕部分はパーツによる色分けです。巧みな組み合わせにより、前腕に合わせ目は出ないようになっています。

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脚部。腕部と同じく膝関節部は球体関節でシールによる色分けです。ここもモナカ割で合わせ目が出ますが、段落ちモールドでわかりにくくなっています。各部白と黄色のパーツで色分けされていますが、細かいダクトが多数あり、劇中のデザインを再現するならダクトを塗り分けしたりする必要があります。

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足首から下はかなり軽量な形状。簡略化されていて、重量を感じさせないものになっています。足裏はモールドではなくパーツを接続するダボ穴になっています。

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背面。中央の黄色はシールによる色分けです。胸部と同様に白いパーツで色分けされています。

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HG陸戦型ジム、HGガンダムバルバトスルプスレクスと比較してみました。UCの機体なので大きさも陸戦型ジムと同じくらいのサイズになっています。ジムと比べてもそのデザインの奇抜さがとても良くわかります。

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首の上げ下げは、顎が干渉するため顎引きは制限されますが、見上げる状態はしっかりと可動します。

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左右への首振りは襟と顎が若干干渉するので、襟を回避しつつ左右に可動させます。

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腕部はショルダーアーマーと頭部の干渉により、水平程度に可動する程度です。

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軽装の割に肘の可動もそれほど広くはないですが、これくらい可動すれば良しかと。ショルダーアーマーが干渉するまではいきませんでした。

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腕部接続部は上部に可動するようになっています。脇の黄色いラインはシールによる色分けですが、シールの下に凸型のモールドがあります。

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ショルダーアーマー上部のハッチ内部にはビームサーベル柄を収納可能。

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サーベル柄はストックしておくだけなので、キットを振るとカチャカチャと音がします。ショルダーアーマーは前後挟み込みタイプですが、こちらもギザギザのモールドで合わせ目が分かりにくくなっています。

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前かがみ、胸張り共になかなか表現が豊かです。

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腰の回転も360度可能。ポージングの幅が広がります。

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アクションベースへは付属のアタッチメントを使用して設置します。なので股関節に穴などはなく、直接設置させることはできません。

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アタッチメントがしっかりとキットをホールドしてくれるので、アクションベースに設置しても安定しています。ポージングもし易いです。

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アタッチメントはリアアーマーをはさみこむタイプ。リアアーマーはフロントアーマーのように水平展開しないので、アタッチメントをしっかりと固定させることができます。

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フロントアーマーの裏側にモールドはなく、ダボ穴が露出しています。気になるならプラ板を貼って成形する必要がありますね。

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股関節がスライドし、脚部全体が前方へ可動するようになっています。これによって脚部のポージングの表現が高まっています。

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フロントアーマーを展開し、股関節をスライドさせることで、脚部を前方に水平以上に可動させることができます。リアアーマーも小型なので、後方へもそれを回避するように水平程度に可動します。膝も球体関節によって2箇所が曲がり、広範囲に可動させることができました。

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足首はアンクルガードのような干渉物がないため、前後に広く可動します。

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つま先も適度に上向きになりますが、左右のダボを穴にはめ込んでいるだけなので外れやすいです。

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つま先とかかとが独立して可動。他キットには見られない可動構造を持っています。通常のキットは足首を可動させて足裏の接地面を水平にしますが、このキットは画像のようにつま先とかかとを回転させて足裏を水平にしていきます。

つま先、かかととも可動させる必要があるためやや手間ではありますが、この可動のおかげで直立はかなり安定します。この可動には少し感動。鉄血のオルフェンズHGシリーズを応用したところもあるかもしれません。

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内股は太もものアーマーが干渉するのでそれほど広範囲には可動しませんが、がに股は真後ろにまで180度可動します。

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サイドアーマーがないので左右への開脚も水平にまで可動。股関節の関節強度も高めです。先程お伝えしたとおり、可動機構が特殊なため足首は左右へは一切可動しません。ムリに角度をつけようとして破損するのは避けたいところです。

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説明書やパッケージ横絵ではキレイな立膝状態が掲載されていますが、実際のキットはそこまでキレイに立膝をさせることができませんでした。

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サブレッグ。2個付属します。独特の形状をしたアームによってアトラスガンダム本体に接続します。ホバーのような形状が特徴的。

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アームの付け根部分。前後可動と回転可動する箇所です。その下に数個の球体関節がありますが、こちらは可動しないモールドになっています。本来は関節部分以外は白ですが、単色で成型されているので塗り分けが必要です。モナカ割なので中央に合わせ目が出る仕様になっています。

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アームは中央部分が前後に可動。

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アームのサブレッグ付け根部分も回転可動します。この付け根は前後にも可動させることが出来ます。

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サブレッグ前後に付いているダクト部分も回転可動式。

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サブレッグのホバー部分は中央で回転させることでスタイルを変化させることが出来ます。

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サブレッグ装着状態。サブレッグを使って設置させると本体の直立は安定します。サブレッグを浮かせてもキット本体の関節強度が高いのである程度直立してくれます。ただし、アームの可動に少し制限があるので、多少サブレッグの動かし方には気を使う必要がありますね。

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足裏のダボ穴とサブレッグのダボを接続して飛行形態を再現可能。

 

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つま先も可動してサブレッグの形状に収まります。サブレッグはアームで腰部に接続されているので、足裏が外れることもありません。

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飛行形態。脚部を可動させてもアームを介してサブレッグも一緒に可動するので、様々な表現が可能です。

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レールガン、ブレードシールド、ブレードシールド用アタッチメント、アサルトライフル☓2、ビームサーベル刃☓2、武器用ハンドパーツ(左右)が付属。

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ブレードシールドの一部と頭部のアンテナ中央部のようなパーツが余剰パーツとして付属。

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レールガンはかなりロングサイズの武器。黒と黄色のパーツで形成され、形状もシンプルです。

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レールガン内部は色分けされていないので塗装が必要です。グリップは外装の一部を外して武器用ハンドパーツを取り付けます。

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キットの関節強度が高いので、長いレールガンを持たせてもしっかりと保持してくれます。

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ブレードシールド。半身が覆い隠せる大型シールドで、表面には鉄板のような網状のディテールがモールド化されています。白い部分と内側のグリップのみ別パーツで色分け再現されたシンプルな作りになっています。白いパーツは塗り分けが必要。グリップは外れやすいので少し補強が必要かもです。

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ブレードシールド用のアタッチメントを腕部に装着し、グリップを握らせてシールドを腕部にマウントします。腕部裏面と側面の2箇所にシールドをマウント可能。マニピュレーターがポロリしやすいのと、アタッチメントの保持力がそこまでしっかりとしていないので多少持たせる時にストレスを感じます。(個体差があるかもです。)

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アサルトライフル。左右でのモナカ割で中央に合わせ目が出るようになっています。合わせ目は一部段落ちモールドでわかりにくくなっています。表面に細かくモールドがあるので小さくてもしっかりとした作りになっています。グレネード・ランチャーの発射口もしっかりと再現されています。本来はサブレッグのコンテナ部分に収納可能ですが、そういったギミックはありませんでした。

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シールドはサブレッグに装着可能。装着することで潜航形態が再現可能です。シールド横の突起とサブレッグの差込口を接続して固定します。設置後は安定していて外れることはありません。

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専用のアタッチメントをブレードシールド中央部の穴に差し込んで固定します。

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アクションベースとアタッチメントに負荷がかかるスタイルなので、ポージングの際は多少気を使う必要があるかもです。

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では適当に何枚かどうぞ。

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以上です。大型のサブレッグはアーム可動が多少融通性に欠けますが、各部がフレキシブルに可動するので表現がかなり豊かに演出できます。特殊な装備で潜航形態といったスタイルが演出できたりして楽しみも多いですね。マニピュレーターが外れやすいので、武器類を保持させる時はポロリすることもあるので注意が必要です。それと、キットのカラーリング上シールによる色分け箇所が多いので、塗装する場合は多少手間がかかるかもです。

全体的にこれまでにないデザインの新造キットなので欠点も少しありますが、機動戦士ガンダムサンダーボルト宇宙編に登場したHGフルアーマーガンダムやHGサイコザクと比べても完成度の高さには驚かされます。合わせ目は比較的出ないような組み合わせになっていますし関節もポリキャップを使用しないながらもしっかりとした強度を持っているのでポージングしやすくていいですね。

またサブレッグやレールガン、ブレードシールドといった装備類が充実していますし、サブレッグを使ったギミックは多彩なスタイルが演出できるので大いに楽しませてくれます。一見奇抜なガンプラにも見えますが、実際にポージングしてみるとキットの良さやポージングの幅広さに楽しみが倍増するキットです。実際に画像を見るよりも実物を手にしたほうが感動も良さもぜんぜん違うので、そういった意味ではかなりおすすめできるキットになっていますね。

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4 件のコメントがあります。

  1. 匿名

    on 2017年3月14日 at 08:13 - 返信

    購入を迷っていましたが、購入の決心がつきました。たくさんの写真とレビュー、ありがとうございました。早速、今日買いに行きます。

    • nori

      on 2017年3月14日 at 09:44 - 返信

      コメントありがとうございます!
      こちらこそサイトを訪れていただきありがとうございますm(_ _)m
      良いキットなので、入手して損はないと思いますよ。楽しんでみてくださいね♪

  2. 匿名

    on 2017年3月24日 at 17:18 - 返信

    関節がゆるくなる事はありましたか?
    ポリパーツが無いのでちょっと買うのが不安なのですが・・・

    • nori

      on 2017年3月24日 at 19:08 - 返信

      コメントありがとうございます!
      関節を何度かグリグリと曲げ伸ばししてみましたが、ゆるくなるようなことはなさそうですね。
      最近のガンプラは摩耗も少ない『KPS』(通常はPSと表記)が使われているようなので関節に使用しても比較的劣化が少ないのでしょう。
      MGフリーダムVer.2.0やMGプロヴィデンスもポリキャップなしですがしっかりとしてますしね。
      よほど関節を動かしまくると劣化するかもしれませんが、ちょっとやそっとでは摩耗しないように出来ていると思います。
      参考になれば幸いですm(_ _)m

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