今回は、RE/100 1/100 ガンイージ・プロトタイプ(ロールアウトカラー)のレビューをご紹介します!
RE/100 ガンイージ・プロトタイプ(ロールアウトカラー)は、『機動戦士Vガンダム ニューモビルスーツバリエーション』より、量産型MS『ガンイージ』のプロトタイプ(ロールアウトカラー)1/100スケールモデルキットです。機体ロールアウト時の設定画稿機体色を成形色で色分け再現。武装化前の頭部形状を新規造形で再現し、ビーム・ライフル、ビーム・バズーカといったガンイージの標準武装類も付属。価格は3,850円(税込み)。プレミアムバンダイ限定の商品です。
2018年12月に一般発売されたRE/100 ガンイージ(以下、通常版)をベースに、プロトタイプ(ロールアウトカラー)の特徴的な白いカラーリングを再現。頭部パーツを新規造形で、リアアーマーを流用パーツによってキット化されています。
成型色はホワイトがメイン。プロトタイプロールアウト時、ガンダリウム合金の地肌のまま、未塗装状態の色味を再現したとのことです。関節やソールがダークグレー、ハンドパーツなどは薄めのブルーグレー成型色で色分けされています。
シールは頭部ダクトやセンサー、ツインアイ、エアインテーク内部などを補います。全体的に少なめで、各部ダクトなどもパーツで色分けされています。
ポリキャップはRE/100定番のポリキャップ(PC-210)。小型機なので関節強度も高めで自立も安定しています。
形状が異なる部分のみ、通常版と比較しながら見ていきます。
頭部。こめかみのバルカンのないプロトタイプ用のメット部形状が新規造形パーツで再現されています。左右ダクト内部やダクト周り、ツインアイ、とさか前後のセンサーなどがシールで色分けされています。
画像は用意していないですが、ツインアイととさか前のセンサーはクリアーブルーパーツです。
肩はガンイージはウェポンコンテナを装備していますが、プレミアムバンダイホームページのプロトタイプ(ロールアウトカラー)商品ページの画像ではコンテナのない状態での再現となっています。ですが説明書のデカールガイドなどにはコンテナを装備した状態で掲載されています。
コンテナパーツが付属するので、どちらの形態でも再現可能です。コンテナはハッチが展開可能で、内部には通常版と同じく、右肩にビームサーベル柄、左肩に2連マルチ・ランチャーを内蔵。
ウェポンコンテナを取り付けた状態で。
胴体部は通常版と同じ形状。カラーリングは全体的にホワイトがメイン。腹部やエアインテークがブルーグレー成型色になっています。エアインテーク内部はスリットが造形され、シールを貼って色分けするようになっています。エアインテークのふちは赤く塗り分ける必要があります。フロントアーマー上下のダクトもパーツでの色分け。腰アーマー裏はフロントアーマーのみ、裏打ちパーツが造形されています。
背部。ダクトなどの造形は同じですが、リアアーマーが切り欠きの無いものになっています。これはガンブラスターと同じ形状で、パーツもRE/100ガンブラスターからの流用です。背部ダクト周りは赤く塗り分けが必要。
腕部は通常版と全く同じ形状で、全体的にホワイトで統一されています。ショルダーアーマーも挟み込みタイプですが合わせ目は端でモールド化されています。ショルダーアーマー上下のダクトもパーツでの色分け。前腕はロール可動します。
左前腕にはビームシールド発生装置を装備。プレバンホームページに掲載のものはこのビームシールド発生装置も装備していない状態です。
ビームシールド発生装置は右前腕にも取り付けが可能。発生装置を取り付けない状態のダボ穴内部は黒いシールでの色分けです。
ビームシールド発生装置も取り付けない状態で。
脚部。こちらも造形的には通常版と同じ。ただし、カラバリによって脚甲の配色が違うものになっています。
大腿部は前後挟み込みタイプですが、側面にできる合わせ目は段差のようなモールドになっています。ふくらはぎ後部には縦に合わせ目ができます。それ以外は各部ともパーツを組み合わせるタイプなため、合わせ目はモールド化されています。足裏はモールドの入った蓋パーツによる組み合わせで、肉抜き穴はありません。
通常版と並べて。形状的にそれほど変化はないですが、成型色とリアアーマーの形状の違いなどによって少し印象の違いを感じます。
RE/100ガンブラブラスターやRE/100陸戦型ガンイージと並べて。これらと比べるとだいぶ印象が異なります。ガンイージ系もバリエーションが増えてきました。
ガンイージプロトタイプ(ロールアウトカラー)の各部可動域については通常版と同じなので、以下のリンクから通常版のレビューをご参考くださいm(_ _)m
ビーム・バズーカ、ビーム・バズーカ用マウントパーツ、ビーム・ライフル、ビーム・ライフル用マウントパーツ×2、扇形ビームサーベル刃、ビーム・シールド、ビームサーベル刃、アクションベースジョイントパーツ、ウェポンコンテナ(左右)、ビーム・サーベル柄、マルチランチャー×2が付属。
カラバリによる外装パーツが多数付属します。特に脚部外装パーツが多数付属するので、組み換えることで一味違ったガンイージが再現できそうです。
プロトタイプ(ロールアウトカラー)専用の水転写デカールが付属します。
ビーム・バズーカ。構造、成型色共に通常版に付属するものと同じです。本体部分は左右挟み込みタイプですが、上下にできる合わせ目は段落ちモールド化されています。
グリップは収納が可能。
センサーは赤いシールでの色分けです。
ビーム・バズーカはジョイントパーツを使うことで、リアアーマーにマウント可能です。
ビーム・ライフル。MG VガンダムVer.Kaに付属しているものと同じで、通常版に付属しているものとも同じです。複数パーツの組み合わせで合わせ目はなし。
砲身の角度を変えることで、合わせてフォアグリップも左右に可動します。センサーはクリアーブルー成型色パーツによる色分けですが、表面にシールを貼るようになっています。
分解することでビーム・ピストルとしても使用可能です。
ビーム・ライフルはジョイントパーツを使うことで、左右のふくらはぎにマウント可能です。
ビームシールド。稲妻のようなライン演出がされています。クリアーピンク成型色。
一通り武装して。
ビームシールドは発生装置と組み合わせやすく、固定強度も高めですが、後部のビームバズーカと干渉しやすいので注意です。これは通常版の注意点と同じ。
ビーム・ライフルはグリップとハンドパーツがダボ固定なので持たせやすいですが、前腕とライフル後部が干渉してライフルが分解しやすいので注意です。
両手持ちはそれなりにはできるかなという印象。あまり頻繁にいじったり、角度を変えたりするとハンドパーツがバラけることもあるので注意です。
ビームバズーカはガンイージで新造された武器なだけあって持たせやすいです。
平手が付属していると、さらにポージングの幅が広がったでしょうね。
以上です。どうもポーズが決まらないなぁと思いつつ撮影していましたが、実際の画像を見ると思いの外かっこよく、ガンイージの造形と白い外装カラーがよく似合っているという印象でした。純白で清潔感のあるカラーリングで、ポーズにもメリハリが感じられるようです。
欠点的には、平手が付属していないのがもったいないのと、二の腕などのKPSパーツ部分やポリキャップがやや抜けやすかったりと、通常版ガンイージでは感じられなかった弱い部分があったのが気になりました。もしかすると個体差があったのかもですね。ビーム・ライフルも分解しやすいので、その点は取り扱いに注意が必要です。
装備自体は通常版とそんなに変わりないですが、白いガンイージとしての味や良さを感じることができます。通常のポージングも映えますが、ケージを使った格納庫内のシーンなど、プロトタイプ機ならではの演出ができるキットとしても楽しめそうですね。
⇒あみあみでRE/100 ガンイージ・プロトタイプ(ロールアウトカラー)を探す
⇒DMM.comでRE/100 ガンイージ・プロトタイプ(ロールアウトカラー)を探す
⇒楽天でRE/100 ガンイージ・プロトタイプ(ロールアウトカラー)を探す
⇒駿河屋でRE/100 ガンイージ・プロトタイプ(ロールアウトカラー)を探す
⇒ヤフーショッピングでRE/100 ガンイージ・プロトタイプ(ロールアウトカラー)を探す