MG マラサイのパッケージ・ランナーレビュー

今回は、MG 1/100 RMS-108 マラサイのパッケージ、ランナーのレビューをご紹介します！箱絵とランナー各種、説明書、カラーガイド等のレビューも合わせてご紹介していきます。では箱絵からどうぞ。

パケ絵はビームライフルを両手持ちして月の表面上を移動する2機のマラサイが掲載。背景には鮮やかな地球も描かれています。おそらく劇中、月のフォン・ブラウンにてエゥーゴ部隊と交戦するシーンかと。であればパイロットはおそらくジェリドとカクリコンですね。カクリコンはバリュートでの大気圏で撃破されてしまったのは何とも切ないものでした。

パッケージサイズはMGのVer.Kaなどよりも薄型の定番MGサイズ。内部フレームが再現されているためそのぶんパーツ数は多いですが、武装類や装備品などはそれほど多くないのでこのサイズに収まっているようです。

横絵はアニメのシーンイラストを交えつつ、シールドの折りたたみやコックピットハッチの開閉ギミック、各部ディテールなどが事細かく掲載されています。その他LEDユニットやバリュートパックなどのオプションアイテムについても掲載。店舗で見るとワクワク感がたまらない横絵ですが、MGマラサイは最近の店舗では一切見かけなくなったキットの一つ・・・・；

開封。

全部で8袋分のランナーです。

説明書はB5サイズの冊子タイプで、表紙は旧MGの3ライン。少しレトロな感じもありますが、マラサイカラーのオレンジが印象的にデザインされています。パケ絵は青バンダイやバンナムのロゴなどが追加されていますが、説明書は昔のまま赤バンダイでいくんですかね。

一通り説明書をどうぞ。

以上、説明書でした。内部フレームに外装を組み合わせていくという従来のMGフォーマットでメカニカルに造形されています。ただ、ポリキャップ接続部分は昔のまま変わっておらずヘタレやすいため、ガシガシ動かしたい場合は補強が必要になってくるので注意です。

カラーガイド。調色は細かいですが、色種が少ないのはいいですね。塗装する場合、細かく分割されている動力パイプのヤスリがけなどが面倒なのと、部分的にできる外装の合わせ目をどう処理するかが悩みどころとなりそうです。

では各ランナーを簡単に見ていきます。

↑Aランナー。ワインレッド、グレー、クリアのイロプラランナーで、頭部や各部動力パイプパーツ、右肩部のシールドパーツ、バックパックパーツなど。

↑Bランナー。ワインレッド成型色で、頭部や胴体部、左肩スパイクアーマー、バックパックパーツなど。

↑C、Dランナー。Cはワインレッド成型色で、サイドアーマーや前腕装甲、ソール部パーツなど。同じものが2枚あります。Dはグリーン成型色で、各部動力パイプパーツ。同じものが2枚あります。

↑Eランナー。オレンジ成型色で、頭部や胴体部、脚部外装パーツ。

↑Fランナー。オレンジ成型色で、腕部や脚部外装パーツ、サーベル柄パーツなど。同じものが2枚あります。

↑Gランナー。グレー成型色で、腹部コックピットや各部バーニア、細部パーツ、ビームライフルパーツなど。

↑Hランナー。グレー成型色で、胴体部やバックパックなどの内部パーツ。KPS素材です。

↑Iランナー。グレー成型色で、頭部や肩部スパイクアーマー、脚部内部パーツ、ハンドパーツ、ラウンドフォーミングジョイントパーツなど。KPS素材です。

↑Jランナー。グレー成型色で、腕部や脚部内部フレーム、可動式ハンドパーツ、シールドパーツなど。KPS素材で、同じものが2枚あります。

↑ポリキャップ（PC-200）、SB1、ガンダムデカール、マーキングシールです。

以上です。バリュートパックこそ再販されていますが、取り付けるためのMGキットが販売されていないのは残念。取り付け可能なキットとしてはMGマラサイを始め、MGハイザック、MGリックディアス、MGネモ、MG百式Ver.2.0など錚々たるラインナップ。どれもたまに再販されていますがすぐに売り切れてしまいますし、入手がかなり難しくなっています。なので一度プレバンででも全員に行き渡るくらいまとめて生産してもらいたいですね。バリュートパックだけあっても何も出来ない・・・・；

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キットの組み立てには『ヌルっと切れる片刃ニッパー』を使用しています。切れ味はもちろん優秀。薄刃ですが強度が高く、長持ちするのでおすすめです。⇒ヌルっと切れる片刃ニッパーのレビューはこちら