今回は、1/60 バンダイホビーセンターオリジナル 電動式4色射出成形機のレビューをご紹介します!
1/60 バンダイホビーセンターオリジナル 電動式4色射出成形機は、バンダイホビーセンターに設置された、オリジナル電動式4色射出成形機の1/60スケールモデルキットです。実物成形機の形状とディテールが忠実に再現されたキットになっています。細部やマーキングを再現するシールが付属。価格は500円(税込み)です。
バンダイホビーセンターに配備され、高精度、省エネルギー、低騒音且つクリーンな成形を実現した、ガンプラのランナー製造機『電動式4色射出成形機』の1/60スケールモデルキットです。『電動式4色射出成形機』は4色のプラスチック素材(ポリスチレン樹脂)を流し込むことでガンプラ用の「ランナー」を製造できるのが特徴。その構造が細部まで再現されたプラモデルになっています。
成型色はホワイト、ブルー、イエロー、グレーの4色。このキットのランナーも電動式4色射出成形機で製造されているので4色構成となっています。
実機はホワイトベースをイメージしたデザインになっていますが、このキットでは各面に付属のシールを貼ることで、その色分けが再現されるようになっています。
シールを貼らない状態で。シールを貼らない状態だとホワイトベースのような雰囲気はなく、プリンターなど少しカラフルな製造機という機械的な印象しか感じられません。
底板のみで。
手前には『バンダイホビーセンター2006』と印字されたプレートが造形。
先端にはホワイトベースのミサイルランチャー発射口のような赤い模様と『EC160』の文字が入っています。ちなみに『EC160』はこの成形機の機種番号ではないかと。金型成形部分の枠はメガ粒子砲をイメージしたような青成型色パーツと黄色いシールでの色分け。
内部もメカニカルに造形。3箇所のプラスチック素材抽出口と金型、プレス機などが造形されています。抽出口は各面3基と本体内部にある1基とで合計4色。
内部に設置されている金型パーツは、ランナー型のモールドが中央に造形されています。
抽出口も細かく造形。
側面には操作パネルのようなものが造形されています。一番上がオンオフスイッチ?
原料抽出用のボックス。赤や青のシールで色分けするようになっています。通気穴があるのでモーターですかね。
後部にもバンダイホビーセンターと形式番号のような『EC201』、2006年に電動式にリボーンされた旨などが記載されています。個人的な推測ですが、側面の『EC160』が初期の型番、後部が2006年に配備されたこの電動式4色射出成形機の形式番号なのではないかと。
内部に通っているのがプラスチック素材の抽出口かなと思います。
上部にもプラスチック抽出用のボックスと何らかの装甲板が造形されています。
HGUC 1/144 RX-78-2ガンダム(REVIVE)と並べて。スケールは倍以上の差がありますが、それでも1/144サイズのガンプラよりも小型。まぁMSは今のところ架空の兵器なので・・・;
色んな角度から。簡易的ながら、床に伸びる配線や排水溝の蓋なども造形されています。
さすがに実物のような多数の配線や細かなスイッチなどは再現されていませんが、少しは実機感が味わえるようなキットにはなっているようですね。
以上、1/60 バンダイホビーセンターオリジナル 電動式4色射出成形機のレビューでした。
続いて1/60 バンダイホビーセンターオリジナル 電動式4色射出成形機のパッケージ・ランナーレビューです。
パケ絵はバンダイホビーセンターの特徴的な外観と、このキットの完成品画像が合わせて掲載。
パッケージサイズは一般的なHGよりも横幅が0.5cm程度小さめ、高さも1.5cm程度薄型です。
側面にはバンダイホビーセンターで使用されている電動式4色射出成形機の実機写真やスペックなどが記載されています。2006年度のガンプラの年間出荷数は660万個でしたが、多色成形機の増設などにより、2018年度は1,573万個と約2.4倍に拡大したとのこと。
フル稼働しているとは思いますが、2021年11月現在、国内の需要に対して供給が追いつかないのが実情なんですかね;
開封。全部で1袋分(1枚分)のランナーです。
説明書は1枚モノ。組立工程も少なく、早くて10分程度で完成させることができます。
↑アルファベットは小文字の『q』と印字され、タグには『1/60 成形機』と印字されています。成形機で成形機を成形する・・・!?
各部を色分けするためのシールです。
以上です。簡易的な構造ながらも金型にランナー型のモールドが入っていたり、抽出口の作りが良かったりで何気に作りが細かいです。マニアックですが、ホワイトベースっぽい色分けでちょっとした置物としても良さそうですし、バンダイホビーセンターやガンダムベースを訪れた際のお土産として買っても記念になります。
いつも楽しんでいるガンプラがどのような機械で製造されているのかも知ることができるので、ちょっとした息抜き程度に組んでみるのもいいのではないでしょうか。
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キットの組み立てには『ヌルっと切れる片刃ニッパー』を使用しています。(一度切りです。)切れ味はもちろん優秀。薄刃ですが強度が高く長持ちするのでおすすめです。⇒ヌルっと切れる片刃ニッパーのレビューはこちら