今回は、MG 1/100 ガンダムF90II Iタイプのパッケージ、ランナーのレビューをご紹介します!箱絵とランナー各種、説明書、カラーガイド等のレビューも合わせてご紹介していきます。では箱絵からどうぞ。
パッケージはフルカラー。プレバン商品ながら一般発売の商品と同じ仕様になっています。微小隕石が漂う宙域、Iタイプのミッションパックを装備したF90Ⅱが2体描かれていますが、漫画『機動戦士ガンダムF90』を読んでいないのでどういったシチュエーションかはちょっとわからなかったです。wikiなどを見ても、2体のF90Ⅱが登場するような設定は確認できませんでした。
パッケージサイズは近年の標準的なMGと同じ大きさ。MGガンダムF91Ver.2.0とも同じ大きさです。
横絵はIタイプを纏ったガンダムF90Ⅱの姿、ミッションパックIタイプ一式、武装類、その他のミッションパックを装備可能な旨が掲載されています。ミッションパックごとにF90本体を用意するツワモノはいそうですが、さすがにミッションパックごとにF90Ⅱを用意する人はいないでしょうね;
開封。
全部で11袋分のランナー。小型のキットではありますが、大型なIタイプミッションパック用パーツも付属するため、ボリュームはまずまず多めになっています。機体カラーがカラフルなので、ランナーもカラフルなものが多いですね。
説明書は近年のMG定番のフォーマットで、黒枠にパケ絵デザインです。プレバン商品ですが、説明書にはF(フォーミュラ)系の相関図やF90Ⅱ、ミッションパックIタイプの詳細なども記載された一般商品仕様。MG ガンダムF90もフルカラーでしたが、MGのF(フォーミュラ)系は海外などで一般発売するんですかね;
一通り説明書をどうぞ。
以上、説明書でした。MGなので構造は複雑ですし、各部にハードポイントが造形されているためその分パーツ数も多くなっています。それに加え、F90からの流用だったり、各部がカラフルな配色だったりでパーツを求めてランナーをあちこち探し回りますし、ミッションパックのIタイプも凝った作りになっているので、組み立てにはなかなかの時間がかかります。
ですがその分、情報量が多く、構造的に関心させられる部分も多いので、時間がかかりつつも、完成させていく楽しみは他のキットに比べても多いですね。
カラーガイド。オールズモビル(火星独立ジオン軍)仕様の機体は主に朱色と白が基調になっているため、このF90Ⅱも部分的に赤の多い配色となっています。(設定が違ってたらすいません;)全体的にオーソドックスなトリコロールカラーが使われているため、おもちゃっぽさが出てしまいそうなのが気になりますね。カラーガイドもそれほど凝っていないみたいなので、グレー系を微量混ぜるなどして少し色味を変化させたいところです。
では各ランナーを簡単に見ていきます。
↑Aランナー。ブルー、イエロー、レッド、クリアーのイロプラランナーで、頭部や各部ダクトパーツ、シールドパーツなど。以下、しばらくMGガンダムF90からの流用ランナーです。
↑B、Cランナー。共にホワイト成型色で、腰部や腕部、脚部外装、シールドパーツなど。BはF90のランナーに比べ、頭部や膝下外装パーツなどが省かれています。Cは膝の装甲が省かれた状態で、同じものが2枚あります。
↑Dランナー。ブルーグレー成型色で、頭部や胴体部の内部パーツ類とハンドパーツなど。ABS樹脂素材です。F90のランナーに比べ、右側の頭部や胸部パーツが省かれています。
↑Eランナー。ブルーグレー成型色で、腕部や脚部の内部パーツ類。同じものが2枚あります。ABS樹脂素材。
↑F1ランナー。ダークグレー成型色で、胴体部や肩部バックパックといった各部内部パーツやビームライフル、シールド、マガジンパーツなど。ABS樹脂素材です。
↑F2、Gランナー。F2はダークグレー成型色で、F1の一部と同じです。Gはレッド成型色で、前腕、ふくらはぎ、ソール部、サイドアーマーなど一部の外装パーツ。同じものが2枚あります。
↑Hランナー。ブルー、ホワイト、レッド、クリアーのイロプラランナーで、頭部や胴体部、肩部、脚部といったF90Ⅱ用の各部新造パーツ類。以下、MGガンダムF90Ⅱ Iタイプ用の新規ランナーです。
↑I1、I2ランナー。イエロー成型色で、頭部や各部ダクトパーツ、バーニア、ビームランサーパーツなど。
↑J1、J2ランナー。J1はブルーグレー成型色で、頭部や腹部、肩部、脚部の内部パーツなど。J2はダークグレー成型色で、胴体部内部パーツ。共にABS樹脂素材です。
↑XA1、XA2ランナー。ブルーグレー成型色で、ミッションパックIタイプのフライトシールド、ビームランサー、脚部推力増加ユニットパーツなど。XA1とXA2は繋がっています。
↑XB1、XB2ランナー。共にブルーグレー成型色で、フライトシールドのバーニアや支柱パーツ、脚部推力増加ユニットパーツなど。
↑XC1、XC2ランナー。XC1はホワイト成型色で、フライトシールドパーツ。XC2はブルー成型色で、フライトシールドや脚部推力増加ユニットパーツ。
↑XD1、XD2ランナー。XD1はレッド成型色で、フライトシールドや脚部推力増加ユニット、ビームランサーパーツ。XD2はクリアーブルー成型色で、ビームランサーやフライトシールド用パーツ。
↑SB-13(クリアーブルーのサーベル刃)、リード線、メッシュパイプ、水転写デカール、ホイルシールです。
以上です。F90とF90Ⅱといったバリエーション機に加え、それぞれにミッションパック各種が装備できるというのはカスタマイズ性が高く、とても楽しめるキットになっていると思います。ただ、ABS素材の影響かランナー制作時の微調整不足か、他のMGキットに比べると関節各部がやパーツによるかみ合わせが弱めなので、劣化などでかなりポロリ頻度が高くなってきます。
特にIタイプなどの重量があるキットは装備しても耐えられなかったり、動かしていると他の箇所がポロリしたりでなかなか取り扱いづらい部分も出てきたりします。それは頻繁に組み換えを行うHGBD:Rシリーズでも同じ。組み換えやすさと強度の関係は開発上調整が難しいのかもしれませんが、できれば両立するような、完成度の高いキットが開発されるといいですね。
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