PG UNLEASHED νガンダム レビュー(本編)その1

今回は、PG UNLEASHED 1/60 RX-93 νガンダムのレビュー(本編)その1をご紹介します!

PG UNLEASHED νガンダムは、『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』に登場する主人公機「RX-93 νガンダム」の1/60スケールモデルキットです。νガンダムの特徴的な機体形状を最新最高峰の技術で顕現〈ULTIMATE UNIT SYSTEM〉を採用し、各パーツを組み立てていくことで、モビルスーツの“建造体験”が味わえるキットになっています。価格は66,000円(税込み)です。

大ボリュームのキットなので、「内部フレーム編」、「本編その1」、「本編その2」の3回に分けてレビューしていきます。今回は本編その1として各部形状やハッチオープンギミック、武装類、他キットとの比較、ポージングなどをご紹介。内部フレーム(LEDユニットの発光込み)は下記のリンク先をご参考ください。

⇒PG UNLEASHED νガンダム レビュー(内部フレーム編)

ネオ・ジオンに対抗すべく再編されたロンド・ベルのフラッグシップ機で、劇中では主人公アムロ・レイが搭乗。ギュネイのヤクト・ドーガやクェスのα・アジールらネオ・ジオン軍と交戦した他、アクシズ降下作戦の阻止に尽力した機体「RX-93 νガンダム」がPG UNLEASHEDでキット化。

台座のみPGユニコーンガンダムからの流用しつつ、背部に6基のフィン・ファンネルを持つアシンメトリーな機体形状が新規造形で再現されています。

成形色はホワイトとライトグレーを基調に、各部にブラックやダークブルー、レッド、イエローなどを配色。その他、内部フレームは3色のゴールドメタリック成形色パーツとシルバー、ダークグレー、グレー成型色での再現で、外装各部からゴールドやシルバー、ダークグレーのフレームが露出するなど細部まで緻密な色分けが再現されています。

頭部バルカンやバーニアに金属パーツ、内部フレームやシールドの一部などにエッチングパーツ、その他各部にリード線やメタリック3Dシールといったマテリアル素材を使用。PGの中でも屈指のディテールで、このキットのコンセプト「モビルスーツの“建造体験”」に則った組み立てが楽しめるようになっています。

外装パーツ、一部の内部パーツはアンダーゲート仕様。ゲート跡が露出せずより美しい見た目に仕上がるようにディテールが追求されています。外装パーツはHGなどに比べると少しゲートが硬い気がするので、両刃ニッパーでカットし、アンダーゲートの切り出しだけ片刃を使ったほうが刃が欠けず安心かもです。

外装パーツ内側にはメカニカルなモールドが造形。ハッチオープンギミックなどでは外装が展開するため、そのぶん密度感ある造形が楽しめるようになっています。

ホワイトの外装パーツ、内部フレームのダークグレーや支柱など一部のグレー成形色パーツにはABS素材が使用されています。ABSは塗装やスミ入れ時に破損はひび割れを起こすことがあるので塗装する場合は注意が必要です。

ポリキャップは不使用。内部や関節など各部はほぼABSとPSパーツ構成で関節強度はまずまず高め。背部にフィン・ファンネルを装備する場合は支柱とサポートパーツで支えるため、台座が必須になります。支えがないと各部関節が傾くため、フィン・ファンネルを装備した状態だと台座無しでの自立は不可能です。

■付属品

シールド、シールド用ジョイントパーツ2種、ニュー・ハイパー・バズーカ、ビーム・ライフル、サポートアーム、クリア成形色のフィン・ファンネル用ジョイントパーツ(基部パーツ✕1、ジョイントパーツ2種✕6)、ハンドパーツ各種(可動手:左右、武器持ち手:左右、平手:左右)、ビーム・サーベル刃3種、アムロ・レイ、チェーン・アギフィギュアが付属。※基部パーツとジョイントパーツ2個は本体に組み付け済み

PGユニコーンガンダム用の支柱パーツ、ビーム・サーベル刃が余剰で付属。

カバーシール、専用の水転写デカールが付属します。

■各部形状

PG UNLEASHED νガンダムの各部を、ハッチ展開ギミックと合わせて見ていきます。

■頭部

頭部。νガンダムの設定に準じた面長なフェイスが造形。アレンジは少なめですが、各部モールドや装甲がパーツで細かく色分けされています。こめかみのバルカンは金属パーツ、モールドからはエッチングパーツのディテールが覗くなど細部にこだわりが感じられます。アンテナ中央のモールドはアンテナパーツとの兼ね合いでオレンジに色分けされているので、メタリック調に塗り分けても良さそうです。

アンテナ裏面も細かなモールドが造形。内部フレームのゴールドアンテナが造形のクォリティをグッと押し上げています。側頭部のバルカン射出後の薬莢排出口などもリアルに造形されています。裾の装甲は前後に可動。頭部可動時の干渉が避けられるようになっています。

アンテナは上方に展開可能。後頭部装甲も左右に、とさか装甲も後方に展開でき、メンテナンス状態を再現することができます。

付属のカバーシールを貼ることで、劇中冒頭の月での開発シーンのような演出ができるようになっています。貼り付ける箇所はツインアイ、とさか前後センサー、胸のセンサー。

できれば各部モールドを跨ぐ保護シールもあると良かったですが、これだけでもなかなか粋な演出で良いすね。

フェイス(ツインアイ)パーツはLEDユニット用、デュアルアイ(ディテールあり)、デュアルアイ(ディテールなし)の3パターンが付属。パーツを組み替えることで3パターンの表現をすることができます。

ディテールありのものはシルバーパーツにクリアグリーンパーツを被せての再現で、内部にはセンサーカメラのようなメカニカルなモールドが造形されています。クリアグリーンパーツは小さく、ゲートをきれいに切り取らないと組み付けが難しいですが、処理時に紛失しないように注意が必要です。

■腰部・腹部

腰部と腹部は内部フレームの各部に外装を細かく被せていく仕様で、各部動力パイプや内部フレームのモールドが露出するなど圧倒的な密度感が感じられる造りになっています。

腹部脇からコックピット側面の円形モールドや隙間から動力パイプが露出する様子などは特に開発側の強いこだわりが感じられますね。

首は前後にスイング可能。襟の装甲も展開するようになっています。肩は多数パーツの組み合わせで前後に可動。前方へはより幅広く展開しますし、上下にも適度に可動します。

上部の黒い装甲が展開し、干渉が避けられるようになっています。脇から白いフレームが覗くのもオシャレ。

腹部の赤いコックピットハッチは上下にスライド展開が可能。更にダークグレーの装甲もごっそり展開し、内部コックピットが確認できるようになっています。

コックピット内側のシルバーフレームも展開しますし、脱出ポッド側のハッチも展開します。全く落ち度がなく、νガンダムのあらゆる設定が網羅されているのが嬉しいですね。

コックピット内部にはパイロットスーツ姿のアムロ・レイフィギュアが内蔵。コンパネもメタリック3Dシールでモニター演出がされています。フィギュアは白成形色で塗装しやすい仕様。

胸板の装甲は展開可能。メンテナンス状態が表現できます。

エアインテークには3枚のスリットフィンが造形。個別に上下し、表情を細かく変化させることができます。内部のエッチングパーツも確認できるのも精密さが感じられて良いですね。

脇の装甲は展開可能。ジョイント穴が露出します。説明書には「νガンダムにはフルアーマー構想やフィン・ファンネル増設案もあったとされ、機体各所に拡張用と思われる部位が存在する。」と記載されていますが、HWSマウント用のジョイントっぽいですね。エアインテーク下の装甲も展開可能。排熱を考慮したような造りになっています。

■腰部

腰部。フロントアーマーは白い外装パーツ1枚をごっそり被せる仕様。裾のシルバーと上部モールドとダクト周り、裾のシルバーが別パーツ化されているだけです。それでも全くチープな感じはなく、フレームの赤いメタリック3Dシールが露出するなど見栄えのする造りになっています。

サイドアーマーは外装が1枚パーツ構成。内部フレームにサクッと被せるだけです。リアアーマーは各部がパーツ分割された構造で比較的シンプルですが、スリットダクトは緻密に造形されています。

上半身との接続部は多数パーツ構成で展開可能。上半身を適度に前後させることができます。フロントアーマー基部は左右に展開可能。脚部との干渉が避けられるようになっています。

腰アーマー各面を裏側から。フロントとリアは2重、3重構造で密度感がありますし、裏打ちパーツまで多数パーツで細かく色分けされているのがスゴイですね。

フロントアーマー上部のモールドパーツを展開し、裾のシルバー装甲を下げることでジョイントが露出。HWSが組み付けられそうな仕様になっています。

中央V字装甲やふんどし部分の外装も展開可能。展開することで内部のヒートシンクが露出します。V字裏面はパーツの組み合わせダボが見えるので、簡単にでも塗装したほうが良いかも。

中央の装甲も展開可能。リアアーマーの赤い装甲も展開できますし、裾の装甲も下げられるようになっています。ゴールド成形色パーツが綺羅びやかだったリアアーマーフレームが、外装を組み付けるとチラッと覗くだけになるのはちょっと残念な気もしますね。

リアアーマーを左右に引き出すことでロックが解除され、腰部ふんどし部分をスライドさせることができます。

腰部ふんどし部分をスライドさせることで股間部が前方に展開でき、脚部を広く展開させることができます。ただし展開させると股間部の可動が緩いため、脚部が前後にふらつくようになるので注意です。

ふんどし部分をスライドさせることで、胸部を左右に傾けることもできます。ロック一つで腰部がかなり柔軟に可動するようになっています。

■腕部

腕部。モールドはそこまで多くはないですが、起伏のある装甲が各部に造形。ホワイトとライトグレーの2色が基調でメカニカル感、力強さ、軽快さなど様々な印象を感じさせる造りにになっています。肩部も一部シルバーフレームが露出するなど独自のアレンジが効いています。

内部フレームに多数の外装を被せる仕様で合わせ目はありません。各部のメタリック3Dシールもいい味を出してますね。前腕の白い装甲は左右の組み合わせですが、ダボでしっかりと組み付くため、バラすのがやや難しいです。仮組みでは注意が必要。

肘がロールしますし、肘2箇所、手首が前後に可動するため、腕部を人体ではありえないような動きを表現することができます。

上腕と前腕左右の装甲はメンテナンス状態再現用に展開可能。上腕は内部からチラ見する動力パイプが良い味を出しています。

左前腕にはサーベルホルダーが造形。ホルダー先端部は前方にスライドし、ヒンジ接続の黄色い装甲が展開。内部サーベル柄も展開可能と、サーベル柄を取り出す際の可動ギミックがリアルに再現されています。

サーベルホルダーはスライドロック式で取り外しが可能。右前腕の装甲も取り外せるので、組み替えて右にサーベルホルダーを装備させることもできます。

■ショルダーアーマー

ショルダーアーマー。こちらも内部フレームに多数の外装パーツを被せる仕様です。1/60サイズなのでかなりのボリューム感がありますし、上部や側面に小型のフィンが造形されるなどちょっとしたアレンジが効いていて良いですね。。

上部装甲は展開可能。側面の2基スラスターも手前に引き出せ、少し上下に展開することで細かな表情付けが可能です。また、前後の外側装甲もスライド展開可能。内部フレームが露出します。

前後の装甲はアーム型のジョイントで幅広く展開可能。内側にはメカニカルな裏打ちパーツが造形され、裏打ちパーツさえも多数パーツで細かく色分けされていて造りが秀逸です。

■脚部

脚部。やや細身ながらも丸みのある装甲が造形。ちょっとした力強さも感じさせるデザインになっています。脹脛や膝回りのゴールドがきらびやかで印象的。メカニカル感も強調されていますし、細部ディテールのクォリティをより高いレベルに押し上げていますね。

内部フレームに外装を被せていく仕様なのでもちろん合わせ目はありません。内部フレームを交えつつ各部外装にもいくつかの成形色パーツが連なるため、落ち着いた色味ながらカラフルさも感じさせる造りになっています。外装の隙間が結構空いているのも印象的。

足の付根はロールや上下など柔軟に可動。膝を曲げることで各部装甲がスライド展開し、内部フレームがチラ見えするようになっています。

大腿部後部の装甲はヒンジ型のアーム接続で展開可能。左右の装甲も展開し、内部のエッチングパーツやリード線によるケーブルが露出します。

膝前面の装甲はヒンジ接続で展開可能。脹脛の装甲もアームによる接続で幅広く展開します。内部フレームが露出し、メンテナンス時の状態が再現できるようになっています。

後部スラスターカバー、内部ゴールドのフレームカバー共に展開可能。バーニア基部も上下にスイング可能。表情が変化しますし、金属パーツ、クリアパーツ。ゴールド成形色パーツでかなり見応えがあります。

スネや後部の装甲は幅広く展開可能。展開することでスネ内部のシリンダーシャフトが確認できるようになっています。油圧チェックなどメンテナンス時のシチュエーションも想像できますし、このキットの理念に沿った造りで開発、保守を考えた仕様であることがわかります。

ソール部はボリューム感のある装甲が造形。内部フレームのシルエットがきっちりと反映されていますし、外装がありながらも各部内部フレームが細かく露出しするなどメカニカル感も表現されています。

ソール部は脚甲が展開可能。内部フレームからアームが引き出せ、ヒンジ接続の外装を展開するようになっています。かかとも足首の可動に連動して反らせます。

つま先は2箇所が反らせますし、つま先とかかと中央のクローも展開可能。足裏も情報量が多く造りが良いですね。

■バックパック

■フィン・ファンネル

フィン・ファンネル。パイロットの感応波により、サイコミュを通してコントロールされる無線式の誘導攻撃端末です。1/60サイズということもあってかなり巨大。6枚を連結した状態だとPG UNLEASHED νガンダム本体にも匹敵するくらいの大きさになっています。

フィン・ファンネル単体で。小型ジェネレーターと開放型のメガ粒子加速帯を内装した3つのブロックで構成されています。こちらも他の箇所と同様、多数の内外パーツ、メタリック3Dシールを交えつつメカニカルに造形されています。

とにかく同じ形状のパーツが多数あり、同じ組み立てを何度か続けるため、内職をしているような感覚になります;ですがこちらも内部フレームを交えて造形されているので見応えがありますし、組立時の感動なども味わえるようになっています。

それとパーツの組み合わせが硬めなので、塗装すると厚みが出て更に可動部がキツくなるかも。内外にABS素材が多用されていることもあり、塗装する場合は破損につながりやすくなりそうなので注意が必要です。

先端パネルは表面がホワイトとライトグレー、裏面がダークグレー成形色パーツによる定番の配色。部分的にメタリック3Dシールでワンポイントが加えられています。

パネル先端部分はスライド展開が可能。内部からメカニカルなフレームが露出します。パネル後部はハードポイントのハッチが左右にスライド。ジョイント穴が露出し、ファンネルを単体でディスプレイもしくはνガンダムのバックパックに接続できるようになっています。

裏面もスリットダクトやメタリック3Dシール、パーツ分割による色分けでメカニカルに造形されています。

ギザ状のフィンは展開可能。ビーム収束時の表情が付けられるようになっています。先端をスライドするとモールドからグリーンのメタリック3Dシールが露出するのも粋な演出。

先端パネルの裏面装甲は展開可能。先端部分をスライドさせてロックを解除し、内部からメカニカルなフレームが露出します。

内部フレームはファンネル同士が連結できる構造になっていて3基のジョイントが展開可能。付属のセパレーターパーツを使ってジョイントを引き起こします。ジョイントには番号(赤◯)が振ってありますが、特に説明書に意図の記載はないようでした。(見逃した・・・?)一応順番通りに組み付けています。

反対側も内部ジョイントをスライドさせることで、ファンネル側面の装甲を閉じたりジョイントを露出させたりできるようになっています。連結ギミックも秀逸ですね。

組み位置を変えることで、ファンネルの連結に段差を付けることも可能。

後部の白い装甲も展開することで内部フレームが露出。中央の小型ジェネレーター部分も多数パーツを組み合わせる構造で、細かく色分けされていて造りが良いですね。

ジェネレーター裏もメタリック3Dパーツとシルバーパーツで細かく色分けされています。シルバーパーツは割れているように見えますが色ムラです。気になるなら塗り直すなどしたほうが良いかも。

コの字型にして攻撃形態を再現。フィン・ファンネルは付属のクリアのジョイントパーツを組み付けることで、単体で浮かせてディスプレイさせることができます。各部を展開することで荒々しい雰囲気に。PG UNLEASHED独自のアレンジでワイルドさが出ているのが面白いですね。

そこそこ重量がありますが、一応支柱の細いスタンドでもディスプレイは可能でした。ファンネルだけでもHG一体分の紹介ボリュームがある気がする・・・;

更にフィン・ファンネルのフィンはしっかりと折りたたんで固定できますし、付属のクリアパーツを底面に組み付けることで単体で自立でディスプレイさせることもできます。

フィン・ファンネルをνガンダムの背部に装備する場合は、付属のクリアパーツを支柱のジョイントに組み付けて固定します。そしてファンネル底面に2個のクリアパーツを組み付けてジョイントします。

これによって本体部に負荷をかけることなく装備できるようになっています。

■他キットとの比較

HGUC RX-78-2ガンダム、MG強化型ダブルゼータガンダムVer.Kaと並べて大きさを確認。ダブルゼータはMGの中でも比較的大型のキットですが、PG UNLEASHED νガンダムはファンネルを含むとそれの2.5倍程度の大きさになっています。なかなかエグですね;HGだと・・・5倍?ちなみにディスプレイに必要なスペースは高さ65cm✕横幅35cm✕奥行き23cm程度です。

HGUCνガンダム、MGνガンダムVer.Ka(塗装済み)と並べて。大きさもさることながら、PG UNLEASHEDは組み立てるだけでプロが塗装したかのような仕上がりになっているのが魅力的。大型なぶんモールドにも切れがありますし、エッジが効いていて実物感が強いです。

EG、RGのνガンダムと並べて。PG UNLEASHEDはどれともデザインが違っています。一番造形バランスが良く見えますし、最もνガンダムらしく、それでいて多くのファンに受け入れられ易いデザインになっているのかなと思います。

PG UNLEASHEDのRX-78-2ガンダムとも並べて。RX-78-2の全高は18m、νガンダムの全高は23.0mで設定通りのサイズ差があります。どちらもガンプラ史上最高のクォリティで造形されているので十分に飾り映えしますね。

■武装

ニュー・ハイパー・バズーカ。背部にマウント可能な280mm口径の実弾兵器です。当時の連邦軍MSが使用していた汎用バズーカをνガンダム用に改装し、弾頭の破壊力や射程がアップデートされているとのこと。1/60サイズなので存在感が凄く、砲身、弾倉共に巨大です。

多数パーツの組み合わせで各部とも合わせ目はありません。組み合わせがやや硬いので、分解する場合は破損に注意です。

砲口は内部まで筒型パーツで色分けされているという徹底ぶり。こういった細かな部分も見栄えが良くなるように配慮がされています。筒型パーツは一旦差し込むと外しにくいので注意。砲口下部のナロウセンサーもシルバーとクリアグリーンのパーツで緻密に造形されています。グリップは前後にスイング可能。トリガーボタンまでパーツできっちりと色分けされています。

グリップは左右にもロール可能。上部センサーも左右に可動し、PG UNLEASHEDのオリジナルギミックが再現されています。センサーもナロウセンサーと同構造でメカニカル。欲を言えば、有線仕様の演出があるともっと良かったかもですね。

後部弾倉は取り外しが可能。弾頭も一つ一つが2個パーツ構成で丁寧に造形されていますし、後部に3.0mm穴があるので単体でディスプレイさせることも可能です。

砲身も伸縮可能。内部からメカニカルなフレームが露出します。武器一つをとってもギミックの宝庫ですね。

HGUC νガンダムのニュー・ハイパー・バズーカと並べて。

バズーカは付属のサポートアームを介して背部にマウントします。

サポートアームは各部が幅広く展開可能。

ロールもするので様々な形状が再現できますし、更に先端部もハッチが展開可能でアームが延長。展開したアーム部分も多数パーツ構成でフレキシブルに可動します。出来ない動きがないくらい柔軟に動きます。

ビーム・ライフル。νガンダム専用に開発されたビーム・ライフルです。Eパック方式は採用されておらず、内蔵E-CAP仕様の本体供給方式となっているとのこと。内部フレームとの兼ね合いで各部モールドが緻密に色分けされています。銃身下部のゴールドも良いアクセントになっていますね。

内部フレームに外装を細かく被せていく仕様で各部の合わせ目はモールド化。

銃身の先端部分は前後にスライド可能。上部のグレネード・ランチャーも上方に展開でき、ランチャー射出状態を再現することができます。RGでも再現されなかったギミックで、これを見るだけでもこのキットを買った甲斐がありますね。

銃身下部の弾倉は取り外しが可能。内部ディテールもきっちりと再現されています。後部ジョイント(HWS用?)はロール可能。

センサーは上部2箇所に造形。前側はシルバーパーツにクリアグリーンパーツを被せての再現。後ろの白センサーは内部にシルバーのメタリック3Dシールを貼り、その上からモールド入りのクリアグリーンパーツを被せての再現です。クリアグリーンパーツは一旦組み付けると外しにくいので仮組みでは注意が必要。

HGUC νガンダム、MG νガンダムVer.Kaのビーム・ライフルと並べて。基本的には似ていますが、どれよりも造形が細かくアレンジが強めです。

側面のリブは展開可能。

リアアーマーの装甲を展開し、ハードポイントをロールさせることでビーム・ライフルを背部にマウントすることができます。固定強度はあまり高くなくふらつきやすいのと、台座に設置していると支柱が干渉するので取り付けられません。あくまで演出の一つって感じですね。

シールド。主に左腕部に装着する実体盾です。とにかく巨大で重量感が凄く、ディテールも細かい圧巻の造り。これまでのνのシールドと比べても独自のアレンジが効いていて印象的です。

裏面はそのままでも十分なくらいの色分けが再現されていますが、中心部は先端(下部)のビームキャノン砲身から上部のジェネレーターパイプまで別パーツ化されているので、各部を塗り分けたりすると更に映えそうです。

上部にはエッチングシールによるダクトモールドが造形。金属質のパーツなので光の反射でキラッと光ります。

裏面の赤いミサイルは個別に造形されていて取り外しが可能。後部に3.0mm穴があるので単体でディスプレイさせることができます。なのでシールドからのミサイル射出シーンもリアルに再現可能。あらゆる面で親切心が旺盛です(笑)ミサイルは先端が別パーツ化されているので塗り分けても良いですね。

上部の左右装甲、中央装甲はそれぞれ展開可能。

下部のカバーパーツも外せ、各部から丸角型のジョイント穴が露出します。これもおそらくHWS用のものかと。匂わせが多いのでワクワクが止まらないですね。

HGUC、HGUC νガンダム、MG νガンダムVer.Kaのシールドと並べて比較。

各武装をHGUC RX-78-2ガンダムと並べて。・・・デカすぎて言葉が出ません・・・;

■専用台座

専用台座。底板、支柱など大部分はPGユニコーンガンダムからの流用ですが、νガンダム用に支柱最上部のジョイントと台座表面のカバーパーツが新造されています。

台座中央にはLEDユニット用の制御ユニット(別売り)を内蔵することでLEDユニット(別売り)を発光させることができます。ユニット内部は電池ボックスになっています。LEDユニットを発光させるには別途単三電池4本が必要です。

支柱はユニコーンのアンテナっぽい造りでちょっと気になりますが、武器スタンドがカバーパーツで蓋されているのは良いかなと。できれば新造してほしかったですが・・・;支柱の中段にはフィン・ファンネルサポート用のクリアパーツが新造されています。

■ハンドパーツ各種

武器持ち手と平手(握り手も同様)は外装の間にシルバー成形色の内部パーツを挟む仕様。なので部分的にシルバーが露出したメカニカルなハンドパーツになっています。

可動手はアドバンスド・MS・ジョイントでの再現。指の各関節が可動し、自由に表情が変えられます。指にも程よい太さがあり、ポロリなどもしない仕様で関節に強度がありますが、もしかすると経年で関節強度が弱く可能性も。

指先はハッチが展開可能。内部のダミーバルーン射出口が露出します。射出口も円筒状で造りが良いです。

■ポージング

一通り武装して。

ビーム・ライフル、ニュー・ハイパー・バズーカ共にグリップのギアをロールさせることでダボ穴が露出。ハンドパーツのダボと組み合わせて保持します。

しっかりと固定されるため、重量に負けずしっかりと保持できます。グリップ穴を反転させれば左手でも保持が可能。腕の関節強度が高いので、ビーム・ライフル程度では全く腕は垂れません。

シールドは前腕サーベルホルダーのハードポイントをロールさせ、付属のジョイントパーツをはめ込んで下にスライド固定し、ロックします。

こちらもかなりガッチリと組み付いて外れません。特に腕が重量に負けることもなかったです。肘のロールと手首の強度が他に比べると少し弱いので、もしかすると経年で垂れる可能性はあるかも。

HGやMG以上に自然なポーズが取らせられるのでポーズがとにかく格好良く決まります。気になるのは支柱の角度変更ができないため、少しポーズが制限されるかなというくらい。

ただ、股間部だけはロックが浅めなので、グリグリ股を弄っているとパキッとロックが外れることがありました。破損したかとドキッとするので、股間部だけは破損しないよう、慎重に動かしたほうが良いかと。

一部のホワイト成形色パーツには蛍光素材が使用されているため、ブラックライトで照らすと美しく発光します。

ニュー・ハイパー・バズーカを装備して。ニュー・ハイパー・バズーカは背部のサポートアームを展開してバズーカを前方に回し、グリップを武器持ち手で握らせて保持させます。アームなしでも一応保持できますが、ポーズによっては手首が垂れたりするのでアームで支えたほうがポーズが取らせやすいです。

肩に担ぐポーズも問題なく再現可能。バックパックのサーベルホルダーも避けられますし、アームが柔軟に可動するのでサクッと構えさせることができました。

脇に構えるポーズも問題なく可能。ハンドパーツを手首から外し、バズーカを背部からグルっと脇に回すだけでポーズを変えることができます。ポロリもほぼないですし、バズーカの上部やフォアグリップが可動するので、腕の動きに追従して動きが変わっていくのは感動です。

このデカさでこうまでポージングが自在にできるのはとにかくスゴいの一言。まさに恐れ入ったという感じで、取らせるポーズ全てが格好良く決まります。これは各部の緻密なディテールのおかげでもありますし、まさに各部可動域と強度を確保した構造の賜物ですね。

適当に何枚かどうぞ。

以上、今回はここまでです。これだけの重量で多数のパーツを交えて構成されているにもかかわらず、ポージングではHGやMG以上の動きが表現できるのはとにかくスゴイですね。構造がしっかりとしているため、ポーズを変える場合も各部をサクサクっと変更できますし、可動箇所が多いので躍動感あるポーズも問題なく再現できます。内部フレームまで緻密に造形されているため、そのぶんポーズが映えますし飾るだけでも圧巻。ここまで完璧なガンプラは見たことがありません。

気になる点をあえて上げるなら、股間部のロックがやや軽いので、股間部をグリグリ弄っていると破損する可能性はありそうです。それと重量のあるキットなので、ポージング時などに落下や転倒で即破損につながる可能性があるので注意。

支柱がしっかりと組み付いているため、台座でディスプレイさせれば取り扱いはラク。武装類も大型ながらしっかりとポーズが付けられますし、欠点を見つけるのが難しいです。組み立てには時間がかかりますが、構造がスゴイので時間を忘れて組み立てられますし、多彩なマテリアル素材で組み立てるのも楽しいです。究極のガンプラとして、ファンであれば入手必須。自信を持っておすすめできるガンプラですね。

フィン・ファンネルディスプレイやフルハッチオープン、LED発光などは本編その2でレビューします。

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執筆者:nori
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