塗装レシピと完成写真レビュー | 素組みレビュー | パッケージ・ランナーレビュー
作る① 準備と小改修 ⇒ 作る② ヤスリがけ、パーツ洗浄 ⇒ 作る③ ガンダムマーカーエアブラシシステムを使った塗装 ⇒ 作る④ 塗装、スミ入れ、デカール貼りなど ⇒ 作る⑤ 仕上げ、各部の簡単なディテールアップなど
今回は、HGBD 1/144 ガンダムダブルオーダイバーエースの塗装レシピと写真レビューをご紹介します!
HGBDガンダムダブルオーダイバーエースが完成しましたので、塗装レシピと塗装後の写真レビューをご紹介していきます。今回製作したHGBDダブルオーダイバーエースは、主にガンダムマーカーエアブラシシステムを使って塗装してみました。
普段はタミヤのエアブラシ(コンプレッサーレボⅡ)を使って塗装しているのですが、ガンダムマーカーとガンダムマーカーエアブラシシステムによる塗装がどれくらいの仕上がりになるのか、その違いの確認を目的としています。結果、思ったよりもきれいに塗装できたので、結構使えるアイテムなのが確認できて良かったと思います。それではまず塗装後と塗装前の画像からどうぞ。
■塗装後(アフター)
■塗装前(ビフォー)
ガンダムマーカーによる塗装自体はきれいに出来たものの、その後につや消しスプレー(水性プレミアムトップコートつや消し)を吹いてムラムラになってしまいました;なので正直あまり表に出せるほどの仕上がりではないんですけど、いつも通り、塗装レシピと画像レビューをご紹介してダブルオーダイバーエースの製作を締めたいと思います。
外装の白や青、赤などはつや消しスプレーを吹いていますが、ひどく白化&ムラになってしまったので、内部や関節などのグレーパーツはスプレーを吹いていません。
今回はガンダムマーカーのSEEDベーシックセットを使用しましたが、どれもつや消しできれいな塗装面に仕上がっています。経年劣化はするかもしれませんが、水転写デカールなどを貼らないなら、トップコートを吹かなくても十分完成度の高い仕上がりになると思います。
では少し参考画像を御覧頂いてから塗装レシピをご紹介します。画像をクリックすると大きい画像がご覧いただけます。
もともと色分け具合のいいキットなので、基本、パーツごとにガンダムマーカーで塗装するだけで、しっかりとした色分けが出来ています。部分的な筆塗りもほとんどしていません。
関節パーツはアイアン色で塗装しているためつや消しのように厚みが出ないので、塗装してもそれほど関節がきつくなるようにはしていません。HGはRGほどデリケートでもないので、つや消しコートをしても程々に強度がアップするくらいかと。
頭部。頬の部分はジャーマングレイ筆塗りで塗り分けています。おでこのセンサーはホログラムフィニッシュシートを貼って虹色に輝くようにしています。ツインアイはクリアーグリーンパーツにフラットブラックを筆塗りし、目の部分だけ溶剤で落として色分けしています。でも目の存在感が全くなくなってますね;アンテナは安全加工部分をカットして少しシャープにしています。
胸部。もともとパーツによる色分けもしっかりとしているので、デカールも少なめで特に手も加えていません。
腕部。前腕は合わせ目を消しておきました。肘と手首の側面はクリアーパーツの内側にホログラムフィニッシュシートを貼って虹色に輝くようにしています。ガンダムマーカーのSEEDホワイトで塗装するとつや消しになるため、白いパーツのスミ入れ塗料が落としにくく、汚れがちになるので注意です。ペン型のスミ入れ道具を使用したほうがきれいに仕上がるかもです。
脚部。膝や足首関節パーツなどは干渉を低減させるため、艶ありのアイアン色で塗装しています。アイアン色はサフ、艶有りブラック、スターブライトアイアン(ガイアカラー)の順で塗装していますが、ガンダムマーカーのガンメタリックがあればそれで塗装してもいいと思います。脚甲部分はマスキングをしてSEEDグレーで塗り分けています。
GNドライヴの青いアーマーはつや消しスプレーによる白化やムラが一番酷いところなので、できればGNダイバーソードで隠しておきたい部分です;平型の白いGNドライヴパーツは、モールドにホログラムフィニッシュシートを型どって貼り付けました。
グレーパーツはつや消しスプレーをしていないこともあり、ガンダムマーカーSEEDグレーの仕上がりがそのまま反映されています。
バックパックのダイバーエースユニットマウント部やユニットの中央基部パーツは干渉があるのでアイアン色で塗装しています。つや消しスプレーを吹いた白や青パーツよりも、吹いていないグレーパーツのほうが仕上がりが綺麗だったりします・・・;
ではHGBDガンダムダブルオーダイバーエースの塗装レシピです。塗装レシピと言っても、ほぼガンダムマーカーを使っての塗装なのでそちらをご紹介したいと思います。
○ホワイト:ガンダムマーカーSEEDホワイト
○ブルー:ガンダムマーカーSEEDブルー
○レッド:ガンダムマーカーSEEDレッド
○イエロー:ガンダムマーカーSEEDイエロー
○サーベル刃:ガンダムマーカーSEEDホワイトでグラデ塗装
○スミ入れ:Mr.ウェザリングカラーのマルチブラック、ロイヤルブルー+ジャーマングレイ(タミヤエナメル)
○細かい塗装:ジャーマングレイ、フラットブラック(タミヤエナメル)
○コーティング:GSIクレオス水性プレミアムトップコート(つや消し)×2(パーツごとにコートする場合)
※ガンダムマーカーは『ガンダムマーカー ガンダムSEEDベーシックセット』を使用しています。
HGUDダブルオーダイバーエースのすべてのパーツを塗装するのに、ガンダムマーカーエアブラシシステムに付属のエアー缶だけでは足りなかったので、付属の190缶に加え、420缶を使用しました。 もっとパーツ数が多いキットならさらに多く用意しておいたほうがいいですね。※キットを分解し、パーツ単位で塗装する場合。
ガンダムマーカーのSEEDレッドで塗装したパーツに、GSIクレオス水性プレミアムトップコート(つや消し)を吹いたら赤からオレンジっぽく変色してしまったので、多少相性などもあるのかもしれません。
それでは引き続きHGBDガンダムダブルオーダイバーエースの塗装済み画像をどうぞ。
GNダイバーソード。鍔の裏面は肉抜き穴をパテで埋めています。裏面の白い丸ダボはグレーなどで塗装しても良かったですね。
スーパーGNソードⅡ。青いパーツの白化や塗りムラが目立ちます;クリアーグリーンパーツの中央はジャーマングレイで筆塗りしています。グリップ部分は干渉が少なくなるよう、アイアン色で塗装しています。
スーパーGNソードⅡを装備して。塗装したことでグリップ部分の強度が少し上がり、垂れたりすることなく保持ができています。接地した状態でのポーズも様になります。
ライフルモードでも素組みの時のようなグリップやストックの不安定さもなく保持できています。
GNダイバーソードもハンドパーツの間隔にちょうど良く保持力も高めです。
ビームソード刃も付属しているので、多様なソードでのポージングが可能です。
ガンダムマーカーはベーシックセットにするかSEEDベーシックセットにするか迷ったのですが、SEEDのほうが青に深みがあるのでこちらをチョイスしました。結果、少し落ち着いた感じのダブルオーダイバーエースになってよかったと思います。
それではPC版・スマホ版壁紙をご用意しましたので、気に入っていただければ壁紙をダウンロードしてみてくださいね。ダウンロード方法:(①画像を右クリック → ②『名前を付けて画像を保存』をクリック → ③ディスクトップなどを選択して保存)
■壁紙(PC版)
1920×1200サイズ
■壁紙(スマホ版)
750×1334サイズ 640×1138サイズ
以上です。ガンダムマーカーエアブラシシステムでの塗装は、ムラもそれほど出ず、色もしっかりと乗るので、かなりきれいに仕上げることができると思います。エアブラシ(コンプレッサー)による塗装ともあまり違いなく塗れていたのも確認できました。
今回の塗装ではつや消しスプレーを使って白化やムラが出来てしまったので、最後のコートがうまくできれば、いい感じに仕上げられると思います。なのでもしガンプラを塗装した経験がない方などは、ぜひガンダムマーカーエアブラシシステムなどを使ってガンプラ塗装を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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HGBD 1/144 ガンダムダブルオーダイバーエース
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作る① 準備と小改修 ⇒ 作る② ヤスリがけ、パーツ洗浄 ⇒ 作る③ ガンダムマーカーエアブラシシステムを使った塗装 ⇒ 作る④ 塗装、スミ入れ、デカール貼りなど ⇒ 作る⑤ 仕上げ、各部の簡単なディテールアップなど
4 件のコメントがあります。
Re-Z
on 2018年12月12日 at 07:21 -
おはようございます。ガンダムマーカーのクリアーコートは難しいですよね。なので、最近マーカーエアブラシで仕上げたプラモは塗りっぱなしにしています。ちょっと思ったのですが、プラを溶かさず定着するアクリジョンでコートしたら活けるような気がしました。但しアクリジョンのクリアーは元々白いのと、何よりエアブラシでの扱いがシビアなので、お手軽という訳には行けませんが。
nori
on 2018年12月13日 at 23:34 -
コメントありがとうございます!
マーカー塗装後のコートで変色したりするのはちょっといただけないかなぁと思います;
アクリジョンは初耳なので、ちょっと調べてみました。確かに白濁ですが、割といい感じに仕上がりそうですね。
スプレーでのコートはアクチュエーター(押さえるボタン)がきついので、たくさん噴射されるのでどうしても白化しやすいと思います。
なので初心者の方でも使いやすいような優しい缶スプレートップコートが発売されると助かるんですけどね;
00-KO
on 2020年3月14日 at 13:39 -
いつも、すごいですね。
僕には難しすぎて、塗装はできないです。
今度AGEマグナムの、第2次有志連合戦の機体の制作工程を、みてみたいです。
お願いします。
nori
on 2020年3月17日 at 22:11 -
コメントありがとうございます!
第2次有志連合戦の(白い?)AGE2マグナムは現在制作中です。
(といってもだいぶ前から中断してますが;)
なので、次の制作記事更新まで今しばらくお待ちをm(_ _)m
(いつになるかは未定ですm(_ _)m)