HG エルガイムのパッケージ・ランナーレビュー

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制作① 改修、後ハメ加工など　⇒　制作② 胸部やバスターランチャーなどの合わせ目消し、後ハメ加工など　⇒　制作③ バスターランチャーのディテールアップなど　⇒　制作④ 塗装その1 パール塗装など　⇒　制作⑤ 塗装その2 各部マスキング塗装など　⇒　制作⑥ 仕上げ1 合わせ目消し、細部の塗装など　⇒　制作⑦ 仕上げ2 細部の塗装、スミ入れ、組み立て、ディテールアップなど

今回は、HG 1/144 エルガイムのパッケージ、ランナーのレビューをご紹介します！箱絵とランナー各種、説明書、カラーガイド等のレビューも合わせてご紹介していきます。では箱絵からどうぞ。

パケ絵はパワーランチャーとシールド（ソーラーバインダー）を装備してこちらを向く純白のエルガイムが掲載。筆塗りしたようなイラストですが、粒子のようなきらびやかな背景と相まった神秘的なデザインになっています。重戦機エルガイムは小さい頃に見ていましたが、腰のエネルギーゲートにケーブルを差し込んだり、脚部のランダムスレートを展開する姿は衝撃的でかっこよかったのを覚えています。

パッケージサイズは一般的なHGガンプラよりも横幅と高さが1cm程度大きめ。武装も一通り揃っていますし、構造的なものを考えるとこれくらいにはなるかと。

横絵は主に、旧HGエルガイムからのアップデートポイントが掲載されています。Mk-Ⅱ（別売り）と組み合わせた絵が掲載されているのも、劇中の雰囲気が味わえていいですね。デザインも2001年に発売されたものに比べ、だいぶ現代風のおしゃれなものに変わっています。

開封。

全部で4袋分のランナーです。

説明書はB5の大判サイズ。表紙イラストはパケ絵のレイアウトを変えたものになります。

一通り説明書をどうぞ。

以上、説明書でした。各部のアップデートされた部分も造りがしっかりとしていて広い可動が考慮されていますし、プロポーションも良くなり、高い満足度が得られるキットになっていると思います。元々ランダムスレート展開時の内部メカも精密に作られていますし、それに新規バスターランチャーが加わったことで、さらに落ち度のないキットに仕上がりました。

カラーガイドは特別複雑でもなく、基本色を使ったシンプルな色味になっているようです。ガンプラのガイドと比較しても遜色はありません。内部のブラウンが少し複雑なくらいですね。赤く塗装してディザードっぽくしてみるのも面白いかも。

では各ランナーを簡単に見ていきます。

↑A1ランナー。ダークグレー成型色で、胴体部や背部ランドブースター、シールド（ソーラーバインダー）用パーツなど。

↑A2ランナー。ダークグレー成型色で、パワーランチャー用パーツ。バスターランチャー用パーツは余剰になります。

↑Bランナー。ホワイト成型色で、頭部や胴体部、脚部などの各部外装パーツ類。

↑Cランナー。ホワイト成型色で、サイドアーマーや背部ランドブースター用パーツなど。

↑Dランナー。ブラウン成型色で、頭部を始め全身各部に使用されている内部、関節パーツ。KPS素材です。

↑E1、E2ランナー。共に淡いブラウン成型色で、胸部、肩部、前腕部、大腿部といったアップデート部分の内部パーツ、ディスプレイ用のジョイントパーツなど。KPS素材です。

↑Gランナー。ホワイト、ダークグレー、レッドのイロプラランナーで、頭部や胸部、前腕部、大腿部といった各部アップデート用外装パーツ、新規バスターランチャーパーツ。

↑ポリキャップ（PC-123プラス）、SB6（クリアーイエローのビーム刃）、ビニールチューブ（太1本、細2本）です。

以上です。重戦機エルガイムは1stとZガンダムとの間で放送された作品。昔見ていましたが、内容は全く覚えていませんでした。今回改めて見直しましたが、正直な感想は「ほぼダブルゼータだな・・・」です；まぁこちらが先作ではあるんですけど、女性キャラクターの仕草や寸劇、作品の雰囲気などはかなり似た感じでしたね。

それに「なんとぉーーーっ！！」や「・・・のだよ！！！」といったセリフの言い回しもまさしく富野作品。古い作品で絵的に見づらさはあるものの、終盤につれてストーリーの深さや戦闘の激化などで面白みが増していくのも富野作品の定石です。誰がポセイダルなのか最後らへんまでわからないというストーリーもなかなか良かったですね。

なのでまだ見ていない方、昔見たきりの方などは改めて見返すなどして、作品、プラモ共々楽しんでみるのもいいのではないでしょうか。

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