今回は、SDBD:R アヴァランチレックスバスターのレビューをご紹介します!
SDBD:R アヴァランチレックスバスターは、『ガンダムビルドダイバーズ Re:RISE』より、ヴァルキランダーの強化パーツ「アヴァランチレックスバスター」のキットです。SDBD:R ヴァルキランダー(別売り)と組み合わせることでアヴァランチヴァルキランダーが再現可能な他、レックスバスターやバックパック&サーベルといったさまざまな形態への変形が可能となっています。既存のHG商品との連動も可能。価格は825円(税込み)です。
パルヴィーズがビルドしたヴァルキランダー、及びエクスヴァルキランダー用のオプション武装で、双頭の竜を思わせる特徴的なデザインの強化パーツ「アヴァランチレックスバスター」がSDBD:Rに登場。
成型色はマットなオレンジとツヤ感のあるゴールドの2色。SDBD:Rヴァルキランダーと同じカラーリングでの再現となっています。
ホイルシールが付属し、各部のグリーンの丸モールド(砲口?)や一部のゴールド装甲、爪を補います。
SDキットで造りが簡易的なため、サーベルや装甲の一部などを塗り分ける必要がありますが、素組みでも十分なくらいの色分けが再現されています。
オレンジ成形色パーツにはマットな質感のKPSが使用されています。ABSは使用されていないので塗装する場合も安心して取り組めそうです。
ポリキャップはボールジョイント型ポリキャップのPC-7を使用し、各部に組み込みます。可動部もボールジョイント型パーツの組み合わせ。各部の強度はそれなりにありますが高くはありません。竜脚状の脚部は造り自体は簡易的ですが、縦長で接地面が広いため、自立を安定させることができます。
■付属品
付属品はありません。
■各部形状
バスター砲口部分。双頭の竜のような特徴的なデザインで造形されています。上部や側面の丸モールドはグリーン、鼻先はゴールド、目は黒いシールでの色分け。側面の装甲(白◯部分)はゴールドに塗り分けが必要です。
竜頭は角度変更が可能。表情を変化させることができます。
竜の口内部には円形の砲口が造形。砲口内部はグリーンのシールでの色分けとなっています。竜の口は上下に可動。下向きに広く動くため、口を完全に閉じたい場合は竜頭を倒す必要があります。
後部のツノ裏には肉抜き穴があります。頭部の付け根はボールジョイントポリキャップ接続でフレキシブルに可動。首裏も簡易的な構造で肉抜き穴があります。安価なSDなのでこのあたりは致し方ないところかと。
脚部も造り自体は簡易的ですが、竜の脚らしいデザインで造形されています。
竜脚は上部がガッツリ肉抜き穴なのはなかなか強気;ですが内部のスリットモールドに竜の皮膚らしさがあって面白いですね。左右の爪はゴールドシールでの色分け。中央の爪は展開することでGNレックガンクローとして使用することができます。
脚の付け根はボールジョイント接続でフレキシブルに可動。大腿部の丸モールドはグリーンのシールでの色分けです。大腿部側面の装甲は一部をゴールドに塗り分けが必要。
胴体部は角型のシンプルな1個パーツ構成。中央には剣「GNジャマダハル」を装備し、竜尾の雰囲気を表現しています。胴体裏面はガッツリ肉抜き穴。2箇所にボールジョイント型のジョイントパーツ(大・小各1個)(画像白◯)を格納することができます。
GNジャマダハル。簡単な1個パーツ構成で裏面には肉抜き穴があります。装甲部分はオレンジやグリーンに塗り分けが必要。
■SDBD:R アヴァランチレックスバスター単体でポージング
各部がボールジョイント接続で自由に可動するので、このアヴァランチレックスバスター単体でも十分に生物的な動きを再現することができます。
ただし各部がバラけやすく不安定な感じがあるので、多少キットの取り扱いには注意が必要です。
頭部が柔軟に可動しますし、胴体各部にも可動箇所が多く、いろんな動きを表現できるのが良いですね。
胴体下部に3.0mm穴があるので、アクションベースやスタンドを使って浮かせることも可能です。
SDBD:Rヴァルキランダーに後部のGNジャマダハルを保持させることで、砲撃態勢であるGNレックスバスターが再現可能。アオリ視点から見るとなかなかの迫力です。
両機を浮かせてディスプレイさせることで、劇中シーンっぽく再現することもできます。
■他キットとの組み合わせ
SDBD:Rヴァルキランダー(別売り)の手首にジョイントパーツ(大)を取り付け、竜頭を腕部に装着させることで、GNアームガンクローを再現することができます。
通常のヴァルキランダーにはない、より攻撃的なスタイルの武装になっているのが良いですね。格好良いですし、軽装なのでポージングもラクでした。
ちなみに両手に竜頭を装備することはできませんが、左右どちらの腕部に装備することも可能です。
ジョイントパーツ(小)を使うことでHGBD:R νジオンガンダムなどにも装備が可能です。色が似ているので装備してもそんなに違和感はない感じですね。
※上記の画像では組み換え忘れましたが、腕部に装着する場合は竜頭と砲口部分を分解し、画像右(赤◯)のように組み換えておきます。
アヴァランチレックスバスターの首パーツは通常の2ダボ接続なので、画像のようにHGBD:R νジオンガンダムや、一部のHGUC、HG水星の魔女シリーズ、HG SEED FREEDOMシリーズのキットなどにもバックパックとして装備させることができます。
GNジャマダハルも武器として保持させることができます。組み合わせバリエーションが多彩に演出可能。
■アヴァランチヴァルキランダー
アヴァランチヴァルキランダーを再現する場合は、まずアヴァランチレックスバスターの各部を細かく分解しておきます。
そして分解した各部パーツをSDBD:Rヴァルキランダー(別売り)の各部に装着します。
アヴァランチヴァルキランダーを全身から。ガンダム アヴァランチアストレアTYPE-Fダッシュのような重装備仕様のヴァルキランダーになっています。
低頭身なのでアヴァランチヴァルキランダーの状態でも問題なく自立が可能。竜脚を支えにすることで、自立をより安定させることができます。
■アヴァランチヴァルキランダーの各部形状
肩にはバックパックから伸びるレックスバスター頭部を装備。肩を覆うアーマーとしての役割を果たしています。(どちらが前でどちらが後ろかわかりにくいので、画像には前と後の文字を記載しています。)
背部にはレックバスターの首パーツを肩装甲のジョイント用アームとして接続。
肩の装甲はアームのボールジョイントによって後方に展開可能。腕を干渉なく動かすことができます。
ちょっとわかりにくいですが、前腕にはレックスバスターの装甲を組み付け、GNジャマダハルをマウントするようになっています。(GNジャマダハルは両腕に装備可能)
脚部にはレックバスターの大腿部パーツを前後から挟み込むように取り付けます。
後部にはレックバスターの脚部パーツをアヴァランチダッシュユニットのクローとして装備。
■ガンドラゴンモード
ヴァルキランダーとレックバスターの余ったパーツは、組み合わせることでガンドラゴンモードという形態を再現することができます。アヴァランチヴァルキランダーとは別にもう一体再現できるのはお得感があって良いですね。
■ガンドラゴンモードの各部形状
ガンドラゴンモードはヴァルキランダー本体の代わりに、レックバスターの胴体部を中心にしてヴァルキランダーの各部パーツを取り付けるようになっています。各部とも固定式なので胴体部の可動ギミックはありません。
口や腕、テールなどは適度に可動させることができます。このあたりでうまく表情を付けたいところ。
■ガンドラゴンモードでポージング
底面に3.0mm穴があるのでスタンドなどでディスプレイできますし、適度に表情はつけられそうですね。
■アヴァランチヴァルキランダーでポージング
アヴァランチヴァルキランダーでポージング。装甲が肉厚なためどうしても派手な動きを演出するのは難しいですが、装甲の存在感が際立つ重装備仕様のヴァルキランダーを楽しむことができます。
劇中のように、ガンドラゴンモードがアヴァランチヴァルキランダーを抱えて飛ぶようなシーンも再現可能でした。(特に接続するような箇所はなく、単純に重ねてディスプレイしているだけです。)
レックスバスター脚部を足底に組み換え、GNレッグガンクロー展開状態に。
GNレッグガンクロー展開状態だと脚部にメリハリが付き、ポージングにも幅が出てきます。
肩の竜頭装甲は砲口を前面に向けることで、迫力ある射撃体勢を再現することが出来ます。このアヴァランチレックバスターによってヴァルキランダーの遊びの幅が一気に広がるのが良いですね。
適当に何枚かどうぞ。
以上、SDBD:R アヴァランチレックスバスターのレビューでした。続いてSDBD:R アヴァランチレックスバスターのパッケージ・ランナーレビューです。
パケ絵はアヴァランチヴァルキランダーやGNレックスバスターを構えるHGBD:R モビルドールメイの姿が掲載。
パッケージはHGBCなどのオプションセットと同じ大きさです。
横絵にはアヴァランチレックスバスターの武装各種について掲載。
全部で1袋分のランナーです。
説明書です。
↑C1ランナー。オレンジ成型色で、レックスバスターの胴体部や脚部パーツなど。
↑C2ランナー。ゴールド成型色で、レックスバスターの頭部や大腿部、GNジャマダハルパーツなど。
↑ポリキャップ(PC-7)、ホイルシール。
以上です。簡易的パーツの組み合わせではありますが、レックスバスター単体でも双頭竜らしい特徴的な機体として楽しむことができますし、表情も色々と付けられるので面白いです。また、別売りのSDBD:Rヴァルキランダーと組み合わせることでアヴァランチヴァルキランダーになり、ワンランク上のヴァルキランダーが再現できるのもとても魅力的です。
欠点的には、レックバスターは組んだ直後はいいですが、ボールジョイント接続箇所が多く、ポージングしていると全体的に強度の弱々しさを感じるところがあります。また、アヴァランチヴァルキランダーにしたときに干渉しやすく、あまり派手なポーズが取れないのは、こういった重武装機としての宿命かなと思います。
アヴァランチヴァルキランダーの造形だけでも十分ですが、残りのパーツを使うことでガンドラゴンモードが再現できたり、レックバスターの頭部を腕に取り付けて武器にしたりと、アイデア性も高い考えられたキットになっているので、幅広く使えるユニットとしても楽しめそうですね。
⇒アマゾンでSDBD:R アヴァランチレックスバスターを探す
⇒あみあみでSDBD:R アヴァランチレックスバスターを探す
⇒DMM.comでSDBD:R アヴァランチレックスバスターを探す
⇒駿河屋でSDBD:R アヴァランチレックスバスターを探す
⇒楽天でSDBD:R アヴァランチレックスバスターを探す
⇒ヤフーショッピングでSDBD:R アヴァランチレックスバスターを探す
7 件のコメントがあります。
くぇrt
on 2020年3月9日 at 05:07 -
バルキランダーは黄色のパーツをランナーごと金色のスプレーで塗ったら
存外いい感じになりました
こちらも購入して同様に黄色パーツだけ塗ってみたいと思います
nori
on 2020年3月9日 at 09:52 -
コメントありがとうございます!
ゴールドに塗装するとキットが映えそうですね!
ゴールドのアヴァランチ良さそう!
もも
on 2020年3月10日 at 13:30 -
アヴァランチのパーツのヒビ割れを一部隠したいのですが
お勧めの色をお教え頂けないでしょうか?
GSIクレオス ガンダムマーカー 塗装用 ゴールド GM04
で良いのか疑問なのでお問い合わせいたしますっm(_ _)m
nori
on 2020年3月12日 at 03:47 -
コメントありがとうございます!
ひび割れなどがどういったものなのかわからないので、ちょっとどれを使えば隠せるのかはなんとも言えないですね、申し訳ないです;
もも
on 2020年3月12日 at 06:31 -
コメントありがとうございます。
違う質問失礼します。
アヴァランチレックスバスターの色を塗る範囲が分からないのですが
(C1の左上のパーツなど)
そういった場合はアニメを何度も見て塗る範囲を見極めるしか無いのでしょうか?
公式や”アヴァランチレックスバスター 色”でグーグルさんで調べても
特に情報が無いのでコチラでお問い合わせいたしますっ
何か情報がありましたらお教え頂けますと嬉しく思います。
もも
on 2020年3月12日 at 06:33 -
と思いましたが
Google画像で
https://search.yahoo.co.jp/image/search?rkf=2&ei=UTF-8&p=%E3%82%A2%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%90%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC#mode%3Ddetail%26index%3D7%26st%3D80
分かりましたっ
スレ汚し失礼いたしました。m(__)m
nori
on 2020年3月12日 at 09:18 -
コメントありがとうございます!
いえいえ(^^)
仰るとおり、グーグル画像検索でも出てきますし、自分は説明書やパッケージ、あと、月刊ホビージャパン(購入)の作例なんかも見て確認する感じですね。
参考になれば幸いです^^;