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HG 邪虎丸 レビュー

今回は、HG 邪虎丸のレビューをご紹介します!

HG 邪虎丸は、『魔神英雄伝ワタル』に登場する魔神『邪虎丸』のノンスケールモデルキットです。原作シルエットに忠実なプロポーションを追求。一部差し替えパーツと、各所に内蔵するスライド・回転ギミックにより、「猛虎形態」への変形が可能なキットになっています。タイガーソード、タイガーシールドなどの豊富な武装に加え、各種ハンドパーツが付属。価格は2,970円(税込み)です。

ビビデ・ファミリーが乗りこなせなかったそのポテンシャルに目をつけたドン・ゴロ将軍が、虎王に贈ったとされる丸魔神の一体『邪虎丸』がHGでキット化。低頭身の容姿と、虎をイメージしたカラーリングや機体形状が新規造形で再現されています。全体的にモールドの少ないフラットな装甲で、特別アレンジなどはされていません。アニメに登場した姿そのままに再現されています。

成型色はマットな質感のブラックとイエローをベースに、頭部や前腕、武装類にレッド、首周りや四肢、尻尾、ウイングなどにシルバーを配色。シールは付属せず。組み立てるだけでほぼ設定通りのカラーリングになります。

半月ほど前に発売されたHG龍神丸と同様、ポリキャップは不使用で、各部関節はKPSによる構造になっています。関節強度はまずまず高め。ABSは使用されていません。

背部に幅のあるウイングを装備していますが、特に後方への負荷はありません。ソールが柔軟に可動するため、脚底を細かく調整する必要がありますが、低頭身のキットなので自立も安定しています。

タイガーシールド、タイガーソード、握り手(左右)、タイガーシールド用ジョイントパーツ、エビルタイガーミサイル、猛虎形態用の爪パーツ✕2、スタンドが付属。

頭部。ヒロイックなイケメンフェイスと、額の赤い大型アンテナが印象的に造形。クマドリやツインアイ、左右のダクトなどがパーツできっちりと色分けされています。

HGですがアンテナに安全フラッグはなく、かなりシャープに造形されています。尖っているので引っ掛けて折ってしまわないように注意。いつの間にか先が折れ曲がっていました;黄色い装甲部分は前後の組み合わせで側面に合わせ目ができます。

後頭部は丸みのあるシルエット。

ツインアイは蛍光クリアグリーン成型色での再現で、ブラックライトで照らすと鮮やかに発光します。

胴体部。逆三角形のシルエットで、腹部には猛虎形態用の頭部を配置。頭部は黒目や牙、鼻などもパーツできっちりと色分けされています。

頭部を外した状態で首周りを確認。頭部が適度に可動するくらいのスペースが設けられています。動力パイプのモールドが細かく造形。首は少し前後に可動します。

変形機構があるため、胴体内部は複雑な可動ギミックになっています。ただしパーツにはしっかりとした強度やパーツの大きさがあるため、ある程度グリグリ動かしても破損はしないようになっています。

腕部は段差とトゲ感のあるショルダーアーマーを装備。上腕以下はエッジの効いた装甲でさほど派手な

上腕は前後の組み合わせですが、合わせ目は角にくるので目立ちません。前腕は黒い部分が前後の組み合わせですが、こちらの合わせ目は表面の端でモールドっぽく造形されています。

左前腕にはジョイント穴があり、角型のカバーパーツで蓋をするようになっています。武装しない場合も見栄えがするような配慮がされているのが良いですね。

ハンドパーツは右手が平手なのに対し、左手は握り手。共に2個パーツ構成で肉抜き穴などはありません。武器保持用の穴もなし。

ショルダーアーマーは前後の組み合わせで上部中央に合わせ目ができます。ボールジョイント接続で肩から簡単に取り外せるので、シンプルに合わせ目を消すだけで良さそうです。内側の作りは簡易的ですが、黒成型色なのであまり目立ちません。

ショルダーアーマーを途中から逆向きに組み付けていますがご了承くださいm(_ _)m

脚部。全体的にエッジが効いていて機械的な一方、ソールは虎脚のようなスタイルで、非対称的なデザインなのが印象的。それでいて大きな破綻もなく、うまくまとめられています。脹脛側面のスパイクも獣感を際立たせていますね。

大腿部を前方に向けることで、合わせて黒い装甲もスライド展開。

更に黒い装甲は側面のスパイクを軸に、大腿部側に広く展開させることができます。脚の付け根は2箇所の可動ギミックによって幅広く展開させることができます。

アンクルアーマーは一部がヒンジ接続ですが幅広く展開可能。大腿部は前後の組み合わせで側面に合わせ目ができますが、膝から下は合わせ目ができないパーツ構成です。

ソール。派手さはないですが、前面の3爪はシルバーのパーツでの色分けとなっています。

足裏はかかとと爪裏が肉抜き穴。埋めるよりはプラ板などを貼って塞いだほうが手っ取り早いかもですね。フラットで簡素なので、もう少し何かしらモールドがあっても良かったかと。つま先は適度に反らすことができます。

尻尾は広めに上下させることができます。接地させることで自立の支えになるので何気に助かります。

尻尾は左右の簡単な組み合わせで中央に合わせ目ができます。

背部には幅のあるタイガーウイングを装備。タイガーウイングは飛行能力を司る翼で、『空神丸』と同等の性能だが、推力は比較にならないとのこと。

背部中央のカバーパーツは脱着が可能。猛虎形態への変形時に取り外します。指を引っ掛ける部分があるので取り外しは容易に可能。

タイガーウイングはシルバーの節目部分が少し前後にスイング可能。表情を変化させることができます。黄色いウイング基部、シルバーのウイング共に左右の2枚パーツ構成で上下に合わせ目ができます。

基部がボールジョイント接続で幅広くロールできますし、左右へも幅広く展開させることができます。

HG陸戦型ジムと並べて大きさを確認。背部タイガーウイングによって少し全高が増していますが、それでも陸ジムの2/3程度の大きさです。その代わり横幅は陸ジムの2倍程度と肉厚。

HG龍神丸と並べて。龍神丸には派手な装飾がないこともあり、タイガーウイングを装備している邪虎丸のほうが少し大きく見えます。竜王丸や戦神丸、幻神丸も続いてHGでキット化して貰いたいですね。

HG Amplified IMGN 龍神丸とも並べて。HG Amplified IMGNは独特のアレンジがされ、グロスインジェクションやメッキパーツでかなり豪華な仕上がり。リアル等身なため、かなり見た目にも差があります。まさか邪虎丸がHG Amplified IMGNでキット化されるなんてことはないと思いますが果たして・・・・;

頭部は少し上下する程度。左右へは45度程度までスイング可能です。

腕は水平程度まで上げることができます。肘は1重関節で、可動域は特別広くはありません。45度程度までとなります。

肩はボールジョイント接続で適度に前後スイングが可能。

胴体部には変形ギミックがあるため、腹部や腰部に可動ギミックはなし。なので上半身を前後させるような動きはありません。

腰は腹部が干渉するため、少しひねる程度。アクションベースやスタンドへは、股間部に3.0mm軸を差し込んでのディスプレイです。少し重量があるので、支柱の細いスタンドだとふらつきやすいかも。

腰アーマーがなく干渉しないので、前後開脚は幅広く展開させることができます。

膝はわずかに角度を付ける程度であまり曲がりません。

足首は広めに前後します。左右へは少し傾ける程度。

左右への開脚は、水平まで幅広く展開させることができます。

内股、ガニ股は少し可動する程度。

可動域の総括としては、猛虎形態への変形機構があることもあり、胴体部の可動域はやや狭め。ですが腕は水平まで上がりますし、脚の付け根も前後や左右への開脚は広く展開できるので、その辺りを使えば様になるポーズは十分に再現できそうです。

タイガーシールド。セラミカルボードの三重構造で構成する楯になります。表面にはつり目が造形されるなど、悪魔のような雰囲気を持ったシールドになっています。表面は黒目までパーツできっちりと色分けされていてリアルな一方、裏面の作りは少し簡易的なところがあります。

タイガーソード。邪虎丸専用の両刃剣になります。刀身部分はパーツできっちりと色分けされています。

刀身、末端部共にかなり尖った状態で造形されています。アンテナほど細身ではないですが、ひっかけて破損させるのは避けたいところです。

タイガーソードはタイガーシールドの内側に収納可能。

一通り武装して。

タイガーソードは一旦末端部分を取り外し、握り手にグリップを差し込んで保持します。

隙間なくしっかりと保持できるため、特にポージングでのストレスはありません。

肉厚な機体で重厚感があるため、タイガーソードを振りかぶったり振り下ろしたりするようなポーズではダイナミックさを味わうことができます。四肢もそんなに干渉するような感じがなく、割りとグリグリ動かせるのが良いですね。

肩がそこまで広く前後するわけではないので、さすがにタイガーソードの両手持ちは難しいようでした。

シールドはジョイントパーツを介して前腕に組み付けが可能。角型ダボでしっかりと固定されるため、ポロリなどの心配はありません。

付属のハンドパーツを使用すれば、グリップを握らせて保持させることもできます。こちらも隙間なくしっかりと保持できるため、簡単に傾いたりすることはありませんでした。

劇中では武器を持たない攻撃を繰り出すこともあるので、タイガービームアタックなど軽装状態でポーズを取らせてみても良いですね。

猛虎形態への変形は、まずウイングと腕部を外し、腕部はショルダーアーマーや前腕の装甲、ハンドパーツをバラしておきます。

背部カバーパーツを外して頭部を後方に配置。腰部は背部にスライドさせて後方に配置します。

脚の付け根を可動させ、股間部の3.0mmジョイントの角度を変更。

首周りは少し複雑ですが、①一旦腹部(猛虎形態の頭部)を手前に引き出して②首の動力パイプ部分を下部に収納。③引き出した腹部を戻し、④頭部アンテナを引き出します。そして⑤腹部を上部に展開して引き出したアンテナと組み合わせます。

後脚は少し内側に反らして黒い装甲部分を反転。

前脚はショルダーアーマーの角度を変え、手首に猛虎形態用のハンドパーツを組み付けます。

ウイングを組み付けて左右に展開。

タイガーシールドの上部を収納して下部のシルバーパーツと裏面のジョイントパーツを取り外します。

黄色いジョイントパーツを介してシールドを組み付けたら、猛虎形態への変形完了です。

猛虎形態。その名の通り虎の姿をした形態になります。劇中では虎王の「チェンジタイガー!」のコールで変形。

猛虎形態をいろんな角度から。造形的にも不自然さがなく、元が低頭身の丸魔神とは思えないくらいの四足獣らしい容姿がうまく再現されています。

頭部や胴体部は各部ともロック機構で固定されていますが、四肢はロック機構がなく柔軟。姿勢は変わりやすいですが、そのぶん柔軟な動きを表現することができます。

猛虎形態頭部。黒目や牙、鼻もパーツで細かく色分けされています。

口は展開可能。内部にはエビルタイガーミサイルの射出口があり、射出口も上下に可動させることができます。

腰は360度ひねることができますが、シールドのジョイントパーツを噛ましているので干渉で制限されます。

四肢が柔軟に動くのでかなり躍動感あるポーズが再現できますし、ウイングによって飛行時のポーズも様になります。浮かせてディスプレイさせる場合は、スタンドなどの3.0mm軸を腹部に差し込みます。

エビルタイガーミサイルは簡単な1個パーツ構成。付属のクリアスタンドを使ってディスプレイ可能。射出シーンを再現することができます。

後部の穴が3.0mmなので、アクションベースなど市販のスタンドを使ってのディスプレイも可能です。

適当に何枚かどうぞ。

タイガーソードストーーーーーーム!!!!

レントクローーーーーー!!

以上です。タイガーウイングを装備しているせいかカラーリングの関係か、龍神丸よりも重厚感があってポーズに重みがありますし、四肢が幅広く可動するのでポーズが決まりやすいです。龍神丸とはまた違った格好良さがあって良いですね。造形的にもいい加減な作りの箇所は少ないですし、シールドや猛虎形態頭部の目がパーツできっちりと色分けされるなど、キットとしての完成度も高いです。

気になる点は、多少ショルダーアーマーや背部タイガーウイングが外れやすい印象でした。ポーズを付けていると干渉などで外れることがあったので、その点は注意しながらポーズを取らせる必要がありそうです。それとアンテナなど尖った箇所が多いので、破損や小さいお子様が触れた際の怪我などにも注意です。

猛虎形態への変形機構は秀逸で、特に胴体部の変形ギミックはなかなか関心させられますし、変形後のプロポーションも完璧。むしろ常に猛虎形態で飾っておきたいくらいで、ポーズが映えますし躍動感あるポーズを楽しむことができます。弾頭パーツやスタンドによってエビルタイガーミサイルの射出シーンも再現できますし、龍神丸のライバルとして、劇中でのVSシーンなどを十分に再現できるのが良いですね。

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