Mr.ウェザリングカラー WC01~WC04 レビュー

今回はMr.ウェザリングカラー WC01~WC04のレビューをご紹介します!

Mr.ウェザリングカラーは、スミ入れを始め、ウェザリングや明度の調整などに使える油彩ベースの塗料です。現在いくつかの種類が発売されていますが、今回は2014年の10月に発売されたWC01~WC04の4種類のMr.ウェザリングカラーをレビューしていきたいと思います。

WC01がマルチブラック、WC02がグランドブラウン、WC03がステインブラウン、WC04がサンディウォッシュになります。価格どれも税込み410円。すでに発売されて数年が経っていますが、汚しを目的として購入してみました。

ある程度ガンプラを制作している慣れたモデラーさんならそれほど注意事項を見なくても使えるかもしれませんが、パッケージ側面には使用方法や注意事項が細かく記載されています。引火性があるので、火元のあるところでは使わないこと、誤飲、誤食などに注意することなどがあります。スミ入れとウォッシングに関しても使い方が記載されているので参考にしてもいいですね。4種類とも記載事項はほぼ同じです。

4種ともタミヤのスミ入れ塗料のような刷毛が付いていないので、直接筆に染み込ませるか、塗料皿に移してから使うようになります。どれも沈殿しやすいので、使う前にはしっかりと振ってから使います。

薄めたい場合はMr.ウェザリングカラー専用うすめ液も発売されていますし、他社のエナメル溶剤や油彩用の溶剤も使えるとのことです。自分はタミヤのエナメル溶剤を使って薄めたり汚れを落としたりします。

今回は各ウェザリングカラーの検証として、プラスチックスプーンに塗料を吹き、つや消しを吹いてウェザリング前のような状態を再現してから各種を検証してみたいと思います。使った塗料はザクカラーのグリーン系、地上用ザクや戦車などにも使われるサンドブラウン系、そして適当に調色したグレー系の3種。どれもガイアノーツEx-04フラットクリアーを吹いてつや消しにしています。

■WC01 Mr.ウェザリングカラー マルチブラック

まずはWC01 Mr.ウェザリングカラー マルチブラックから見ていきます。

エナメル塗料を溶剤で溶いたような溶液になっています。中に金属ボールっぽいものが入っているらしく、振るとカチャカチャと音がします。これでしっかりと撹拌できるようですね。匂いもエナメル溶剤よりもいい匂いっぽいです。(個人の感想です。)

容器から直接塗料皿に移すとこぼれやすいので、移すならスポイドなどを使ったほうがいいと思います。汚れた場合はエナメル塗料で落とすことができます。

マルチブラックでそれぞれの塗装色にウォッシングしてみました。スプーンはどれも、左が筆で直接塗った状態、右が塗ったあとに綿棒+エナメル溶剤で適度に拭き取った状態です。乗りもいいですし、塗装色に比べてひとまわり汚れた感が出ています。ベッタリと塗りつける感じではなく、サラッとしていて乾燥時間もまずまず。なので、次の作業には早めに移れそうです。

スミ入れなどでもツーっと入っていくのでかなり使いやすいです。

 

■WC02 Mr.ウェザリングカラー グランドブラウン

次にWC02 Mr.ウェザリングカラー グランドブラウンです。

かなりドロっとしていて粘りがありますね。しっかりとした土感があってこちらも特徴的。匂いはなんとなく(なぜか)木材っぽいです。粘りが強いので、溢れると拭き取りがちょっと大変かもです。なので、塗料皿に移さず、筆を直接容器に差し込んでから塗るようにしたほうが使いやすいと思います。

簡単に塗るだけでしっかりと色が載ってくれますし、乾燥もまずまず早いです。ダークブラウンの色が土汚れの感じを出してくれます。塗りたくると下地が見えなくなるくらいなので、しっかりとした塗料として使うこともできそうです。

スミ入れはできなくはないですが、少し流れにくいです。もしスミ入れ用に使うならエナメル溶剤などで気持ち薄めて流すとスーッと入っていきます。(半分から右がグランドブラウンです。)

 

■WC03 Mr.ウェザリングカラー ステインブラウン

次にWC03 Mr.ウェザリングカラー ステインブラウンです。

こちらもグランドブラウンと似ていて、ドロみがあって粘着力が強いです。匂いも近いですね。ただこちらのほうがより茶系が強く、赤褐色感が強いです。違う土質だったり、木材の混じった汚れを再現したいときなんかにもいいかも。油汚れやサビなどの表現にも使えるとのことですし、水垢(水が流れたあとの汚れ)などにも使えるようですね。

グランドブラウンと同じく粘りがあるので、塗料皿に移さず、直接筆につけてから汚しをしたほうが、周りも汚れなくてすむと思います。

かなり茶系が濃く、こちらも塗りたくると下地が見えなくなります。ですがサンドブラウンのような明るめの色だと少し透けて見えるようです。(画像ではそこまでではないですが、実際は結構透けています。)

こちらもグランドブラウンと同じく流れにくいので、エナメル溶剤で少しだけ薄めてスミ入れするといいですね。

 

■WC04 Mr.ウェザリングカラー サンディウォッシュ

最後にWC04 Mr.ウェザリングカラー サンディウォッシュです。

こちらはグランドブラウンやステインブラウンよりも少しサラッとしています。マルチブラックに近いかな。ですが手につくとつや消しっぽい手触りもありますね。粘りが弱いせいか、分離しやすいかも。使う前にはしっかりと振って混ぜ合わせておいたほうが良さそうです。

エナメル塗料のカーキ系を薄めて塗ったような軽さがあり、塗装面も薄いので下地が見えやすいです。ですが乾くと粉っぽさや砂を被ったような表現が出るので、キットに自然のリアルさが生まれます。

あまり厚みはないので、土を盛ったような表現をしたい場合はこれを何度も塗り重ねるか、素直にウェザリングマスターやピグメント系(ウェザリングパステルなど)を使った方が良いかもです。

粘りが弱いので、スミ入れとして使う場合はスーッと入っていくのでしやすいと思います。色的に薄いので、濃いめの色で塗装後、あえてこのような薄い色でスミ入れするのも面白いと思います。

それでは参考ついでに、塗装色ごとに分けて並べた画像をどうぞ。

以上です。どれもそれぞれの特徴があって、用途が違うのでいろんな場面で使えますし、汚しが楽しくなるアイテムだと思います。いつもの塗装に飽きてきたら、これらの道具を使ってダメージ表現や汚れ表現を楽しんでみるのもいいのではないでしょうか。

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