こんにちは!今回はガンダムソングのご紹介です!今回ご紹介するガンダムソングは、機動戦士Vガンダム後期主題歌『Don’t Stop!Carry On!』です!まずは曲をどうぞ。
Don’t Stop!Carry On!
作詞:西脇唯 作曲:小泉誠司 編曲:福田裕彦 唄:RD
機動戦士Vガンダム後期主題歌『Don’t Stop!Carry On!』は、ロックなサウンドでハスキーボイスが特徴のアップテンポな主題歌です。一作品前のガンダムテレビシリーズ『機動戦士ZZガンダム』のコミカル作品とは違い、少し真面目でシリアスな作品に仕上がっている作品『機動戦士Vガンダム』の主題歌にふさわしい一曲になっています。
この主題歌を歌っている『RD』は、諸岡 ケンジさん率いるヴォーカルデュオユニットです。諸岡さんは長崎の佐世保出身のシンガーソングライターで、1980~90年代のCM曲や番組主題歌を数多く、2000年代のライブ活動、ラジオパーソナリティといった音楽・芸能活動経て、現在東京自由学院という音楽専門の通信制サポート校の学院長に就任されています。
作詞の西脇唯さんは、90年代の音楽に精通のある方なら知らない人はいないであろうシンガーソングライターです。テレビ朝日系『トゥナイト』のEDテーマ『7月の雨なら』をはじめ、『風の住む星』、『見つめずには いられない』、『君がいるから・・』といった名曲をリリースし、楽曲も安達祐実さん、生稲晃子さん、中山美穂さん、持田真樹さん、森口博子さん、リンドバーグさん、和久井映見さんといった数々の芸能人の方々に提供されています。
ガンダムでは森口博子さんが歌う機動戦士ガンダムF91主題歌「ETERNAL WIND〜ほほえみは光る風の中〜」の作詞作曲を担当。しっとりとしながらも壮大さを感じさせる楽曲を提供されています。
作曲を担当された小泉誠司さんは、現在渋谷のライブハウス「アンコール渋谷」のオーナーやボイストレーニング「ニューベリーサウンド」 チーフボイストレーナーとして、音楽業界で活躍されています。完全マンツーマン制で、有名俳優やメジャーアーティストもご指導されている有能な方です。テレビにも多数出演されています。
編曲を担当された福田裕彦さんは、東京都板橋区出身の音楽プロデューサーです。爆風スランプやシブがき隊、松田聖子さん、浜田省吾さん、尾崎豊さんといった名アーティストのスタジオプレーヤーとしてレコーディングなどにも参加、ゲームソフトや番組曲、映画曲、アレンジ、アニメ音楽、音楽監督など、数多くの音楽関連に携わっています。有名作品は以下のとおり。『進撃の巨人 反撃の狼煙dTV』、『ウルトラゾーン』、『ドラゴンボール改』、『探偵 神宮寺三郎 横浜港連続殺人事件』、『PC原人』、『天外魔境II 卍MARU』、『スーパーボンバーマン2』他。
それでは作詞を担当された西脇唯さんの楽曲シリーズ動画をご紹介します。その後で西脇唯さんが歌われている「ETERNAL WIND〜ほほえみは光る風の中〜」も合わせてご覧ください。
西脇さんの曲を聞くとなんとなくバブルの名残というか、当時の風景が脳裏に浮かんでくるようです。バブル世代ではないんですけど、なんででしょう?ETERNAL WINDは西脇さんが歌うとまた違った印象が感じられます。森口さんよりも少し低音ボイスかな?透き通った声質でありながら、その中にハスキーさもある美しい歌声が魅力的です。
これら多くの名シンガー、アーティストによって作られた曲を主題歌に起用しているものの、機動戦士Vガンダムの平均視聴率は3.92%と振るわなかったようです。作品としては富野監督もかなり頭を悩ませたようで、二転三転するようなストーリーになっています。パロディーシーンやシリアスなシーン、残虐なシーンなどがあり、監督本人も「全否定したいと思っている作品。」といったコメントを発しています。
しかしその中でも根強いファンがいて、この作品の良さや監督の意図、思いをしっかりと汲み取っています。このあたりはさすが富野作品、長い時間をかけてじっくりと良さがわかってくるところがあるのかもしれませんね。
では今回はこの辺で。ではでは~。
4 件のコメントがあります。
名無し
on 2016年11月3日 at 21:04 -
前期OPが良過ぎた為OP変わった時はガッカリだったな
nori
on 2016年11月4日 at 03:36 -
コメントありがとうございます!
前期OPはリンドバーグの川添さん。スーパーなミュージシャンで、ボーカルとしても高いポテンシャルを持った方です。
自分も好きですね、STUND UP TO THE VICTORY♪
匿名
on 2016年11月6日 at 19:19 -
OPのオデロみると泣いちまう・・・
nori
on 2016年11月7日 at 14:08 -
コメントありがとうございます!
オデロ、残念でしたよね・・・
富野監督なので、主要キャラでも容赦なく・・・・
そういった意味でも、Vガンダムは監督にとっては『全否定したいと思っている作品』なのかもしれません。ファンには楽しめる作品ですけどね。