今回は、HGUC 1/144 ドーベン・ウルフのパッケージ、ランナーのレビューをご紹介します!箱絵とランナー各種、説明書、カラーガイド等のレビューも合わせてご紹介していきます。では箱絵からどうぞ。
パケ絵はメガ・ランチャーを胸部中央に連結し、強力なビームを発射する姿が掲載。閃光が飛び散る迫力のあるシーンが描かれています。劇中ではスペース・ウルフ隊として6機が実戦投入されましたが、マシュマー・セロを追い詰めるなど、活躍のシーンは多かったです。
パッケージサイズは一般的なHGよりも縦横共に1cm程度大きめ。そして2cm程度高さがあります。シルヴァ・バレトのパッケージとは同じ大きさ。ちょっとした大型機なので外装パーツもそれなりに大きいですし、構造も割と凝っているのでパーツ数も多めです。
横絵はドーベン・ウルフの各種ギミックや機体解説など。サンプルとしてラカン・ダカランの搭乗機であるザクⅢとドライセンが掲載されていますが、ザクⅢはさすがに時代が・・・・;ちなみにHGUCザクⅢの発売が2000年9月で、HGUCドライセンのユニコーンVer.が2011年5月に発売されています。このドーベン・ウルフは2014年2月。
開封。箱いっぱいのランナーで、きれいな形のものが入っています。発売から5年が経っていますが、ビニールは透明。劣化している様子は見られません。ただ、外箱は少し使用感がありましたね。シルヴァ・バレトと共にアマゾンで注文しましたが、こちらはアマゾンからではなく、出品店舗からの発送だったので、商品の状態には違いが出てくるかも。シルヴァ・バレトのパッケージはめっちゃきれいでした。
全部で4袋分のランナー。
ZZでは機体の大型化を受けて、このドーベン・ウルフ大型の機体になっています。何気にマクロスのような印象もありますが、感じ方は人それぞれなので;武装も特徴的で、メガ・ランチャーは胸部中央のメガ粒子砲に連結するという発想が面白い。ビームハンドは、ラカン・ダカラン機だけ無線機で、その他は有線機だったんですよね、確か・・・。
以上、説明書でした。組み立てに関しての感想は以前レビューしたHGUCシルヴァ・バレトと同じ。大型なのと構造が少し凝っているので、全体的にパーツ数が多めです。部分的な色分けをパーツで行うとかなりのパーツ数になってしまうこともあり、シールで補う箇所が多めになっているっぽいです。造形に関しては、頭部や胸部は特徴的なので、シルヴァ・バレトとは違った魅力があります。
カラーガイドはそれほど特殊なカラーは使われておらず、大体クレオスのMr.カラーや水性ホビーカラーなどで対応できそうです。素組みだとおもちゃっぽさも感じやすいグリーンなので、グレーを混ぜてミリタリー感を出したり、汚しを加えたりするのもいいかもですね。
では各ランナーを簡単に見ていきます。
↑Aランナー。グリーン成型色で、脚部や腰部、前腕パーツなど。
↑Bランナー。グリーン成型色で、バックパック用のパーツ類。
↑Cランナー。グリーン成型色で、胸部、腕部、バックパック、武装類など各部パーツ。
↑Dランナー。ダークグレー成型色で、腕部や脚部パーツ類など。
↑Eランナー。ダークグレー成型色で、胸部やソール部、頭部パーツなど。
↑Fランナー。グレー成型色で、関節パーツや隠し腕、バーニア、バックパックなどのパーツ類。
↑Gランナー。グレー成型色で、腕部や脚部などの内部パーツ、ディスプレイ用の台座パーツなど。
↑H1、SB1ランナーとポリキャップ(PC-132ABC)。H1はレッド成型色で、頭部やミサイルパーツなど。SB1はクリアーイエローのサーベル刃です。
↑リード線とホイルシールです。
以上です。シリーズ(機動戦士ガンダムZZ)の放送から25年。ドーベン・ウルフは待望のキット化だったと思います。UCに登場し、その流れでキット化に至ったのかもしれませんが、ファンとしては待ちに待った感じかなぁと。ZZ主要機はHGバウが2002年、HGシュツルム・ディアスやMGキュベレイMk-Ⅱが2009年、そして2010年にHGダブルゼータがキット化されたくらいかな?ほかはジムⅢやザクマリナーなど渋いところ。
ですがUC以降、ZZの主要機もキット化のペースが上がり、ジャンルは違えど、近年はMG ドワッジ、RE/100ハンマ・ハンマ、HGUC R・ジャジャ、リゲルグにガズR/Lなどが続々と開発されています。この流れだとゲーマルクやクィン・マンサも時間の問題のような気もするので、近いうちのキット化を期待したいですね。
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