今回は、HGUC 1/144 ユニコーンガンダム3号機 フェネクス(ユニコーンモード)(ナラティブVer.)[ゴールドコーティング]のレビューをご紹介します!
HGUC ユニコーンガンダム3号機 フェネクス(ユニコーンモード)(ナラティブVer.)[ゴールドコーティング]は、『機動戦士ガンダムNT』に登場するMS『フェネクス(ユニコーンモード)』の1/144スケールモデルキットです。外装にゴールドメッキを施した超豪華特別仕様のフェネクス(ユニコーンモード)を再現。フェネクス特有のスタビライザー付きアームド・アーマーDEを装備。価格は5,400円(税込み)。
ゴールドメッキが神々しいユニコーンモードのフェネクスがキット化。2019年8月現在、ナラティブVer.のフェネクスユニコーンモードは通常版は発売されず、このゴールドメッキ仕様のみとなっています。
ユニコーンモード本体はアンダーゲート仕様ではなく、下地のパーツ成型色がダークグレーなので、多少ゲート跡が目立つ部分もあります。ですが全体的にはそれほど気にならないレベルかと。関節などはグレー成型色。アームド・アーマーDEは一部がアンダーゲート仕様。メッキなので指紋が付きやすいですが、それは特別仕様ならでは特権。
ポリキャップはPC-132ACを使用。HGUCフェネクス デストロイモード同様各部にポリキャップを使用し、関節強度はまずまず高めです。背面にアームド・アーマーDEを装備しているので後方に比重がかかりますが、スタビライザーを支えにすれば自立可能です。
フェネクス本体は、アームド・アーマーDEを外して見ていきます。
まずはアームド・アーマーDEを外した状態を全身から。
頭部。不死鳥の翼をイメージしたアンテナが特徴的。アイはフェイスパーツにグリーンのシールを貼っての色分けです。クリアーパーツなどは使用されていません。
胸部から腰部。サイコ・フレームを展開していないシンプルな形態ですが、胸部やフロントアーマーの装甲を別パーツ化することで展開部分が強調されています。デストロイモードのパーツを部分的に流用していることもあってこういう構造になっているのかと。
リアアーマーやサイドアーマーのダクトは別パーツでの色分け。腰アーマー裏にモールドは造形されていません。股間部は回転式のボールジョイント接続。
腕部。こちらも前腕が細かくパーツ分割され、モールドが強調されています。合わせ目も出ない組み合わせ。
ショルダーアーマーも上部が別パーツ化され、合わせ目が出ないような組み合わせになっています。
脚部。複数パーツの組み合わせによって、密度感ある造形が再現されています。大腿部は左右挟み込みタイプですが、サイコ・フレーム展開部分を合わせ目にしてモールド化されています。組み合わせ強度が高めなので、分解時は破損しないよう注意が必要です。
後部のスラスターカバー内は、デストロイモードにあったようなバーニアは造形されていません。側面のダクト類は別パーツによる色分け。
ソール部。こちらも複数パーツで細かく造形されています。足裏も変形を意識した作り。
バックパック。複数パーツの組み合わせで、しっかりとした作りになっています。
バックパックは『工』型のダボ接続。固定強度は高めです。
バックパックは内部が別パーツ化によって色分けされています。
バーニアはデストロイモードと同じく1スリット入りの簡易的な造形。ダークブルーの外装は挟み込みタイプなので、上部に合わせ目ができます。
アームド・アーマーDE用のアームはユニコーンモード専用のものが付属。内側には肉抜き穴があります。アームの固定強度は高めなので、ポージング時でも外れることはないと思います。
デストロイモードのアームと比較して。形状が少し異なります。(画像下がデストロイモード用)
アームド・アーマーDE。不死鳥の尾のようなスタビライザーを装備。
スタビライザーはデストロイモードやペルフェクティビリティと同じで4個パーツ構成。それぞれの節目を可動させて折り曲げることが可能です。
ちょっとわかりにくいかもですが、付け根がボールジョイントによって上下、左右に可動します。
アームド・アーマーDE本体部分。2枚パーツを重ねただけの簡単な作りです。部分的に塗り分けが必要ですが、メッキ仕様なのでそのままでも良さそう。大型のパーツなので、モールド付近は若干メッキゴールドが薄いところも。
アームへの接続部はポリキャップ接続ですが、上部の丸穴は内側からパーツで塞ぐようになっています。塞ぐパーツがズレやすく、穴とフィットしにくいので組立時には注意が必要です。
上のアームド・アーマーDEに比べ、反対側のアームド・アーマーDEは丸穴パーツがずれてしまい、無理にきれいにしようとして表面のメッキが剥がれてしまいました_| ̄|◯ アームド・アーマーDEパーツを組み合わせてしまうと分解が難しいので、注意して組み立て、できるだけきれいになるようにしたいですね。
HGUCフェネクス(ナラティブVer.)(デストロイモード)と比較して。変形してサイコ・フレームが露出しているため、身長が異なります。ゴールドメッキ自体は同じ色だと思いますが、デストロイモードは間のサイコ・フレームが展開している分、色が混ざって違う色のように見えます。
PGフェネクス(ユニコーンモード)と並べて。ゴールドメッキの色が少し違っているようです。HGUCナラティブ版のほうが赤みが強め。
頭部は広めに上下可動します。左右へも干渉なくラクに可動します。
腕は水平よりも少し上にまで上げることができます。肘は90度程度まで可動。
肩は前後ともわずかにスイングする程度。
上半身の前後スイングはごくわずかなので画像は省きました。腰は360度回転可能です。股間部にアクションベースマウントパーツを差し込んでのディスプレイとなります。
フロントアーマーが広く展開するので、前方へは広く開脚が可能です。リアアーマーが可動しないので後方へはそれなり。
膝は『くの字』程度まで曲げることができます。
足首の可動は、前後へはまずまず広めに可動しますが、左右への可動はそれなり。
左右への開脚はハの字程度まで。
内股、ガニ股は共に45度程度まで可動します。
立膝をきれいにこなすのは難しいみたいですね。
可動域の総括としては、全体的に特別広くはなく、形状なりの動きになるかと思います。NTの劇中シーンの再現がどれほどできるかって感じですね。
シールド、ハイパー・バズーカ、ハイパー・バズーカ予備マガジン、クリアーブルーのサーベル刃、平手(左右)、武器持ち手(右)が付属。
アンテナなどの余剰パーツがいくつか付属します。
シールは②が余ります。
余剰のユニコーン用アンテナに組み換えることでゴールドメッキ仕様のユニコーンガンダム(ユニコーンモード)が再現可能です。
RGユニコーンガンダム(ユニコーンモード)と比較して。RGは密度感がありますが、HGUCの方はプロポーションの良さを感じます。身長も少し違っています。
ハイパー・バズーカ。HGUCユニコーンガンダム ユニコーンモードに付属しているものと同じです。複数パーツの組み合わせで細かく造形されています。砲身や本体部分などは左右挟み込みタイプなので、上下などに合わせ目ができます。
フォアグリップは可動式。センサーはグリーンのシールでの色分けです。
後部のリブを展開させることで、アームドアーマーを外したバックパックにマウント可能です。
説明書に記載はないですが、分解することで砲身部分の伸縮が可能です。
余剰パーツと組み換えればさらにコンパクトな収納型に。この状態でバックパックに装備すればOKです。
予備マガジンはリアアーマーにマウント可能です。
シールド。こちらもHGUCのユニコーンモードに付属しているものと同じです。
ハイパー・バズーカとシールドを装備してNTの劇中では見なかった武装になりますが、結構似合っています。
シールドが少しアームド・アーマーDEと干渉するので、擦れてキズがつかないよう、注意が必要です。
サーベル刃はダボ固定ではないので、少しスルスルと動いてしまいます。抜け落ちることはなさそうですが、ポージング時は調整が必要です。前腕の装甲が展開しないので、ビームトンファーの再現はできません。
劇中シーンを演出。
適当に何枚かどうぞ。
フォアグリップが可動し、ハンドパーツにスルッと差し込めるので、ハイパー・バズーカの両手持ちもラク
以上です。デストロイモードのようにサイコ・フレームがないので、全体的なキラキラ感がより引き立っていて鮮やか。ゴールドコーティングの良さが最大限に活かされているようですね。高級感がありますし、贅沢なガンプラとして楽しめそうです。
多少ゲート跡が出る部分があるので、ガンダムマーカーや塗料筆塗りなどでリタッチしてやるのも手かと。それと、可動域がもう少し広ければ劇中のシーンも再現しやすかったですね。NTのフェネクスは女性らしさがあるので、しなやかなポーズがもっと表現できれば良かったと思います。
NT版のフェネクス(ユニコーンモード)は今の所このゴールドコーティングバージョンしかないですが、ゴールドメッキで劇中シーンの演出もより良いものになると思います。それと合わせてもう一度作品を楽しむのもいいですね。
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2 件のコメントがあります。
ガンダムオタク
on 2019年9月21日 at 08:50 -
カッコイイ‼
ガンプラオタク
on 2019年9月21日 at 08:51 -
めっちゃいい!‼