今回は、RE/100 1/100 89式ベース・ジャバー(ユニコーンVer.)のレビューをご紹介します!
RE/100 89式ベース・ジャバー(ユニコーンVer.)は、『機動戦士ガンダムUC』に登場するサブフライトシステム『89式ベース・ジャバー』の1/100スケールモデルキットです。2018年10月に発売されたRE/100 89式ベース・ジャバーをベースに、ユニコーンVer.特有の機体カラーを成型色で再現。MGキットを上下両面に搭乗、安定したディスプレイが可能なキットになっています。価格は3,240円(税込み)。プレミアムバンダイ限定の商品です。
構造は2018年10月にプレミアムバンダイから発売されたRE/100 89式ベース・ジャバー(以下、通常版)と全く同じですが、UC版のカラーリングが再現されています。RE/100は洗練されたパーツ構成と組み立てやすさが特徴。89式ベースジャバーは地球連邦軍やロンド・ベルにて運用されたサブフライトシステムです。
成型色はライトなグレーとブラウン系のダークグレー、ブラウンがメイン。ミリタリー調のカラーリングになっています。
89式ベースジャバー(ユニコーンVer.)を色んな角度から。安定した4脚での接地となっていて、キットを搭乗させても安定します。ほとんどの箇所が上下挟み込みタイプなので側面に合わせ目ができますが、細かいモールドが多数入っていて近年のRE/100らしい情報量やメカニカル感のある造形になっています。
通常版と並べて。基板(甲板)パーツの色が違うので、同じ形状のベースジャバーでも印象が違います。
形状は通常版と同じなので、各部を簡単に見ていきます。まずは機首部分のコックピット周りから。コックピットや両脇のセンサー類は、クリアーパーツで再現されておらず、パーツにシールを貼っての色分けです。左右のセンサーはモールドが造形されています。
機首裏面。中央のセンサーもシールでの色分けで、クリアーパーツなどは使用されていません。白いラインはパーツで色分けされています。
側面の装甲は縦モールドの内部パーツと網状の外装パーツによる構成です。内外ともに上下挟み込みタイプなので側面に合わせ目ができます。
裏面には2基のバーニアが造形されているので、表裏を間違えて組み立てないよう注意が必要です。
フロントのグリップは固定式で可動ギミックなどはありません。後部に肉抜き穴があります。
後部のフットレストは前後にスライド。搭乗させるキットの大きさに合わせた調整が可能です。スライドは緩めなので、角度によっては自然にスライドしてしまうこともあるかもです。
フットレストは爪の部分を展開させることで、MGジェスタなど脚部(足裏)形状の異なるキットでもフィットするようになっています。
後部には大小2機のバーニアが造形されています。バーニアのモールドは少なめ。
バーニア基部周りは上下挟み込みタイプなので側面に合わせ目ができます。
ランディングギアは支柱の内側に肉抜き穴があるので、間違えて肉抜き穴が外側にならないよう、注意してはめ込みます。
裏面のプロペラントタンクを外すと、上面と同じ形状の甲板になっています。フットレストも造形されているので、フロントにグリップパーツを取り付けるだけで表裏共にキットが搭乗可能です。
プロペラントタンクは中央部分がモナカ割構造なので合わせ目ができます。基部パーツからの脱着が可能。
その他ベースジャバーの細部については、通常版の89式ベースジャバーのレビューをご参考くださいm(_ _)m(推奨以外のキットの搭乗も少し試しています)
キット(モビルスーツ)を搭載させるための専用ジョイントパーツ(上側用、下側用)、側面フック部に使用するアクションベース用マウントパーツ☓2、グリップパーツ(左右)が付属。
キット(モビルスーツ)を搭乗させる場合は、甲板のカバーパーツを外し、専用ジョイントパーツをはめ込んでスライドさせ、取り付けます。
MGジェガンD型を搭乗させて。股間部にアクションベースマウントパーツを取り付け、ベースジャバーのジョイントパーツに差し込んで固定します。これだけでも十分キットが保持できる状態。ハンドパーツは武器持ち指を取り付け、グリップを握らせておきます。
フットレストはジェガン足裏にある隙間にフットレストの爪パーツを差し込んで固定させます。しっかりと固定されるわけではないですが、それなりに保持できるかと思います。
D型を搭乗させた状態を前後から。上手くフィットしています。
MGジェスタがないので、シェザール隊のジェスタを組み換えたMGジェスタを搭乗させて。ジェスタも同じようにアクションベースマウントパーツを取り付けてジョイント。フットレストは展開した状態で土踏まずの部分に差し込みます。しっかりと固定されるわけではなく、それなりにハマっているかなと言う程度です。
ジェスタを搭乗させた状態を前後から。サイズ的にも問題なく、バランスよく搭乗できているようです。
アクションベースにディスプレイする場合は、一旦プロペラント・タンクを外し、ジョイントパーツを取り付けてディスプレイさせます。外したプロペラント・タンクはまた取り付けておきます。
ビスを使用しないスライド型のアクションベースを使っていますが、一つだけだと多少ふらつく感じになります。アクションベース1でも同じ。ディスプレイできなくはないですが、保持力や破損を考えると、3つのアクションベースを使ってディスプレイさせるほうが安心かと。
アクションベースを3つを使ってディスプレイ。固定強度が高くなり、かなり安定したディスプレイができています。固定強度が高いので、キットを搭乗させても問題なくディスプレイできそうです。
ディスプレイした状態でMGジェガンD型を搭乗させて。問題なくバランスよく搭乗できています。
多少キットを動かしてもアクションベースは動かないので、ベースジャバーに負荷を欠けずにキット(モビルスーツ)を弄ることができます。
続いてMGジェスタを搭乗させて。ジェスタのほうが少し関節強度に弱さがあるので、キットの姿勢に少しふらつきを感じるかも。普通にディスプレイする分には問題ないですね。
ベースジャバーの上での立膝も問題なく可能です。甲板上で立膝をつかせたい場合は、フットレストから脚を外したほうがしやすいかと。
キット(モビルスーツ)を上下に搭乗させて。下に搭乗させているキットは、ベースジャバーの角度によっては外れて落ちることもあるので、上を取り付けるときにはある程度慎重にポーズをつける必要がありそうです。上下に搭乗させると迫力が増します。
以上です。造形的には通常(逆シャアVer.)のベースジャバーと変わらないですが、ミリタリー調のカラーリングになっていて軍隊感が強まっているのでいいですね。なかなか味のあると思いますし、搭乗が推奨されているジェガンD型も少しミリタリー調のカラーリングなのでよくマッチしていると思います。
1/100サイズなのでディスプレイさせると迫力がありますし、上下で2体が搭乗できるのも魅力。様々なキットを搭乗させてみるのも面白いと思いますし、ただMSを普通にポージングさせるのとは違った魅力があるので、劇中シーンをイメージしやすいアイテムとして楽しめますね。
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