今回は月刊モデルグラフィックス2018年4月号のレビューをご紹介します!
定番模型雑誌のひとつとなっているモデルグラフィックス。ホビージャパンとは少し違った切り口や角度からの模型情報が楽しめる月刊誌ですが、今回は型取り・複製・置換を巻頭特集にしているのが気になって購入してみました。
モデルグラフィックスは個人的には定期購読していないんですけど、情報がホビージャパンよりも深く掘り下げてあったりするのも興味を惹かれますし、鉄血のオルフェンズオリジナルデカールといった特典が付属していたり、たまに「おっ!」と思わせてくれる情報が載っているのもいいですよね。
まずは表紙から。複製の定番、シリコーンゴムの流し込み画像が掲載。素組みやお手軽仕上げ派の場合はあまり複製が身近でないかもしれませんが、パーツが破損したり無くしたりした時に複製できたりするので、知っておくといざというときに助かることがあります。
続いて目次です。型取り・複製・置換の巻頭特集に続き、ガンプラやスター・ウォーズなどのモデリングについても掲載。
はじめにMG(モデルグラフィックス)ヘッドライントピックスです。最新情報などが簡単に紹介されていますね。このサイトでチラッとご紹介したバンダイのハイターゲット向け商品開発会社『バンダイスピリッツ』や新番組『ガンダムビルドダイバーズ』の紹介も抜かりなくって感じです。
そして巻頭特集の複製方法です。複製方法については、あまり実行する機会が少ないせいか、難しく感じたり少し敷居が高かったりします。ですが今回のモデルグラフィックスでは、複製方法が順を追って紹介されていたり、複製に必要な材料や道具が簡単に紹介してあったりするので、初めてでも取り組みやすい内容になっていると思います。
複製の基本的な部分からデジタル原型まで、幅広い複製方法が紹介されています。業者が行うレベルの複製方法やシーリング材を使った軟式素材の複製方法など、なかなかマニアックな内容まで深く掘り下げて紹介してあるのがスゴイですね!ガルパンの制服を軟式素材で複製するのなんかは見事と言う他ありません!
基本的な複製方法では、割りとガッツリとした分量多めの複製方法になっているようですが、小さいパーツを複製するだけの場合、クレオスの型取りブロックを使った複製でも、分量を減らせば同じようにすることができると思います。
複製方法以外にも、ガルパン戦車の車内設定画、スター・ウォーズのデス・スターコントロールルームの再現など、マニアック度全開の内容になっています。ガンダムビルドダイバーズに登場するキットも紹介されてますね。
ガンプラはHGザク・キャノンテストタイプを改修したザク・キャノン、オリジン版ザクⅡC型/C-5型を改修した往年スタイル風のザクⅡなどが掲載。どちらも技ありの渋い機体に生まれ変わっていますし、百均のラッピングペーパーでフリルを自作したHGはいぱーギャン子やザクキャノン イアン・グレーテン機なども素晴らしい完成度になっているので参考にしたいところです。
MGディープストライカーの詳細やRGトールギスなど、発売前のキット情報も掲載されています。ディープストライカーのギミックや造形レビュー、RGトールギスのスラスター展開状態なども見ていてワクワクする部分です。
以上です。複製方法を習得すると、武器が量産できたり、無くしたパーツ類も注文する必要がなくなったりします。この雑誌の中には完全レジンによる(3Dプリンタですけど;)HGレギンレイズジュリアが紹介されていたりと、複製によっていろんな可能性が見いだせたりするのもいいですね。その他にもコアな内容が盛りだくさんなので、入手して損はない一冊になっていますよ。
っと、話は変わりますが、現在NHKホームページにて『全ガンダム大投票』が行われていて、歴代ガンダムの中で好きな機体やキャラクター、ソングなどを投票することで、5月5日に放送される特番で投票ランキングに参加できるようになっています。これはガンダムファンにとって嬉しい企画ですね。
自分は既に投票済みですが、機体もキャラもソングもどれもいいのでかなり迷ってしまいます。決めるのにかなり苦労しました;好みは人それぞれですが、気になる方はぜひ投票してみては!?・・・・しまった!スレッガー中尉に投票するの忘れた_| ̄|◯
それと、4月1日の深夜には『歴史秘話ガンダムヒストリア』と題して、BSプレミアムでガンダム56作品を映像で振り返りながら、その秘話にせまる?というスペシャル番組が放送されるので、こちらも合わせてチェックですね!
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