さて今回は、以前ブログでご紹介した、MGガンダムVer3.0の塗装が完了しましたので、塗装レシピをご紹介します。
キットの出来なども兼ねてレビューしたいと思います!まずは出来栄えを幾つか写真でどうぞ~
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※この記事の下部に画像があるので、塗装の際はその画像を参考にしてくださいね。
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以前ブログで、塗装前の状態を紹介したときは、このガンダムVer3.0は、なんか頭でっかちな感じがするとご紹介しました。以前ブログでご紹介したMGガンダムVer3.0はこちら⇒私の好きなガンダムソングランキング第8位の発表です!
ですが、塗装とデカールをすることで、頭と胴体のバランスがちょうどいい感じになりました。デカールを貼らないとリアルさにかけるため、頭が目立ったんでしょうね。おそらく。
なので、デカールを貼ってこそ、スタイリッシュになるMGガンダムVer3.0だと思います。(あくまで個人的な感想です)比べてみるとわかりますが、塗装とデカールでこれだけリアルさが違うんですよね~
塗装前
塗装後
MGガンダムVer3.0をお持ちの方は、ぜひ頑張って塗装してみてはいかがかと思います。
それでは使った道具と塗装レシピをご紹介しましょう。まずは使った道具から。
○MGガンダムVer3.0製作に使った道具
基本的にはMGシナンジュを作成した時に使った道具と同じです。⇒MGシナンジュで使用した道具はこちら
だいたい同じですが、一応ご紹介します。
エアブラシ
タミヤバジャー エアーブラシシステム No.4 タミヤバジャー 250II エアーブラシセット 74404
スプレーワークエアーカン420D×2(1本でも足りるかな?)
G-primer シリーズ P-01 ガイアマルチプライマー(あってもなくてもいいです)
割り箸・ガムテープ
爪楊枝
発泡スチロール
筆・塗装皿・ニッパー・ペンチ・紙やすり・綿棒など
コレに加え、今回はスミ入れペンとして、
を使用しました。
このコピックモデラーの墨入れペンは、ペン先が細く、スミ入れ部分をなぞるだけでいいので、すごく楽ちんです。今まで使用した墨入れペンの中で一番ペン先が細いのでとってもやりやすいですし、指で拭けば消えるのでやり直しも簡単です!
欠点は、乾燥しないので、触るとすぐに色が落ちてしまうところでしょうか。ですが、トップコートをするとよりパーツに馴染むので、スミ入れ時に良くないと思っていても完成時には綺麗に仕上がっている感じです。
今回はコピックモデラーの墨入れペンのグレーを使いましたが、ブラックでも問題無いと思います。よりスミ入れを目立たせたいなら、ブラックを使いましょう。
それではMGガンダムVer3.0に使用した塗装レシピです。
MGガンダムVer3.0塗装レシピ
○青いパーツ:コバルトブルー75%+ウルトラブルー20%+ピュアホワイト5%(全てガイアカラー)
○赤いパーツ:モンザレッド50%+レッド35%+スカーレット10%+ニュートラルグレー5%(モンザレッド・スカーレット・ニュートラルグレーはガイアカラー、レッドはMrカラー)
○黄色いパーツ:橙黄色(ガイアカラー)
○アイアン色のパーツ:スターブライトアイアン(ガイアカラー)
○シルバー色のパーツ(バーニア含む):スターブライトシルバー(ガイアカラー)
○手甲パーツ:パールホワイト90%+ニュートラルグレー10%(全てガイアカラー)
○マグネットコーティング・その他関節部分:ゴールド(Mrカラー)
○武器パーツ:ネイビーブルー35%+ブラック35%+グレー20%+インディブルー10%(全てMrカラー)
○バーニア内部、クリヤーパーツ:メタリックレッド(Mrカラー)
○トップコート:MrカラースーパークリアーⅢ、水性ホビーカラーつや消しクリアー×4(4本では足りないかも・・・)
(全て、Mr薄め液と1:1で割ります)
○塗装ポイント
以前作成したRGZガンダムの塗料が余っていたものを流用したので、たくさんの塗料を組み合わせたようになっています。⇒RGZガンダムのご紹介はこちら
Zガンダムとくらべて、今回製作したMGガンダムVer3.0は、色的に若干濃い目に仕上げています。これは、Zガンダムと同じ色にしてしまうと、リアルさが薄れる気がしたからです。特に青・赤・黄はお台場ガンダムにも近い色にしたかったので、複雑な塗装レシピになりました。ですが、そこまでしなくても、お好みの塗料を使われるといいと思います。
塗装レシピのポイントとしては、青の中にピュアホワイト5%を混ぜるとか、赤の中にニュートラルグレー5%を混ぜるなど、少量ながらも一味違うリアルさを出す色にするということです。(混ぜ過ぎには注意しましょう)これが少しではありますが、仕上がりが良くなると思います。
シルバー色のパーツは、メタル系の色にしようと思ったらやっぱりガイアカラーのスターブライトシルバーが一番いいかと思います。MrカラーのスーパークリアーⅢはシルバーで塗装したパーツにデカールを貼ったため、デカールが剥がれないように、Mrカラー薄め液1:1で薄めたスーパークリアーⅢを吹きました。(薄め液としっかり混ぜあわせて使いましょう)
水性ホビーカラーつや消しクリアーは白とグレー系のパーツにトップコート用に使用しました。白とグレー系のパーツは、見かけによらず数が多いので、水性ホビーカラーつや消しクリアーの本数はたくさん用意しておいたほうがいいかと思います。
最後に、MGガンダムVer3.0を塗装するときの注意です。
機体自体は小柄ですが、とにかくパーツ数が多いので、どこのパーツをどの色に塗装するのかしっかりと見極めて塗ることが大切です。そうしないと、塗装後に組み立てた時、あれ?この部分は違う色だった・・・なんてことになりかねません。
特に、肘と膝関節は、パーツの重なりが複雑なので、シルバー・アイアン・ゴールドの塗装には気をつけましょう。
○塗装参考画像
画像をアップしていますので、塗装やデカール張りの参考になればと思います。
それでは次回は、MGガンダムの作り方と、MGガンダムVer3.0をよりリアルに仕上げるための必需品をご紹介します。
ではでは~。
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2 件のコメントがあります。
のり
on 2019年1月11日 at 15:11 -
はじめまして。
1979年(ファースト放送)生まれのおっさんです。
小学生以来ガンプラから遠ざかりましたが、ふと作りたくなりサイトを探してましたらこちらを見つけた次第です。
塗装レシピですべて1:1で薄めると記載されてますが、トリコロールカラーや外装のホワイトも全てということでよろしいのでしょうか。御教授お願い致します。
nori
on 2019年1月11日 at 21:37 -
コメントありがとうございます!
だいぶ前に製作したキットなのであまりよく覚えていないんですけど、大体は1:1でもいけるのではないかと思います。(トリコロールカラーや外装のホワイトも全て)
ただ、ある程度経験を積んでみて、塗料は放置しておくと徐々に気化して粘度が増してきますし、マスキング塗装や上塗り、塗料の質や原料などによっても溶剤の量を増減したりするので、一概に1:1とか言えるわけではないですね。
エアブラシの吹き出る量や滑らかさにもよりますし、薄めすぎると今度は液だれしやすくなるので、一応エアブラシからきれいに吹き出る程度(1:1くらい)に薄めつつ、少しずつ溶剤を足して調整していくのがいいのでは無いかと思われます。長文でわかりにくいかもしれませんけど、参考にしていただけると幸いです^_^