こんにちは!今回は、機動戦士ガンダムサンダーボルトDECEMBER SKY Blu-ray Disc COMPLETE EDITION 【初回限定生産】のレビューをご紹介します!
機動戦士ガンダムサンダーボルトDECEMBER SKY Blu-ray Disc COMPLETE EDITION 【初回限定生産】は、プレミアムバンダイとバンダイビジュアルクラブ限定発売の初回限定生産エディションです。
特徴はカトキハジメさん描き下ろしのBOX表紙イラスト、特典ディスク「一年戦争に挑んだ者たち~Documentary of Thunderbolt~」、第1話~第4話までの絵コンテ集、原画やスタッフインタビューなどを掲載したアニメーションワークスといった多数の特典が付属しているところです。
さらにこの他にも、通常販売のブルーレイと同じく特製ブックレット、P&CM集、キャスト&スタッフオーディオコメンタリーなど、ボリューム満点の内容で、サンダーボルトファンのみならず、ガンダムファンにとって夢のようなコンテンツが同梱されています。
今回はそんなボリューム満点の初回限定生産ブルーレイをレビューしていきたいと思います!
ではパッケージからどうぞ。
パッケージは初回限定生産ということで、特製のダンボールになっています。これには特別感があって大満足!普段あまり初回限定盤を買うことがないので、普通とは違う感じが味わえるのはとっても嬉しい気分です^_^ 何気ないところなんですけどね~。
ちなみにプレバンで購入したので、佐川急便で届きました。手に持つとずっしりとした重さを感じます。
箱を開けるとカトキハジメ氏の描き下ろしイラスト表紙のBOXに入ったブルーレイと絵コンテ集、アニメーションワークス、特典ディスク『一年戦争に挑んだ者たち~Documentary of Thunderbolt~』が入っています。きっちりとビニールに包装されています。
裏面から。表面のフルアーマーガンダムは青色ベース、裏面のサイコザクは赤色ベースで描かれています。
ちなみに劇中の宇宙空間の背景には、4種類のカラーが使用されているとのこと。シチュエーションやキャラクターの感情等によって使い分けるそうですが、細かいところに関係者のこだわりが見て取れます。その場面場面の雰囲気もこういったところで違ってくるんですね。ちなみに背景のくだりは特典ディスクに収録されてました。
同梱されているコンテンツ内容が帯に記載されています。
ではビニール包装から中身を出してみます。これだけの量のものが入っています。ボリュームがスゴイ!
ではまずアニメーションワークスから見ていきます。表紙は中破したフルアーマーガンダムの頭部の原画が描かれています。カメラアイの黄色が流れているように描かれているのが動きの速さを感じますね。
では簡単に中身をどうぞ。画像をクリックすると大きい画像がご覧いただけます。
以上、アニメーションワークスの内容は少しだけご覧頂きました。緻密な設計と関係者のインタビューが掲載されていて、中身のとっても濃い一冊になっていると思います。原画だけでキャラクターの感情が伝わってきますね。
続いて第1話分の絵コンテ集です。有料配信されている機動戦士ガンダムサンダーボルトの第1話の絵コンテが収録されています。
では簡単に第1話絵コンテ集の中身をどうぞ。
以上、第1話の絵コンテ集を簡単にご覧頂きました。簡略化された絵ですが、この流れを元に、作品が作られていきます。
第1話のような絵コンテが第2話以降のものも付属しています。第2話の絵コンテ集は分厚いですね~。
では特典用ディスク『一年戦争に挑んだ者たち~Documentary of Thunderbolt~』を見ていきます。表面はイオ・フレミング少尉、裏面はダリル・ローレンツ曹長の原画です。激しい表情ですね。なんてったって、「ふたりは、殺し合う宿命・・・」ですから♪
内側はけっこうシンプルです。一年戦争に挑んだ者たちがPART1~PART4まで収録されています。内容についてはまた後半にご紹介したいと思います。
次にブルーレイディスク。これは一般的に販売されているものと同じもののようです。
裏面に内容が記載されたスリーブと太田垣康男氏の描き下ろしスリーブケースが付いています。スリーブケースの裏面はコロニーをつんざく雷のアニメ画です。この作品の真髄ですなぁ。
ブルーレイケースの表面は中破しながらも戦い続けるフルアーマーガンダムとイオ・フレミング少尉のアニメ画です。
裏面はフルアーマーガンダムと対峙するサイコザクとダリル・ローレンツ少尉(曹長)のアニメ画です。パッケージを開くと対峙しているシーンを見ることが出来ます。
ブルーレイには本編とキャスト&スタッフオーディオコメンタリー、PV&CM集が収録されています。
オーディオコメンタリーは、本編を流しながらスタッフが会話をしていくという、また違った角度から楽しめるものになっています。シーンごとの作りや感情移入、製作秘話などが盛りだくさん。結局最後まで聞いてしまいました。声優さんがどういった気持ちで作品に声を吹き込んでいるのか、スタッフの好きなキャラはどのキャラかなどの談話が楽しめて良かったです。
ダリル・ローレンツは女性声優陣には好感がありそうでしたが、監督曰く、ダリルはあまり好きではないそう。うちに貯めこむタイプなので、何を考えているか分からないとのことです(笑)
ブルーレイの中には操作方法の用紙とバンダイビジュアルクラブのポイント入手方法、そして特製ブックレットが入っています。
ブックレットも内容盛りだくさんで、とっても楽しめます。登場するモビルスーツの馴染みのある機体ばかりでいいですね。この画像に写っているモビルスーツ以外にもいくつかの機体が登場しますので、これまたガンダムファンにはたまらないものがあります。
以上、同梱されている商品の内容をご紹介しました。
さて、ここからは特典用ディスク『一年戦争に挑んだ者たち~Documentary of Thunderbolt~』の感想をご紹介します。
この特典ディスクには、1年戦争に挑んだ人たち、つまり1年戦争時代の作品である、1stや0080、第08小隊などの作品に携わったスタッフなどのコメントや製作秘話などが収録されています。
⇒特典用ディスク『一年戦争に挑んだ者たち~Documentary of Thunderbolt~』の一部画像をご覧になりたい方はこちら
富野由悠季監督が作り上げた1stを元に、どのようなところに注意しながら0080や第08小隊といった作品を作り上げたのか、そしてこのサンダーボルトという作品がどのようにして完成に至ったのかなどが細かく収録されています。
製作現場の風景や製作方法なども見ていて楽しいですし、これからアニメーターを目指そうとしている方にとっても勉強になるような内容だと思います。
そしてサンダーボルトの原作者である太田垣康男さんのインタビューもしっかりと収録されています。太田垣さんいわく、この作品はザクが主役でガンダムは最強の悪役だというのも、これまでのガンダムとは逆の考えでとても楽しめるものでした。ザクファンもジオン軍ファンも感慨深いものだと思います。
特典ディスクとしてはかなり深い内容で、とっても面白いものに仕上がっていました。後述する本編と同様に、とっても楽しめるものでした。
それではここから本編を見た感想のご紹介です。極力ストーリーは書かないので、ネタバレはほとんど無いかと思いますが、(すでにここまでのレビューで、いくらかネタバレしちゃってますけど^_^;)ちょっとでも知りたくない方は御遠慮くださいまし。
本編を見た感想は、スゴイ!の一言です。
子供には少し見るのに抵抗ある作品っぽくて、ずっしりくるものがあると思います。ですがその分、大人が見るとかなり心に響く作品だと思いました。戦場の怖さや必死さ、普通じゃいられない状況、嬉しい感情や悲しい感情、そして回想シーンなどがとってもよく描かれていていいですね。作品自体時間が短いので、かなり中身が濃い作品になっていると思います。
また、そういったダークな部分だけでなく、フルアーマーガンダムとサイコザクとの息をつかせないバトルや、アクションシーンの美しさ、再現性、モビルスーツの動きや自由感がとってもすごくて、さすがにガンダムの最新作だなと感心させられます。
ガンダムファンなら、ずっと見ていたい、この気分をずっと味わっていたいって思いにさせてくれる作品ですね。
コメンタリーや本編を見る限り、この機動戦士ガンダムサンダーボルトは、アニメの続編を企画しているっぽいです。あくまで想像ではありますが、そんな感じを匂わせていました。だとすると、かなり楽しみデスね。嬉しい限りです。
自分はコミックを見ていないんですけど、たしかサンダーボルトって、◯◯編とかって感じでまだ続いているんですよね~。もう永遠にアニメ化して欲しいって気分です(笑)
以上です。この作品はかなり戦場のリアルさや血なまぐさ、キャラクターの感情や濃さがすごく、ガンダムファンならきっとハマるはずです。続編も期待しながら、何度もこのサンダーボルトを楽しみたいですね。(すでに3回見ましたけど(笑))
では今回はこの辺で。ではでは~。