今回はガンダムキャラに魂を吹き込む声優さんをご紹介します。 今回のガンダムキャラの声優さんはこの人。
中村悠一(なかむら ゆういち) さんです!
中村悠一さんは今イケメンキャラが最もよく合う超美声ボイスの声優さんです。ほぼ主役級のサブキャラをはじめ、最近ではイケメン主役キャラを担当されることが多く、かなり多くの作品を担当されています。もちろんアニメだけでなく、映画やナレーション、特撮、ラジオにCMなど多くのことに参加され、今日最も勢いのある声優さんの一人です。
自分も中村さんの声を聞いた時は、なんて優等生な声質なんだと驚きを感じてしまいました。この魅力的な声に魅了された女性ファンも多いことでしょう。その声質から、映画ではキャプテンアメリカ、アニメではマクロスFの早乙女アルト、イニシャルDの高橋啓介、特撮ではウルトラマンX、特命戦隊ゴーバスターズのビート・J・スタッグといった比較的若く、イケメンなキャラを担当されています。ちなみに最近ではおそまつさんの『カラ松』も担当されています。
香川県木田郡生まれ。シグマ・セブン所属。
では中村悠一さんのガンダム以外の担当されたキャラクターをご紹介します。
・アニメ
早乙女アルト(マクロスF)
ツァオロン(金色のガッシュベル!!)
高坂京介(俺の妹がこんなに可愛いわけがない。)
風陣カイト(ダンボール戦機WARS)
黒尾鉄朗(ハイキュー!!)
松野カラ松(おそ松さん)
サイラオーグ・バアル(ハイスクールD×D BorN)
岡崎朋也(CLANNAD -クラナド-)
月詠イクト(しゅごキャラ!)
恙神涯(ギルティクラウン)
月宮林檎(うたの☆プリンスさまっ♪)
真田龍(君に届け)
阿部隆也(おおきく振りかぶって)
他
・映画、その他
キャプテン・アメリカ(キャプテン・アメリカ)
ゲイル・ホーソーン(ハンガー・ゲーム)
アーツァイ(イタズラなKiss〜惡作劇之吻〜)
デラツエイガー(海賊戦隊ゴーカイジャー)
ビート・J・スタッグ(特命戦隊ゴーバスターズ)
ウルトラマンエックス(ウルトラマンX)
他多数
とにかく若い男性キャラが多く、真面目っぽくてしっかりとした性格のキャラクターが一番適しているようです。その中で少し特徴のあるキャラもなかにはありますが、基本的には女性に好かれそうな美形キャラが一番あう声質ですね。
では中村悠一さんが担当されたガンダムキャラをご紹介しましょう。
グラハム・エーカー(機動戦士ガンダム00)
ガンダムに対して非常に熱く戦いを挑む勇敢な戦士です。ガンダムに魅了され、『ガンダム愛』を貫く場面もしばしば。敵であるがゆえに、強いものに惹かれ、倒すことに執着する男。ある意味ロマンチストなところもありますね。ですが部下思いで、敵討ちの相手は必ず打つというのが心情。
自分の体力を無視してまでマシンの性能を向上させるというところは阿修羅な面も併せ持つ、ホントに熱い男です。なので男性にも好まれるキャラでもあります。
ミスター・ブシドー(機動戦士ガンダム00)
グラハム・エーカーの仮面の姿。ガンダムに度々登場する仮面の男ですが、このミスター・ブシドーはどの軍隊にも属さない一匹狼です。仮面をかぶってもガンダムに対する思いは変わらず。ある意味グラハム・エーカーと違うのは外見だけ?
リカルド・フェリーニ(ガンダムビルドファイターズ)
ガンプラバトル選手権でウイングガンダムフェニーチェを操るイケメンビルドファイターです。イタリア代表。いわゆる女ったらしで、美しい女性がいると落とさずにはいられないという特徴も。なんてったってナンパをするために3日かけてガンプラを作るくらいですから(ガンプラで女性が口説けるのか^_^;) ですがただ女ったらしなだけではなく、しっかりとスジの通ったところも持ち合わせた、憎めないキャラクターです。
ナイジェル・ギャレット(機動戦士ガンダムUC)
ブライト・ノアが指揮するラー・カイラムのロンド・ベル隊のエースパイロットであり、MS部隊トライスターのリーダーです。クールでしっかりものという印象で、トライスターをまとめ上げる、優秀で器を感じるキャラクター。何気にいいセリフを発していて、『ブライト艦長のやることだ、何があっても慌てるな。』や、リディ・マーセナスのセリフ※に対して、『いつでも入れる。俺たち3人(ギャレット、ダリル、ワッツ)の誰かを、後ろから撃てばいい。』と言うセリフを放つなど、なかなかの大物感が見受けられます。そのセリフから、ガンダム部隊の指揮官としてキャリアを持つブライト艦長に、大きな信頼を置いているのが印象的。
※リディ・マーセナスのセリフ・・・『いいチームですね。オレも入りたかった』
イオ・フレミング(機動戦士ガンダム サンダーボルト)
地球連邦軍のエースパイロットでありながら、機動戦士ガンダムサンダーボルトという作品の中ではヒーローというよりも悪役に近い立ち位置のキャラクターです。戦場でしか自分の価値を見いだせない戦士ですが、たくさん戦場に送り込まれてきた捨て駒的な少年兵に対しては、不器用ながらも思いやりのある発言をしていたような気がします。
中村悠一さんは近年のガンダムではとても多くのキャラクターを担当されていますね。
まだお若いので、今後もさらに多くのキャラを担当されていくことでしょう。そしてガンダムでもまだまだ多くの新作で声を担当されると思います。お年をめされるとさらに深い声質になりそうですが、そうすると艦長やベテランパイロット、指揮官といった器の大きいキャラの声も合ってきそうな、将来性豊かで今後が楽しみの声優さんです。さらなるご活躍を期待します。