今回は、MG 1/100 MSZ-006 ゼータガンダム Ver.2.0のパッケージ、ランナーのレビューをご紹介します!箱絵とランナー各種、説明書、カラーガイド等のレビューも合わせてご紹介していきます。では箱絵からどうぞ。
パケ絵はビームライフルとシールドを装備し、ビームライフルで射撃ポーズをとるゼータガンダムの姿が掲載。背景にはグリプス2のコロニーレーザーやミラーが掲載されています。おそらく劇中、シロッコとハマーンとの戦闘を繰り広げるラストシーンを描いたものかと。対峙しているのはおそらくジ・オ・・・。ゼータのポーズがとにかくカッコいいですね。
左右でデザインが異なり、片側がMS形態、片側がウェイブライダー形態で掲載されています。何気に嬉しい配慮。
パッケージサイズはMGのVer.Kaなどと同じ。変形用にパーツ数が多めのゼータガンダムに加え、ハイパー・メガ・ランチャーやカタパルトユニットなどが付属しているため、そのぶんボリュームがあります。
横絵は武装類を使用したポージングや可動、グレネードランチャーの展開ギミック、内部フレームに加え、ウェイブライダー形態やカタパルトユニットまでこのキットの特徴が効率よく掲載されています。
開封。
入っているのは全部で9袋分のランナー+むき出しの台座パーツです。
2005年当時に発売されたキットなので、マスターグレード10周年を記念したヒストリーファイルが入っていました。
このMGゼータガンダムVer.2.0以前に発売されたMGのキットが一通り掲載されているので、どんな種類があるのか、どれを入手していないのか確認できて助かります。
驚きなのはその価格。νガンダムなどボリューム感のあるキットは5,000円かそれ以上ではありますが、陸ジムなど多くのキットは3,000円前後とかなりお手頃。今ならバク売れしそうですが、入手しづらくなっているのは残念ですね;
説明書。表紙は近年のMGと同じく黒枠仕様で、中央にはパッケージアートが描かれています。大判B5サイズの冊子タイプ。付属武装も多いですが、変形機構があるのでそのぶんページ数が増しています。全部で27ページ。表紙こそ現代風ですが、中身は旧タイプと同じ。機体解説やメカニカルな情報が事細かく記載されていて読み物としても十分です。
一通り説明書をどうぞ。
以上、説明書でした。変形機構があるのでそのぶん各部の構造が複雑。組み立てボリュームがあるのと、パーツがどのランナーにあるのか探し回る必要があるので組み立てには時間がかかります。自分はグリスを塗りながら慎重に組み立てたので8時間ほどかかりました。
内部パーツがABSで組み合わせがギチギチなので、無理に動かすと破損し易いです。パーツ自体は硬いですが、パーツ同士の隙間が小さいのでグリスを塗るなど強度を調整しながら組み立てたほうがいいと思います。
カラーガイド。調色は細かいですが、成型色はシンプルなガンダムカラー。一部に塗り分けが必要ですが、大体はパーツごとに塗装するだけで良さそうです。関節が硬いですが、塗膜で更に固くなる可能性もあるので塗装する場合は特に注意が必要です。
では各ランナーを簡単に見ていきます。
↑Aランナー。レッド、ダークブルー、イエロー、クリアのイロプラランナーで、頭部や胴体部、スタビライザー、各部ダクトパーツ、シールドパーツなど様々。
↑Bランナー。レッド成型色で、前腕装甲やソール部、背部バインダーパーツなど。同じものが2枚あります。
↑Cランナー。ホワイト成型色で、頭部や胴体部、脚部外装パーツ。
↑Dランナー。ホワイト成型色で、腰部や腕部、脚部外装パーツ。同じものが2枚あります。
↑Eランナー。ブルー成型色で、胴体部やハイパー・メガ・ランチャーパーツなど。
↑Fランナー。ブルー成型色で、腕部や脚部、グレネードパックパーツなど。同じものが2枚あります。
↑Gランナー。ダークブルー成型色で、背部バインダーパーツ、ビームライフルパーツなど。
↑Hランナー。グレー成型色で、胴体部や脚部、バインダーなどの内部パーツ、グレネードパック、ビームライフルパーツなど様々。
↑Iランナー。グレー成型色で、胴体部や脚部内部パーツ、ハンドパーツ、バインダーのアームパーツなど。ABS素材です。
↑Jランナー。グレー成型色で、胴体部や腕部、脚部内部パーツ。ABS素材です。
↑K、N、SB1ランナー。Kはポリキャップパーツ。Nはイエロー成型色のアンテナパーツ。軟質素材です。SB1はクリアピンク成型色のビームサーベル刃。
↑Lランナー。ブラック成型色で、カタパルトユニットの底板パーツです。
↑Mランナー。・ブラック成型色で、カタパルトユニットのフットレストや支柱、ディスプレイ用ジョイントパーツなど。
↑マーキングシール、擦って転写するガンダムデカール、ホイルシールです。
以上です。このMGゼータガンダムVer.2.0はHGUCなどと比べると比較的細身でスタイリッシュ。一方、来月(2023年4月)に発売されるMGゼータガンダムVer.KaもVer.2.0に似たようなシルエットで細身となっています。少しひ弱な印象もありますが、これはおそらく完全変形を再現し、更にMS形態とウェイブライダー形態のプロポーションを両立する場合は致し方ないところなのかも。
ゼータガンダムは数十年、プロポーションと完全変形を追求してきた機体なので、今回のVer.Kaはほぼそれの完成形、集大成とも言えそうです。おそらくKPS構造になると思うので、造形、強度、色分け、プロポーションなどどんなキットになっているのか楽しみですね。
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キットの組み立てには『ヌルっと切れる片刃ニッパー』を使用しています。切れ味はもちろん優秀。薄刃ですが強度が高く、長持ちするのでおすすめです。⇒ヌルっと切れる片刃ニッパーのレビューはこちら