今回は、MG 1/100 パワード・ジムのパッケージ、ランナーのレビューをご紹介します!箱絵とランナー各種、説明書、カラーガイド等のレビューも合わせてご紹介していきます。では箱絵からどうぞ。
パケ絵は飛行しつつ90mmマシンガンで射撃するパワード・ジムが掲載。手前には数発の弾光、背景には巨大な廃墟が掲載されるなど、戦闘時のワンシーンを描いたものになります。おそらく劇中冒頭の模擬戦にて、ザクF2型3機と対峙するシーンを描いたものかと。あのシーンがパワード・ジムの晴れ舞台。縦横無尽に駆け抜ける姿が印象的でした。
パッケージサイズは一般的なHGよりも縦横が1cm程度大きく、高さは2倍程度。パワード・ジム自体はそこまで複雑なパーツ構成ではないですが、武装類が豊富に付属しているのと、ハイパー・バズーカ用にMGガンダムMk-ⅡVer.2.0の余剰パーツが大量に付属しているのでこの大きさになっているようです。
開封。
全部で6袋分のランナーです。
説明書はフルカラー仕様。ですがまさかの屏風タイプとなっています。屏風タイプはHGのガンプラでは定番ですが、個人的にMGの屏風タイプは初めて見たかも。ですがそれだけ組み立て工程が少ないので屏風タイプで十分ということかと。表紙はMGのフォーマットデザインで、パケ絵イラストがカラーで描かれたものになります。
一通り説明書をどうぞ。
以上、説明書でした。脚部は内部フレームが造形されていますが、それ以外の部分は外装のみで構成されているので組み立てはラク。武装類も本体部分は簡単な左右の組み合わせだったりと、全体的にHGの上位版のような構造になっています。
MGなのでもう少し凝った作りでも・・・とは思いますが、2002年6月に発売されたMGジム改がベースなので致し方ないかと。その分軽量なので取り扱いはし易いですし、武装類も豊富に付属しています。
カラーガイド。ホワイトとオレンジが印象的な機体ですが、チープな感じにならないよう、調色には細かな調整が加えられています。製作に関しては、部分的に合わせ目ができるのと、マスキング塗装が必要な箇所があるのでその辺りを上手く処理しつつ仕上げたいですね。劇中では地上戦がメインだったので、汚しを加えるのもあり。
では各ランナーを簡単に見ていきます。多くはMGジム改、MGガンダムMk-ⅡVer.2.0からの流用になります。
↑Aランナー。オレンジ、イエロー、レッド、クリアーのイロプラランナーで、頭部や胴体部、ソール部、シールドパーツなど。MGジム改からの流用ランナーです。
↑Bランナー。グレー成型色で、腕部や脚部などの内部・関節パーツ。MGジム改※からの流用ですが、ABSからPS(KPS?)に変更されているようです。※大元はMG RX-78-2 ガンダムVerKa。
↑Bランナー。ブルーグレー成型色で、ハイパー・バズーカパーツ。MGガンダムMk-ⅡVer.2.0からの流用ランナーです。左側の砲身パーツを使用するだけで後は余剰になります;
↑Cランナー。ホワイト成型色で、頭部やシールドパーツなど。MGジム改からの流用ですが、下部のジム改用腰部外装パーツが省かれています。
↑Dランナー。グレー成型色で、胴体内部パーツやGMライフル/90mmマシンガン用のジョイントパーツなど。MGジム改からの流用ランナーです。
↑Dランナー。ブルーグレー成型色で、ハイパー・バズーカのマガジンパーツ。MGガンダムMk-ⅡVer.2.0からの流用ですが、こちらも中央のマガジンパーツを使用するだけで後はすべて余剰になります;
↑Eランナー。ブルーグレー成型色で、GMライフルや90mmマシンガン、ビーム・スプレーガンパーツなど。MGジム改からの流用ランナーです。
↑Eランナー。ブルーグレー成型色で、ハイパー・バズーカパーツ。MGガンダムMk-ⅡVer.2.0からの流用ですが、こちらも左上下のハイパー・バズーカパーツを使用するだけで後は余剰になります。どんだけ・・・・;
↑F、Gランナー。ともにホワイト成型色で、Fは肩部やアンクルアーマーパーツ。Gはホワイト成型色で、腕部や脚部外装パーツ。ともにMGジム改からの流用ランナーになります。
↑H1ランナー。オレンジ、ホワイト、イエロー、グレーのイロプラランナーで、胴体部や脚部外装パーツ、バックパックの内外パーツなど。MGパワード・ジム用の新規ランナーになります。
↑H2ランナー、ポリキャップ(PC-126)。H2はH1の一部と同じです。
↑SB1(クリアピンクのビームサーベル刃)、ワニスチューブ、ビス、水転写デカール、ホイルシールです。
以上です。とにかく余剰パーツがガッポガッポでかなりオトクな気分になれるガンプラですが、価格的にもそんなに高額なわけでもないので良いですね。余剰パーツは改修やカスタマイズにも使えそうですし、うまくやればMk-Ⅱのビーム・ライフルも組めたり・・・。
このようなプレバン限定ガンプラはかなり貴重な存在になりつつありますし、宇宙世紀シリーズの新作ガンプラキット化も難しい時代ですが、また思い入れのある機体がキット化につながると嬉しいですね。・・・・ってことでそろそろザメルを・・・・。
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2 件のコメントがあります。
774
on 2023年9月1日 at 02:17 -
良くも悪くもプレバンらしいキットですね。Mk-IIの余剰パーツが多すぎる
バズーカだけ新規で作って一般枠でも良かったのではと思います
nori
on 2023年9月1日 at 12:07 -
コメントありがとうございます!
バズーカ新規の一般発売、賛成です;
余剰パーツ多すぎ;ただし改修などのパーツ取りには良いですね!