今回は、HGUC 1/144 MSN-06S シナンジュのパッケージ、ランナーのレビューをご紹介します!箱絵とランナー各種、説明書、カラーガイド等のレビューも合わせてご紹介していきます。では箱絵からどうぞ。
パケ絵はビームライフルとシールドを装備して構えるシナンジュの姿が掲載。背景にはギラ・ズール(アンジェロ・ザウパー機)などが掲載されていることから、おそらく劇中、「La+プログラム」が首相官邸ラプラスを座標指定した際、ユニコーンガンダムらと対峙するときのワンシーンかと。
パッケージサイズは一般的なHGよりも縦横が1cm程度大きく、高さも2cm程度大きめ。RE/100や旧MGのパッケージかと思えるくらいの大きさになっています。キット自体が大きめですし、背部フレキシブルスラスターやプロペラントタンクに加え、武装類やエフェクトパーツなども多く付属しているのでこのサイズになっているようです。
横絵は素立ちや可動ギミック、武装類を使ったポージングなどが簡単に掲載されています。若干古さが感じられるようなデザインですが、シナンジュ発売からもう10年以上が経つんですね、なんかしみじみ。年月が過ぎるのは早いものです;
開封。
全部で5袋分のランナーです。HGとは思えないくらいのパーツボリューム。
説明書はHGUCのフォーマットで塗装済みのシナンジュが掲載。大判のB5サイズになります。ユニコーンガンダムやシナンジュといった機動戦士ガンダムUC登場機のガンプラは立体物としても見栄えが良く、造形美を感じさせるものが多いです。ギミックも豊富であることから、昔SDガンダムで遊んだ世代がガンプラに戻ってきたというファンも多いかと。
一通り説明書をどうぞ。
以上、説明書でした。さすがにエングレービングの色分けは無理なようですが、全体的にはこの特徴的な形状がうまく再現されていると思います。ただし可動が制限されるため干渉しやすく、ポージングが難しかったりするのが難点。ある意味ポリキャップ構造の限界を感じさせるようなキットですね。
カラーガイド。大部分が赤と黒である程度パーツによる色分けが再現されています。なのでパーツごとに塗装すれば良さそう。制作で難しいのは各部の合わせ目消しに後ハメ加工が必要なのと、エングレービングの塗り分けですね。
エングレービングはパーツ全体をラッカー系のゴールドで塗装し、その上からエナメルの黒(つや消しが良いかと)で塗装。エングレービング部分をエナメル溶剤を付けた綿棒又はフィニッシュマスターで黒を落とすと下地のゴールドが現れるというのが定番の方法です。
では各ランナーを簡単に見ていきます。
↑Aランナー。ブラック、ホワイト、イエロー、グレーのイロプラランナーで、胴体部や各部ダクトパーツ、腕部や脚部のエングレービング、ソール部、背部スラスター、プロペラントタンクなど様々。左上の動力パイプパーツは少し柔らかめの素材です。
↑Bランナー。レッド成型色で、頭部や胴体部、腕部、脚部などの各部外装パーツ、背部バックパックやスラスター、シールドパーツなど。
↑C1、C2ランナー。レッド成型色で、胴体部や腕部、脚部外装パーツ、背部フレキシブルスラスターパーツなど。
↑Dランナー。グレー成型色で、胴体内部パーツやハンドパーツ、ビームライフルやビームアックス、グレネードランチャーといった武装パーツなど。
↑E1、E2ランナー。グレー成型色で、腕部や脚部などの関節、内部パーツ、各部バーニアパーツ、背部フレキシブルスラスターの内部パーツなど。
↑Fランナー。クリアイエロー成型色で、ビームアックスやビームソードアックス、ビームサーベル用のビームエフェクトパーツ。同じものが2枚あります。
↑ポリキャップ(PC-132ABC)、ホイルシールです。
以上です。シナンジュ自体は人気機体なので、既にHG、MG、RGそれぞれでキット化を果たしています。ですが前述したように、HGやMGは既に10年程度が経過していますし、RGもアドバンスド・MS・ジョイントを使用した少し無理矢理感のある構造になっています。
なので個人的には、RGをVer.2.0として、KPS内部フレームで立体化してもらいたいですね。KPSフレームだとかなり優秀なシナンジュになると思います。もしRGシリーズで主人公機などの主要機体が一通り立体化され、ネタが落ち着いた際にシナンジュVer.2.0の立体化が考慮される・・・かも・・・?
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キットの組み立てには『ヌルっと切れる片刃ニッパー』を使用しています。薄刃ですが強度が高く、長持ちするのでおすすめです。⇒ヌルっと切れる片刃ニッパーのレビューはこちら