今回は、EXPO2025 大阪・関西万博、「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」のレビューをご紹介します!
先日、大阪・関西万博を訪れ、株式会社バンダイナムコホールディングスが出展している「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」などを訪れましたので、簡単にご紹介していきたいと思います。
今回は2日間で万博を見て回る予定を組みましたが、万博はとにかく人が多く、ガンダムなどの人気パビリオンは予約がないと入れない可能性が高いです。
なので前もって2ヶ月前抽選や7日前抽選を申し込んでおくことをおすすめします。
ちなみに2ヶ月前抽選は「来場日時予約をした日の3か月前から2か月前の前日まで」、7日前抽選は「来場日時予約をした日の1か月前から8日前まで」受け付ける予約なので、それぞれ3ヶ月前、1ヶ月から予約が可能です。間違えて出遅れないように注意です。
最悪当日予約(入園してから5~10分後から予約可能)もありますが、既にこれまでの予約でいっぱいになっている可能性が高いです。ただしこの場合、一つパビリオンを訪れて予約枠を消費したあとでないと予約できないので注意。(このあたりのルールが結構面倒なんですよね;)(ガンダムパビリオンは別枠で当日予約枠が確保されているので、当日予約ができる可能性があります。)
それと予約したパビリオンに入る際には万博入場時に使ったQRコードを提示する必要があるので、スクショを取っておくか、印刷しておくことをおすすめします。
とまぁ、パビリオン予約をするだけでもなかなかハードルが高く大変ですね;
もし土日や祝日など、人が多い日に万博を楽しみたい場合は、パビリオン予約や飲食店舗予約、何時にどこを訪れるのか予定をしっかりと立てておくなど前準備をしておくと、かなり多くのパビリオンが回れるかなと思います。
一部の国内パビリオンは予約が必須だったり、海外の主要国パビリオンは1時間位並んだりすることもありますが、中には予約なしですんなりと入れるところもありますし、平日や時間帯によっては空いていることも多いです。
まぁ行き当たりばったりでも噴水ショーなどが普通に見れますし、建物の美しさなどで十分楽しめると思います。
食事場所も多いので何かは食べられると思います(笑)
ってことで上記画像から簡単に見ていきますね;
まずはゲートですが、今回は西ゲートから入場しました。西ゲートは人が少ないと言われますが、YouTubeなどでみんながそう言うので、今は東も西もあまり変わらない気がします;入場も何時に入場するか前もって予約が必要ですが、だいたい時間通り(9時予約であれば9時から10時の間)には入れると思います。
西ゲートから入場してしばらく歩くと左手にガンダムパビリオンが見えてきます。今回は建築基準の関係から立て膝を付いていますが、手が高く上がっているのでわかると思います。西ゲートからガンダムパビリオンまででもそこそこ距離があるので結構疲れました;
トイレも1件あり。
この日は平日の中でも一番客数が多かったらしく、とにかく人が多かったですが、トイレは至る所にあり、女子トイレも普通に空いていたようでした。
それではお目当てのガンダムパビリオンに。立膝を付いたRX-78F00/Eガンダムが出迎えてくれます。
横浜ガンダムと同様、各部にきめ細かいラインが入っていてメカニカル感が強いですね。
近くで見ると各部に細かなマーキングがあってリアルですし、立膝を付いているぶん上半身が見えやすく、より巨大さが感じられるようになっています。(ミャクミャクマーキングがあるの見落とした・・・;;)
入口でQRコードをスキャン後、並んでいるとパビリオン内部に誘導されます。
はじめは近未来的なデザインの通路に通され、四方の壁に配置されているモニターに注目。
斎藤工さんがナレーター、土屋太鳳さん、濱田岳さんがハロを務める映像を楽しむことができます。
内容は宇宙デブリの処理やMSの社会実装、軌道エレベーター、宇宙における食物時給、ビームサーベルを使った宇宙農業など、近い将来実現する・・かもしれない要項がドキュメンタリー映像で流れるため、かなり勉強になりますし見応えがあります。
写真や動画撮影OKの旨もハロが伝えてくれます。
続いて扉を移動すると、軌道エレベーターへの搭乗口に案内されます。ここでは2体のハロが軌道エレベーターや宇宙基地であるスタージャブローについての解説、夢洲ターミナルにおける作業用MSの解説などを楽しむことができます。もしMSが実用化されるようであれば、このような光景も現実として見られるかもしれませんね。
ハロの映像が終わったら、軌道エレベーター内に案内されます。ガンダムパビリオン内はかなり広く、各エリアに順番に通されます。この軌道エレベーター内もモニターが上部や周りに窓のように配置され、エレベーターが移動する演出を楽しむことができます。
振動も伝わるため、実際に移動しているような感覚があって面白かったです。
上空のスタージャブローにはジムやザクだけでなく、ゲルググやトールギスまでデブリ除去作業しているのが面白い♪
スタージャブローに到着するとエレベーターの扉が開き、スタージャブロー内に案内されます。
こちらはかなり広い空間で、四方に窓のようなモニターが配置されています。
広すぎてどこにいればよいか悩みますが、どのモニターでもそれなりの映像は楽しめるのかなと思います。
モニターでは多数の戦艦やMSが動き回り、デブリの除去作業を行っているようでした。
サラミスだけでなくホワイトベースも運用されているのがまた良いですね。
しばらく映像を見ていると、デブリにまぎれてジオングが登場し、暴れまわります。
モニター(窓)にヒビが入ったり、四方にビームを放ったりとやりたい放題;
背部の4腕もこれみよがしに展開し、激しい攻撃を繰り出します。迫力のある映像で見応え十分。
合計6本の腕で指ビームを放とうとする姿がとにかく格好良くてプラモ化して貰いたいと思いました。
周りの作業用ザクなどがまとめて撃破されたあと、ガンダムの発進要請、発進準備が始まります。
ここで我々もスタージャブローから小型のスペースシップに移動。
cautionの赤いランプが点灯し、画像のような四方がキャノピーのエリアに案内されます。
エリア移動は多いですが、体を動かすという行為は実際に映像で起きている危機への緊迫感、没入感が高まるので良いですね。
スペースシップ移動中、再度ジオングが登場し、妨害しようとしますが、そこにガンダムが登場。
はじめはRX-78F00/E素体で格闘しますが、苦戦しているところにグラスフェザーが現れ、合体してグラスフェザー仕様に。
ソーラーパネルをビットとして使用しつつ、ジムやザクなどと協力しながら激しい戦闘を繰り広げます。
映像エリアが広く、MSが四方に飛び交うため、あらゆる方向から迫力ある映像が楽しめるようになっています。
これはすごいというよりも凄まじいという感じ。ガンダムを知らない人でも圧倒されると思います。
ガンダムが放つ「僕に任せろっ!!」というセリフがアムロっぽいのが気になる・・・・;(どうやらアムロAIらしい・・・;)
最後はジオングを撃破し、スペースシップは大気圏を通じて夢洲ターミナルに無事到着します。
とても迫力ある映像、ありがとうございました。。。
外に出ると廃棄ランナーを使ったスペースコロニーの模型も展示されていました。
細部まで丁寧によく作られていてこちらも見応えがあります。
そして再びガンダム像。像の背部は入場者だけが見られるものなので、しっかりと見て記憶に留めておくと良いですね。
脚部の造りも細かいですし、まだ新しいのでお台場ユニコーンのような雨だれも見られません。
出口にはガンダムパビリオンのパンフレット(3,850円)も販売されていて、入手したので後日レビューしたいと思います。
ガンダムパビリオンを訪れた際にはぜひ入手してみてはいかがでしょうか。
ちなみにパビリオンではガンプラなどの販売はありません。
一部のお土産店にて、EXPO2025のガンプラとアクリルスタンド、キーホルダーなどが販売されています。
以上、ここまでがガンダムパビリオン「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」のレビューでした。
続いて万博を見て回った内容を少しご紹介。
ガンダムパビリオンの近くには吉本パビリオンがあり、予約なしでサクッと入れるのでそちらに向かいました。
赤いドーム状の建物で顔のようになっているのでわかりやすいと思います。
少しだけ並んで入館後、内部にはなぜか白ネギが展示されています。事前情報で既に知っていたのですが、「えっ?」って感じですね;
その他レトロゲームのようなものが数機と、ボタンを押すことでひらがなが落ちてくるといったちょっと謎な展示になっています。
パビリオンを抜けると先に吉本芸人のステージがあるので、そちらが人によっては楽しめるかも;
大屋根リングは見応え十分。クロスする木材が連なる様子にはとても見応えがあります。
リング下を歩くとかなり涼しいので日除けになって良いですね。
また、リングの左に国内パビリオン、右に海外パビリオンが配置されているので、リング下を歩いて涼みながらパビリオンまで移動することができます。
大屋根リングに上がると万博が遠くまで見渡せますし、リングには定期的にトイレとエレベーターが交互にあり、ある程度の距離にエスカレーターがある仕様で、遠くまで歩かなくても一応エレベーターで下まで降りることができます。(人が多い場合、エレベーターに待ち列ができるので注意)
オーストラリア館にも行きましたが、こちらもユーカリなどの木々を模した森林エリアがとても良かったです。
エリアは狭いですが、鏡などをうまく使って狭さを感じさせない、広い森林のような演出がされていましたし、映像エリアも各面にモニターが配置されているため、自分が空中や海中を移動しているような没入感が凄かったです。
何気にアニメイトも出店されていて、中には原画なども展示されていました。
こういったところはサクッと入れるので、全くつまらないといった感覚なく万博を楽しむことができます。
夕暮れ時にはサウジアラビア館にも入館。夕方過ぎぐらいから人が減ってくるため、割と人気のパビリオンでもサクッと入れるようになります。このサウジ館も15分くらい待つだけで入館することができました。
サウジ館はとにかく力が入っていて、映像や展示が素晴らしかったです。
建物もサウジの都市をイメージしているようで、独特の雰囲気を楽しむことができます。
退館前に購入できるサウジコーヒーとデーツの組み合わせが絶品。
単体だとそれほどでもないですが、この組み合わせによって最高のカフェタイムが楽しめるようになっています。
夜には噴水ショーやドローンショーも楽しむことができます。
大屋根リング上から見ればライトアップした万博も楽しめますし、思い出を作るのにも十分。
ドローンショーはドローンのプロペラが回る音が聞こえたりと、その場でしかわからないことも伝わるので良いですね。
やっぱり夕方に帰ってしまうのはもったいないので、夜までしっかりと万博を楽しむのがおすすめです。
帰りにはライトアップしたガンダムも欠かさず見てホテルに移動。
RX-78F00系は翼端灯が付いているので、そのぶん美しさが増しています。いいですね。
2日目はパソナ館やコモンズ各館を巡りつつ、落合陽一氏のnull2パビリオンを訪れました。
null2パビリオンは運良く当日予約できましたが、夕方の帰るギリギリの時間の予約となりました。
内部は靴を脱いで入りますが、独特の模様が映像として流れるエリアに案内されます。
全体が鏡張りで映像もエリア全体に反映されていてかなり不思議な感じでした。
そして三波春夫さんの「世界の国からこんにちは」が流れつつ、暦のような映像が横切ります。
が、どうもシステムエラーが発生したらしく、中断しながら何度もこの暦映像と三波春夫さんの曲が流れて頭が変になりそうでした(笑)
この曲が数日は頭から離れないと思います(笑)
ただ、何気に出口でまさかの落合氏本人が挨拶をしており、お詫び?のnull2シールを頂きました。
ある意味とてもありがたかったですし、いい思い出になりましたね。
まぁ落合氏がいたのもイタリア館の主催者の方への挨拶と写真撮影のためかもしれませんし、運が良かったのかもしれません。
今回訪れた万博でいろんな楽しみがあり、とても満足でした。
世間的にかなり話題ですし、テレビ局なども多数映像撮影などがあると思います。
思いも寄らないことが起きるのが万博。圧巻のパビリオンが多数で満足度も高いので、可能であれば、より長く、時間をかけて楽しまれるのがおすすめですね。