今回は、HG 1/144 Gパーツ[フルドド]のレビューをご紹介します!
HG Gパーツ[フルドド]は、『A.O.Z(アドバンス・オブ・ゼータ)』に登場するガンダムTR-1用ユニットパーツ『Gパーツ[フルドド]』の1/144スケールモデルキットです。HGガンダムTR-1[ヘイズル改]と組み合わせることで、ヘイズル・ラーなど様々な形態が再現可能なユニットになっています。価格は1,188円(税込み)。プレミアムバンダイ限定の商品です。
電撃ホビー2006年2月号の付録だったGパーツ[フルドド]とは異なる新規パーツ構成でキット化されたHG Gパーツ[フルドド]。完全新規造形によって特徴的な機体形状と細かい色分けが再現されています。
電ホビのフルドドは白一色でしたが、こちらはホワイトとネイビー、グレーなどでダクト類も色分けされています。
フルドドをいろんな角度から。
付属のランナーレス台座とジョイントパーツを後部に接続してのディスプレイとなります。フルドドがHGサイズで軽量なのと、ジョイントパーツの固定強度が高いのでディスプレイは安定しています。
フルドド2機合体やヘイズル・ラーに換装するための数種のパーツが付属。
その他2個の余剰パーツが付属します。一つはヘイズル・ラー第2形態などを再現するための腰ジョイントパーツ。
専用の水転写デカールが付属します。
左右のバインダーは上下に可動させることができます。バインダーの付け根は本体側とバインダー側の2箇所で可動。
バインダーは角度調整が可能です。接続部が八角形なので、角度調整するときは一旦外してから取り付けるようになります。無理に回して破損させないよう注意です。
左側のウイングバインダー(スラスターウイング)。前後のダクトなどもパーツによって細かく色分けされています。
赤いセンサー部分など細かいところは塗り分けが必要です。
この画像はMGフルドドのスラスターウイング。さすがにMGのほうが部分的な色分けは細かいですが、全体的にほとんど変わりません。
白い部分は上下挟み込みタイプなので合わせ目ができます。フロントの装甲は脱着可能で、ヘイズル・ラー再現時にヘイズル改(別売り)の胸部に取り付けます。
右側のウイングバインダー(クロ―ウイング)。こちらもパーツで細かく色分けされています。
こちらも白い部分に合わせ目があり、フロントの装甲も脱着可能。
一部が展開することで、クロ―型に。
さらに付け根部分がスライド可動するので、より派手な展開が可能です。
これはMGフルドドのクロ―ウイングを展開した状態。可動域はあまり変わりませんが、MGのほうが内部構造の色分けがしっかりとしています。
クロ―下部にはビームキャノンが造形されています(画像右上)。クロ―上部には、主砲部を取付可能な角型ダボが造形されています(画像右下)。
ビームキャノンにはヘイズル改に付属のサーベル刃が取り付け可能です。
本体部分はかなり特徴的な形状をしています。
本体部分は主砲部や各ユニット類に分解が可能です。
画像左のユニットは左右のマウント部が上下に可動します。画像右のユニット中心部は左右挟み込みタイプで縦に合わせ目ができます。
主砲部。こちらもパーツで細かく色分けされています。
MGフルドドの主砲部と比べて。なかなかのサイズ差がありますが、色分けはあまり変わらない印象。細かい部分がちょっと違います。
主砲部は分解が可能です。
ブレード部は組み換えで配置変更が可能。
MGフルドド(PCは画像右、スマホは画像下)と全体を比較して。全体的なフォルムもあまり変わらない感じ。
反対側も比較。
MGフルドドとのサイズ比較です。HGは小さいので小回りがききます。
通常のHGフルドドを何枚かどうぞ。
ヘイズル改と。
続いてフルドド2機合体です。
フルドド2機合体は、フルドド2体を各ユニットに分解し、ジョイントパーツを交えて組み合わせ、本体部分を構築。かなりメカニカルな形状になっています。
次にクロ―ウイングを展開して取り付けますが、画像中央の装甲を取り付けるとき、片側はスラスターウイングのものを取り付けて左右対象にします。
そして両脇にクロ―ウイングとスラスターウイングを取り付けます。(スラスターウイングの装甲も左右対称にしています。)
主砲部後方のパーツを組み換えてクロ―ウイングに取り付けたら、フルドド2機合体の完成です。
フルドド単機と同じくアクションベースにジョイントパーツを取り付けてのディスプレイとなります。単体より少し不安定にはなりますが、MGほど重量もないのでバラけることなくディスプレイできています。取り扱いも安心。付属のランナーレス台座だと接地してしまいそうになるので、アクションベース4あたりを使ってディスプレイしたほうがいいかもです。
フルドド2機合体をいろんな角度から。
クロ―ウイングやスラスターウイングが可動するので、適度に表情が付けられます。
サーベル刃が2基装備出来るのもいいですね。
続いてヘイズル・ラー形態に換装させていきます。ヘイズル改のバックパックにジョイントパーツを取り付け、フルドドの本体とウイングバインダーを組み合わせたものを取り付けます。ヘイズル改の腹部が重量で反りますが、この状態でも自立は出来ています。
腹部の赤いパーツを外してフルドドの装甲を組み合わせたパーツを取り付けます。装甲は手が当たったりすると外れやすいので注意です。取り付け位置にも注意です。
フルドドの主砲パーツをヘイズル改のビーム・ライフルに取り付けてロング・ブレード・ライフルに。刃の部分は組み換えておきます。
ロング・ブレード・ライフルを装備したらヘイズル・ラーへの換装完了です。ロング・ブレード・ライフルと背中のユニットとの釣り合いが取れているので、自立できています。ヘイズル改がヘタれてくると自立は難しくなってくるかも。
不安定さがあるので、気になる場合はアクションベースで支えるといいですね。
シールドやシールドブースターを装備するとウイングバインダーと干渉しやすいので、ある程度角度を付けつつ保持したほうがいいかと。
MGに比べると軽量なので、アクションベースにディスプレイしてもそれほどストレスなくポージングできました。
説明書に記載は無いですが、主砲部はクロ―ウイングに取り付ける事が可能です。
キャノンのようなスタイルが再現でき、ヘイズル・ラーの特殊武装による重厚感が生まれます。
こちらも説明書に記載はないですが、ヘイズル・ラー第2形態っぽくしてみました。フルアーマー形態っていうのかな?なんとか自立はできますが、この辺りになるとヘイズル改もフルドドもだいぶヘタれてきているので、各部の強度アップは必要だと思います。
腰中央部に余剰のジョイントパーツを取り付けてユニットパーツを取り付けています。
取り付けたユニット両脇にクロ―ウイングを取り付け、片側には主砲部を装備。シールドは通常のシールドマウントパーツに2基のシールドを取り付けてみました。片側は強化型シールドブースターにしています。
ロング・ブレード・ライフルを持たせ、バックパックにスラスターウイングを取り付けたユニットをマウント。そしてアドバンスド・ヘイズルの頭部高性能光学センサー・ユニットとソール部の脚底部補助スラスター・ユニットを取り付けるとこの形態になります。
重厚感あるスタイルなのが魅力的。
浮かせると逆に安定します。重量バランスがいいんでしょうね。(個人的な感想です。)
ついでにアドバンスド・ヘイズル用パーツ(頭部高性能光学センサー・ユニットと脚底部補助スラスター・ユニット)を外した状態でも何枚か。
以上です。MGよりも小型ながら、かなりしっかりとした色分けが出来ていて、パーツ構成もよく、質の高いサポートユニットになっていると思います。ヘタれてくると分解しやすそうなので、その点は補強などが必要になりそうですね。
フルドド単体はもちろん、2機合体も軽量なので取り扱いやすいですし、ヘイズル・ラーもそこまで不安定さがないので、重武装感あるヘイズル改が楽しめます。その他にも、第2形態やフルアーマー形態など、お好みの組み合わせによって様々なバリエーションが楽しめるのがいいですね。
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