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ハイレゾ ガンダムバルバトス メッキ・パール塗装の落とし方

こんにちは!今回は、ハイレゾ ガンダムバルバトス メッキ・パール塗装の落とし方をご紹介します!

前回に引き続き、ハイレゾバルバトスの製作ですね~。メッキ加工されている外装パーツやパール塗装を落として、外装パーツ塗装の下処理をしていきます。

高価なハイレゾバルバトスですし、美しいメッキ加工やパール塗装がされているので、ムリに塗装しなくても・・・・とか、もったいない・・・とか思ったりすることもあるでしょう。ですが、少しでも自分好みに仕上げたい場合には、メッキやパール塗装を落とすのは避けて通れないところでもあります。

結論から言うと、メッキ、パール塗装の落とし方に関しては、綺麗な感じに落とすことが出来ましたので、もしやってみようと思う方がいらっしゃれば、参考にしていただきたいと思いますです。

ちなみに、溶剤を多めに使用するため、手袋やマスクなどは忘れずに着用し、換気等環境をしっかりと整えて行って下さい。自己責任と管理のもと、体調が悪くなったら控えるなど、ムリをしないようにお願いしますm(_ _)m

ではまずはメッキの落とし方から。

■ハイレゾガンダムバルバトス メッキの落とし方

ハイレゾバルバトスのメッキ調部分は、ガンダム定番のトリコロールカラー部分ですね~。黄色、赤、青のところがメタリックカラーとしてメッキ加工がされています。

このメッキの落とし方に関しては、以前にご紹介したMG百式Ver.2.0のメッキ剥がしと同じやり方でキレイに落とすことが出来ます。一応そのおさらいを含めつつ、ご覧頂きたいと思います。

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まず金メッキ部分のパーツを、溶剤を使用しても溶けることがない金属素材や瓶素材の容器に移します。今回、メッキ調のパーツ意外にも、アイアン色で塗装されたパーツも一緒に溶剤につけてみることにしました。黒っぽいアイアン色のパーツがそれですね~。

ビニール系やプラスチック系の容器だと、溶剤が容器を溶かしてしまうので注意です。特にスーパーの惣菜に使われているプラスチック容器は、溶剤を流しこんだ時点で溶け出します。なので、溶けない容器を使用しましょう。

使用する溶剤はMr.カラーの薄め液です。

Mr.うすめ液 特大 400ml T104

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メッキ調のパーツは溶剤を入れてものの5秒位で、表面のカラーが落ちていきます。一方、アイアン色のパーツは少し表面の塗装が溶け出してはいるものの、それほどアイアン色が落ちている感じではありませんでした。

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2分ほど付けておくと、メッキ調のカラーは完全に落ちて、さらにメッキの下地である黒色も見えてきました。この状態で溶剤からパーツを取り出します。アイアン塗装のパーツは、少し塗装が落ちている程度です。

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浸け置き後の溶剤はとっておいて、塗装道具(エアブラシやペインティングクリップなど)の洗浄に使います。

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容器をキレイにし、もう一度、キレイな溶剤に浸けます。

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そして簡単にパーツを洗浄してから、溶剤から上げます。っと、パーツを拭いていると、ティッシュに黒い色が付いていることに気が付きました。これはアイアン色が溶けて落ちているということだと気が付き・・・・

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さらにもう一度溶剤に浸けて置いてみました。これで3回溶剤に浸けてみたことになります。おそらく3回も溶剤に浸ける必要は無いと思います。あくまでテストなのとアイアン色を落とすために、何度も浸けてみました。

これでアイアン色がキレイに落ちれば万々歳ですが・・・・

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5分ほどで溶剤からパーツを取り出しました。ティッシュで拭くとアイアン色がある程度落ちるので、もう少し長時間溶剤に浸けておくとさらにキレイになるかと思われます。やっぱり5分じゃアイアン色は落ちないかな?ただ、あまり長く浸けておくのも・・・・

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溶剤から上げてパーツをしっかりと拭いてキレイにした状態。画像をクリックすると大きい画像がご覧いただけます。アイアン色のパーツを見ると、ティッシュで拭いたことで、ある程度アイアン塗装が落ちているのが分かるかと思います。

この時点では、アイアン色が溶剤で落ちることが分かりましたが、パーツの保護観点からは少し信用出来ない。なので、メッキパーツの銀色を落とすついでに、安心して使える?台所用の漂白剤でアイアン色も落ちるか試してみます。

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台所用のキッチンハイターを使用します。

キッチンハイター 4901301017598/600mL

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まずはパーツが浸るくらい水を入れます。

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水3に対して、キッチンハイター1の割合で薄めて混ぜておきます。割り箸などを使ってしっかりと混ぜておきましょう。

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5分位すると、メッキパーツの銀メッキが剥がれていきます。どのパーツがメッキで、どのパーツがアイアン色かわからなくなってきましたね~_| ̄|◯パーツ数が少ないせいか、MG百式Ver.2.0のメッキ落としよりも早く銀色メッキが落ちています。

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ただ、アイアン色のパーツはキッチンハイターを使っても塗装が落ちていません。パーツの表面はハイターのおかげでキレイになっていますね。

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アイアン色のパーツはキッチンハイターでは塗装が落ちないということがわかりました。一方、パール調のパーツはどうかと思い、キッチンハイターに一緒に浸けてみます。

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1分後。パール塗装のパーツに変化なし。

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パール塗装のパーツを入れて5分後。メッキ加工のパーツはどんどんキレイになっていきますが、パール塗装のパーツは全く変化なし。パール塗装もキッチンハイターでは落ちないことがわかりました。

メッキ加工のパーツはこれでキレイにメッキが落ちましたので、問題ないと思います。ざるなどにパーツを上げて、しっかりと水洗してキッチンハイターを落とします。そしてMG百式Ver.2.0でやったように、パーツを袋に入れて水を入れ、食器用洗剤を2,3滴入れてよく振ってパーツを洗浄しておきます。

ハイレゾガンダムバルバトス メッキの落とし方をおさらいすると、下記のとおりです。

①メッキパーツをMr.カラーの溶剤で2分ほど浸けておく。
②溶剤からパーツを取り出し、ティッシュなどでキレイに溶剤を拭き取る(再度溶剤につけても可:1分程度)
③キッチンハイター1:水3で薄め、パーツを5分~10分程度浸けて銀メッキを落とす。
④パーツをざるにあげて、ビニール袋に水と食器用洗剤でパーツ洗浄をする。

以上です。少し実験的な流れでしたが、やり方自体はMG百式Ver.2.0でやったことと特にかわりなく落とすことが出来ます。成型色が真っ黒なのには少し驚きましたが、メッキの発色を良くするための措置かもしれません。(それともコストダウンかな?)

では次に、上記の内容を踏まえた上で、パール塗装を落としていきます。

■ハイレゾガンダムバルバトスのパール塗装の落とし方

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白いパール塗装のパーツを、Mr.カラーの薄め液(溶剤)に浸け置きます。

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少しするとすぐに白いパール塗装が流れ出てきます。かなり落ちてますね~。

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先程のアイアン色パーツも、落としが不十分だったので、一緒に浸け置きます。

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30分以上浸け置いてみました。

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30分浸けておいても完全にパーツから塗装が剥がれているようではないですね。なので、パーツを溶剤から上げるときに、ティッシュで表面の塗装をキレイに落としながら上げていきます。(何時間もパーツを漬けておくと、パーツの破損や形状変化が起こりやすいので、適度にしておきましょう。)

いらない歯ブラシなどで、パーツを傷つけないように洗うといいかもしれませんね。

パーツ数が多いので、全てのパーツの塗装をティッシュなどで丁寧に落としていくのはなかなか大変ですが、これもパーツをキレイにするためです。

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キレイに拭き取ると、パール塗装も落ち、キレイな白いパーツになります。もしきちんと落ちているか心配であれば、もう一度溶剤に浸け置きましょう。

以上でパール塗装落とし完了です。パール塗装を落としたあとの溶剤に関しては、最後にオマケとして、ろ過してみます。結果はあとのオマケをご覧くださいまし。

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ではパール塗装を落としたパーツをビニール袋に入れ、水を入れて食器用洗剤を数滴垂らし、しっかりと振って泡立ててキレイにしていきます。

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ざるなどにパーツを移し、しっかりと水洗いして食器用洗剤を落とします。

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最後にしっかりと水気をきって完了です。キレイにパール塗装を落とすことが出来ました。

ではパール塗装の落とし方のおさらいです。

ハイレゾガンダムバルバトス パール塗装の落とし方

①パール塗装のパーツを、Mr.カラーの溶剤で30分ほど浸けておく。
②ティッシュや布などで、パーツ表面のパール塗装をキレイに拭き取る
③パーツをビニール袋に入れ、食器用洗剤でパーツ洗浄をする。

おそらくメッキパーツも溶剤に30分浸けておいても耐えられると思います。ですが、万が一ということもありますので、できるだけ溶剤につけておく時間は短い方がいいかと。パール塗装のパーツも、短時間で処理できるなら、その方がいいと思います。その辺りは臨機応変に行っていただければと思います。

では最後に、オマケのパール塗装後の溶剤の処理について。

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まずこのパール塗装を落とした溶剤ですが、かなりもったいないので、ろ過して新品の溶剤と同様に使えるか試してみました。使用したのはコーヒーのフィルターです。

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かなりキレイな状態になって出てくるので、これは期待できる!と思って最後までろ過したのですが・・・・

結局ろ過しても、ある程度はパールの粒子が残り、通常の溶剤としては使いにくいようでした。(金属色の塗装には使えるかもです)

なので、仕方がないですが、道具の洗浄用に回すことになりました_| ̄|◯ さらに何度かろ過すると使えるようになるかもしれませんが、もしどうしてもという方がいらっしゃれば、チャレンジしていただきたいと思います。

以上です。ハイレゾバルバトスのオリジナリティある塗装をする場合は、参考になればと思います。

では今回はこの辺で。良いガンプラライフを。ではでは~。

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